こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先生は教壇に立つ仕事ですので、人の前で話すことが多いです。
相手が高校生とはいえ、やはり緊張するときもあります。
教育実習の時(当時大学生)も、かなり緊張したものでした。
実は僕は、人前に立ってプレゼンをすることがイヤでイヤで仕方ありませんでした。
プレゼンをする時は、
- 話し方
- 声のトーン
- キャラクター
など、ガリ勉の僕にとっては「勉強してきたことがそのまま出ない」良い例となっているからです笑。
それでも、経験を重ねるごとに慣れてきました。
それは、先生として教壇に立ち続けているからではありません。
今日は僕なりの、
- 大切にしている点
- プレゼンで得られたこと
などをお伝えしていきます。
プレゼンは恥ずかしくてイヤなこと?
僕はプレゼンがとても苦手でした。
今は得意なのかと言われますと、まだまだそんなことはありませんが。
しかし、だいぶ進め方のノウハウはわかってきたと思います。
パワポの作成には人一倍時間をかけて、「わかりやすさ」を重視しているつもりですが、やはりデリバリーの部分(=伝え方)にはかなり苦手意識がありました。
「全ての学校でやっていない」とは言えませんが、日本の教育ではあまり「プレゼンの授業」がありません。
大学の授業などでたまに見かけるものの、場数があるかと言われればそこまでないように思えます。
つまりそもそも、日本ではプレゼンをする機会自体が少ないといえます。
と思って取り組んだのはいいのですが、いざやろうと思ってトライするも、失敗に次ぐ失敗を重ねる自分…。
と泣きわめき、どうもプレゼンのことが好きになれませんでした。
それでも、最近プレゼンや授業が多くなってきて、だいぶうまくいくようになりました。
むしろ楽しいくらいです笑。
そこで思ったことは、「人に伝えること/伝わること」はとても嬉しいということでした。
確かに人前に立つことは緊張もしますし、失敗すれば大恥をかくと思いがちです。
でも実際、見てる側からすれば、
- 時間をかけて準備をして
- 一所懸命伝えようとしている姿
は、何にも代え難い、尊い姿であります。
どうしても日本だと、環境が整っていない分、難しいことなのかもしれません。
しかし自分の想いが伝わった時は、本当に感動します。
今の僕からはみなさんに、
とお伝えすることができるくらい、とても大切なものだと思っています。
プレゼンはめちゃめちゃ準備する
ペーパーの勉強ばかりしていた僕からしますと、プレゼンは本当に未知の世界です。
何が正解なのかもわかっていませんでしたし、どうしてもうまくいかない…
しかし最近「正解」を見つけてしまいました。
それは「準備しまくること」でした。
当然のことですね笑。
人前でプレゼンや授業をすることが増えたときに、最初はネガティブに考えていました。
それは、
という焦りの気持ちからきたものでした。
しかしこの「後ろ向きな気持ち」が、皮肉にも僕の「プレゼン慣れ」へのスタートとなりました。
プレゼンがあるたびに、
- 資料を作り、
- 原稿を作り、
- 練習をした。
というシンプルな準備を、ちゃんとこなすようにしました。
オンラインでのプレゼンもあったので、パソコンの操作の仕方も覚えました。
また、英検1級の二次試験(インタビュー形式)を受験した時も、毎晩のように「2分」計って、スピーチの練習をしていました。
- 原稿を作って、
- 時間を計って、
- 実際に練習する。
とても当たり前のことなのですが、やっているうちに、
と思うようになりました。
「プレゼンは即興能力だ」と思っていた自分が、間違っていたことに気づいたのです。
すると、最初は後ろ向きだった気持ちが徐々に変わり、楽しみとまではいかなくても、
と思えるようになりました。
そして「人に伝えること」は、やはり楽しいことだと気がつきました。
先生を始めた当初よりも、生き生きと授業ができるようにもなりました。
準備時間がかなり必要ですが、しっかりと準備して練習すれば、結局良いものとなるのは間違いありません。
人事を尽くして天命を待つ。
勉強と違ってなかなか「これといった答え」となるものはないですが、根本的なところは一緒だと思っています。
プレゼンをすることで得られたこと
簡単に言える「プレゼンのメリット」は、プレゼンをしたことで「度胸」がついたことだと言えます笑。
とはいえ、僕はダンスも授業もしますので、人前で何かパフォーマンスをすること自体、それほど特別なことではありません。
だからもっと深い部分で感じていることは、
- 人に伝えることの楽しさ
- 人に伝えるときに気をつけること
などでしょうか。
授業もそうですが、
「人にわかりやすく伝える」
ということは、様々なことに気を配らなければならないということです。
- パワポの文字は大きいか
- パワポの色は見づらくないか
- 話すスピードや進め方は適切か
といった点から、
- 目線
- 表情
- ユーモア
- 間の取り方
- ジェスチャー
などまで、多岐にわたって考えなければなりません。
と思われるかもしれませんが、ええ、まさにその通りです笑。
ただ、それによって「聞き手のことを考えるようになった」ことは、とても大きな収穫でした。
ブログも授業もダンスも、実は「自己満足」で終わってしまっていては、
- 見たいとも
- 読みたいとも
- 聞きたいとも
思われないものです。
いつでも読者や視聴者、生徒の目線に立ってあげることが大切なのですね。
おかげさまで、プレゼンの準備をすることが多くなる中で、以前よりも相手のことを思う力が身についてきました。
というツッコミはなしにしておきましょう笑。
相手に何かを伝えるということは、
- ITスキル
- 熱い想い
- 話のテクニック
も大切になってくることは間違っていません。
しかし、
と、相手に心地よく思ってもらうことが一番大切です。
相手に時間も取ってもらっているわけですからね。
ただ難しく考える必要はなくて、プレゼンをやっていく中で技術やスキルも身につけてゆけばよいのかなと思っています。
とにかく準備をしている間は、
という気持ちでいっぱいになりますね。
僕としては、この気持ちがあるだけで素晴らしいと思います。
そう感じられれば、プレゼンも楽しいものとなってゆくことでしょう。
おわりに
と考えた時に、
- 小手先の技術
- プレゼンの流れ
を細かく意識してしまうことがあります。
でも実際は、
「相手のことを思いやりながら準備し、そこに時間をかけること」
が大切です。
それに付随して、自然と「見やすさ」や「情熱」も加わっていくのだと思います。
プレゼンの相手も、高校生から大人まで様々です。
プレゼンをしている場所や相手をイメージして、準備していきましょう。
それではまた!
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