こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
旅を始める前あたりから断捨離をしていた僕ですが、旅を始めてみれば「ほとんどモノが要らないこと」がよりわかるようになりました。
旅の途中では、どんなに注意をしていても、
- モノを忘れたり
- モノを失くしたり
してしまいます。
最初の方こそ、
と焦り散らかしていたものですが、今となっては、
と思っています笑。
今日は「モノへの執着」に関して書いていきます。
ものを持たない最低限の生活
モノに関しての記事は、これまでもいくつか書いてきました。
実は以前から、僕はそもそも「モノを持ちたい」という気持ちが弱いほうでした。
強いて言うなら「本」が家にたくさんありましたが、だんだんと引っ越すようになってから、
と思うようになりました。
それからは、
- ブックオフで購入
- ブックオフで売る
を繰り返し笑、ブックオフを「図書館代わり」に使っていました。
大切なのは「本を持っておくこと」ではないと思ったからです。
他で言えば、相対的に多かったのは「服」くらいで、家電製品も最低限のものは持っていました。
いよいよ旅を始めてみれば、
- バックパック
- ガジェット類のリュック
の2つだけ。
と、我ながら驚いています笑。
特にヨーロッパなどの主要都市に行けば、「どこでもなんでも手に入る」ということもわかりましたので、
とも思いました。
最低限のものだけを持ち出して、始めた旅。
するとだんだんと、
と思えるようになってきます。
今こうして、生活できてしまっているのですからね。
ただ、
- 仕事道具が必要な人
- 自宅を持たれている人
など状況は人それぞれですので、「減らした者勝ち」ではありません。
あまりにも多い場合、あるいは何も考えずに収集している場合は要注意ですが。
それだけお金も支払っていますし、スペースもムダにしていますから。
必要なものをピックアップして、生活をしていくこと。
これによって身軽になって、どこへでも行けるようになるのです。
固執しなくなるとストレスがなくなる
モノに執着がありますと、どうしてもストレスが生まれてきます。
僕はこの旅の中で、
- 衣類
- タオル
- 歯ブラシ
- 折りたたみ傘
と、細かなものを置いてきてしまいました笑。
その都度、
と思い返し、
と、ガックリと肩を落としていました。
これが「ストレス」ですね。
しかし、それもほんの一瞬程度。
良くも悪くも、それらは「モノ」でしかないからです。
と思えば、大した損失ではありません。
それを大事に大事にしすぎて「手放したくない」と考えてしまいますと、どうしてもモノに「固執」するようになってしまいます。
貴重品やパソコンなどは高価なモノですから(仕事道具でもありますし)、ある程度の線引きはしていますが、最終的にはどうとでもなってしまうのが現代です笑。
何かを失った時に、ものすごい後悔してしまうということは、それだけその「モノ」に固執していたということ。
- その数を減らしたり
- そもそもモノに固執しなくなったり
すれば、失うことに対するストレスは一気に減ります。
細かいことを言えば、スキルやお金も必要なのですが、もっと大雑把に人生を見てみれば、実際に必要とされる「モノ」はそこまで多くありません。
ムダに多く持っていれば、それだけ失った時にストレスを伴います。
今の僕の旅も、基本的には1週間分の衣類とガジェット類のみです。
もし何かあれば、「細かいモノ」なら買い換えれば済む話です。
モノはあまり持たずに、ひょいひょいと移動していくのはとても気持ちがいいものです。
みなさんも身の回りのものを捨てて、ストレスをなくしてみてはいかがでしょうか。
一方でモノは大切に使う
僕は「貧乏性」でもありますので笑、どんなに安いものであろうと、一度自分の所有物になった場合は、それらをものすごく大切に使うようにしています。
それゆえに、失くした時はショックと言いますか笑、
と思ってしまうのです笑。(なんだそれ)
考え方が矛盾しているようで難しいかと思いますが、
- モノには固執せず
- 一方で持ったものは大切に扱う
といった按配でしょうか。
「お気に入りの服」なんていうのもたくさんありましたが、引っ越しを繰り返していくたびに生徒たちにあげていましたので、だんだんと執着することがなくなってきました。
今の旅を始める直前にも、思いっきり多くの「もの」を捨てたり売ったりしましたが、今思い出せるものはあまりなく(写真を見返せば思い出す程度)、
と思う程度です。
それは「自分が大切に使い切った」と思っているからだと思っています。
ある程度は割り切りつつも、自分が今持っているモノには責任を持っておくこと。
このバランスを取ることが大切だと思っています。
逆に、
という考え方は行き過ぎると危なくて、「大量消費」を促してしまいます。
あれもこれも買って、使えなくなる前にさっさと換えてしまう。
これは健全ではありませんし、お財布にも環境にも優しくありません。
北欧では、
「高いものを買ってそれらを長く使う」
という習慣があるそうです。
僕の場合は、値段はどうであれ「長く大切に使う」ですね笑。
それが「安いモノであっても」です。
この考え方は僕自身とても好きであり、「サステナブルな社会」への一歩だと思っています。
旅の中では移動が多いので、どうしても日本に定住していた頃と比べて、モノを失くすタイミングが絶対的に増えてきてしまいます。
でもそれは仕方のないこと。
その事実を割り切りつつも、自分が買ったモノには責任を持って大切に使い切ってゆくこと。
ストレスを絶妙にコントロールしながらも、少ない所有物を大切にしていく姿勢を持っていたいですね。
おわりに
モノはあくまでモノ。
それが失くなったって、生活することはできます。
一方で、やみくもにモノを買って捨ててを繰り返せばいいというわけではありません。
1つ1つのモノを大切にするからこそ、モノを多く持たなくていいわけですからね。
ちょっとした「矛盾」のようにも聞こえますが、僕はそんな按配で旅を続けています。
みなさんも今一度、「モノ」への執着をなくしてみてはいかがでしょうか。
それではまた!
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