誰かに与えるためには稼がなければならない【自分のできることを探す】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

今、世界を周遊している僕ですが、

やはりお金のことは気になるな…

と思い、経済的な面についても記事を書いてきました。

このブログでは、旅の最中の僕の気持ちを、赤裸々に綴っています。

さて、それからというもの動き続けた僕。

ようやくオンラインでウェブライティングをしてみたり、英会話講師となったりとすることができて、

これで少しでも稼げればいいかな

と思えるようになりました。

今日は「誰かのために与えること」について書いていきます。

誰かに与えたいと思うことは、全ての力の原動力になる。動き続けることで、与えるためのお金を得ることができるのだ。

もらってばかりの旅から感じたこと

オーストラリア、カナダ、アメリカでは多くの人のお家にお世話になり、東南アジアやインド、ヨーロッパでも友人や先輩・後輩と会うなど、この旅では多くを受け取ってきた僕でした。

日本人なら「あるある」だと思うのですが、もらってばかりですとどうしても、

なんだか申し訳ないな…

と思うものです。

「夢をかなえるゾウ」では、今自分に与えることができないのであれば、その気持ちを「感謝で満たす」と書かれていました。

そしてもちろん、

  • 泊めてもらったり
  • 何かを奢ってもらったり

するということは、僕自身も「知らずのうちに何かを与えている」ということを意味しているのだとも言われました。

とはいえ、感謝だけでは足りないこの感覚…

何かできないだろうか?

去年(2022年)からも、常に、

誰かのために何かできないか

と考えていた僕。

それがいろんな形で実って、旅立つことができた4月。

今はもらってばかりになってしまっていて、もし以前の僕であれば、

なんかもらってばかりでイヤな感じ💦

と思っていたことでしょう。

返さなければいけない」という気持ちが強かったからです。

これが面白いことに、こちらからも与えたくなくなるんですよね。

なんとも悪い循環をしていた当時の僕。

でも今は、去年の僕の行動が生きていて、「何かできること」を最大限(また違った方法で)探せるようになりました。

「返さなきゃ」という気持ちよりも、もっと純粋に心の奥底から出てくる「何かできないか」という気持ちだったのです。

もらうことで気持ちが溢れてくるんですよね。

それが「ありがとう」では足りなくなってくるのです。

もらってばかりになると、自分に何かできないかと思うようになる。溢れた気持ちを、何かに変えて返したいと思うようになるのだ。

与えるためにできることって何?

僕はこの旅で、バリ島の兄貴に会いにいきました。

僕は兄貴から、

お前は稼ぎたいか?

と聞かれた時に、

いや、そこまでは…

と答えました。

すると、

稼ごうとしないやつは、結局誰かに迷惑をかけることになる

と、厳しい意見をいただきました。

この旅では、実は「稼ぐこと」が僕の「裏テーマ」となり始めていました。

ただ、旅のしんどさから、なかなか始められない行動…

しかも兄貴の言ったことがよく理解できず、

迷惑をかけるって…そこまでのことなのかな?

とも思っていました。

ただ先述した通り、段々と「何かをしたい」と思うようになってきたことで、

なるほど。迷惑をかけるって、そういう悪い意味じゃなかったんだ

と思うようになりました。

自分に余裕がある場合はいいですが、旅をしていると余裕がなくなるどころか、人にお世話になりっぱなしです。

すると自然と「稼いで何かを返したい」と思うようになったのです。

先日、ふらっとスーパーに行って安いクッキーを買ってきて、

みんなで食べて

と兄家族に言えたことが、なんとも嬉しかったことを覚えています。(もちろん相手はそんなことを望んではいませんが)

現在はアメリカに長く身を置くことで、いろいろな準備をすることができ、「お金を稼ぐこと」が実現し始めました。

  1. 感謝では足りなくなるから
  2. 自分の力で稼いで何かを返したくなる

という流れが、バリの兄貴が伝えてくれたことだったのだと、今になってようやくわかりました。

「迷惑をかける」とは言葉の綾(あや)なのかもしれませんが、的を射ているなと思いました。

「迷惑をかけたくないから稼ぐ」のではなくて、「何かを返したいから稼ぐ」。

言い方の問題ですから、前者がキツく聞こえてしまう一方で、後者はキレイごとのようにも聞こえます。

なるほど。稼ぐことで返すことができるんだ

先日買ったクッキー。

それはとても安いものでしたが、

  • 僕の心も
  • 住まわせてくれている兄家族の心も

ほんのりと温かくしてくれたことは、間違いありませんでした。

何かを返したいと思う気持ちから、稼ごうと思うようになった。結果的に迷惑をかけないように、僕は稼いで返そうと思ったのだ。

決してお金だけではないけれど

では、

お世話になった人たちにお金をバラ撒けばいいのか?

と言いますと、それはまた違います。

兄家族の家に来て、

  • ご飯を作ってみたり
  • 旅の話をしてみたり
  • 姪っ子としゃべってみたり

と、自分にできることは、実は「お金ではないところ」にもあると、僕自身も理解していたつもりでした。

ただ大切なことは、お金によって与えること(返すこと)ができるものもあるということ。

ここ数年の僕は、

「自分のために使うお金 < 人のため(人に会いに行くため)に使うお金

という状態でした笑。

それはひとえに、自分に財力があって余裕のある生活が送れていたからです。

つまり、

  1. お金
  2. お金ではないもの

の両方から、GIVEというアプローチをすることができていたのです。

どちらが大事かと比べるものでもないですが、一方で「どちらも大事である」とも言えます。

ここ数年の僕は、このどちらもうまくバランスが取れていたのだと思います。

それは「公務員」という安定した仕事についていたからこそ、できたことでもありました。

実際に収入が0になる」とは、社会人を始めて9年経ってから、初めてする経験でした。

すると当然のことながら、今まで保っていた「バランス」は崩れてくることとなります。

できる限りお金を使わないように…

という気持ちになってしまいますからね。

すると「気持ち」だけでは、もらったものを返せなくなってくるのです。

しかしそれは仕方のないこと。

人には「もらうだけになってしまう時」が必ずあるからです。

みなさんも僕も、小さい頃は親に養ってもらっていたものですからね。

だからこそ、お金もそうでないものも、どちらも大切なものなのです。

経済的な余裕の上に、去年の僕がいました。

それなら今年も浪費する旅にするだけでなくて、ちょっと「+α」をしてみようじゃないか

少しずつですが、自分の現状を客観的に見ることができるようになった僕。

今はできることが少ないのですが、返していきたいという気持ちを胸に、旅を続けていきたいと思っています。

何かを与えたいと思えるのは、自分にGIVEできる余裕があるからこそでもある。そのための土台を、自分なりに模索して考えていこう。

おわりに

何かを返したい

この気持ちは、ここ数年の僕の気持ちと変わっていません。

でもそれに伴う「行動」は、この旅で少し変わってきました。

それは「働き方」を大きく変えたからです。

今は自分でどんどん行動していかなければならない状態ですからね。

もっともっと、頑張っていこうと思います。

それではまた!

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