こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
生徒さんたちと話していますと、
と言われることがあります。
英語が入り口でありながらも、
- ダンス
- サウナ
- 美術館
- コーヒー
- 言語学習
- 世界一周
- YouTube
- ランニング
などなど、どれも自分の好きなものでしかありませんが笑、

とは感じています。
しかし、こうしてやりたいことで固めておきますと、人生はどんどん豊かになっていきます。
今日はそんな「リソースの持ち方」について書いていきます。
誰もが好きなものを持っている
みなさんは、僕が特殊な存在だと思うでしょうか。
僕は自他ともに認める「超絶普通の人」です笑。
「プロの一般人」と言ってもいいでしょう。
僕と同じようにみなさんにも「好き/得意」はあるはずです。
中高生の時は中途半端にやっていましたが、僕はとにかく「アクロバット」が好きでした。

と。
それから器械体操を始め、ブレイクダンスと出会い、時にはトリッキング(=空中でひねりまくる競技)も練習していました。
要は、「好き」には敵わないのです。
僕はプロになることはありませんでしたが、夕方の4時から朝の4時までダンスを練習していたくらい、

と思ってやっていましたね。
今の言語学習もそうでして、「ド初心者」であっても続けているのは、それだけ各言語で話すことが好きだからでもあります。
みなさんには「好き」や「得意」はありますか。
たぶんみなさんの答えは、
という回答が多いでしょう。
しかし現代では、明らかに無数のニーズがあります。
自分が大したことないと思っていることでも、欲している人はごまんといますし、SNSを始めとしたオンラインのサービスで繋がることもできます。
YouTubeで料理を撮ったって、何かを修理する過程を撮ったってバズる時代なのですから、それだけいろんな場所で需要があるのです。
だったら、自分の「好き」を貫いてみること。
僕はダンスも一つの「好き」ですが、英語や教育は自分のライス(ライフ)ワークにもなっています。
好きが生んだ結果ですね。
「大したことない」だなんて思ったこともありません。
自信を持ったり誇りを持ったりするには、ある程度の時間経過が必要ではありますが、みなさんの「好き」や「得意」は、いずれ大きな武器になるのです。
いかに好きなことを広げるか
ダンスや勉強といった「好き」は、僕のアイデンティティになりました。

とすら思っています笑。
「冒頭に書いたものたち」も、最低限数年は続けています。
短い一度きりの人生ですから、自分が幸福に感じるものに関しては、積極的に続けていくべきだと思っています。
と思う人もいるかも知れません。
あえて悪い例を出すのであれは、例えばお金のある人が「旅行」を趣味としたとしましょう。
- 単純に旅行会社へのお金になる
- YouTubeに旅費や旅程をあげる
- 世界に出てきた経験を友人に語る
少なくともこれらだけでも、周りの人に何かしらの影響を与えることになります。
だから「趣味」や「好き」は最強なのです。
そういう人もいるかも知れません。
しかし、僕が「教えること」が死ぬほど好きなように、旅行会社で働く人たちがおもてなしや旅行の案を提案したりすることで、感謝されることが嬉しいと感じているのであれば、「趣味として旅行してくれる人」がいれば、それはこの上ない喜びなのではないのでしょうか。
「仕事」をしてくれる方に対して、決めつけてしまうのはよろしくありません。
僕も先生業はとても好きでしたし、
と言われれば、戻ることもできるくらいです。
だから「趣味」や「好き」であっても、広げていいのです。
間接的にも人のためになりますし、「好きなもの同士」で集まれば素晴らしい空間となります。
だから「好き」は広げていい。
これが僕の経験してきたことですね。
フックを作っておく
僕が自分のリソースを、
- 広げ
- 深める
のは、そこにある「フック(=きっかけ)」を信じているからです。
僕は2022年に日本各地のいろんな場所を巡りましたが、その経験があったおかげで、最近日本を回っていた生徒とめちゃくちゃ話すことができました笑。
と笑。
それくらい、自分の好きなことや興味の「域(いき)」を広めておくことで、いろんな人との出会いや繋がりが生まれたということです。
野放図に、なんでもかんでも手を出せばいいというわけではありません。
あくまで自分が続けられるものや、興味のあるものに焦点を当てることが大事です。
大事なことは、若い頃にこの「フック」をたくさん築いておくことですね。
大きくなってからできることもありますが(僕の場合は歴史や政治、言語など)、

と言っても過言ではありません。
若い時は体力もありますから、やりたいことにフルコミットできますしね。
さらに経験が早ければ早いほど、
と歩を進めることができますし、若くして経験したことを、何年もかけて伝えることができます。
僕が世界一周をして41カ国を回ったのは、この記事(2025年)のつい2年前の話ですが、今でも話を振られたり、興味のある方が話を聞きにきてくれます。
これを「複利」と言い、数字が上がってゆくようなリアルな投資とは違いますが、減価償却はしませんし “経験や知識” とはやはり一生モノです。
このように、「今できること」を先にやっておけば、後からその経験をネタにすることができます。
だからフックを広げておくのです。
それも、自分の興味関心に基づくものですね。
僕にはたくさんリソースがあるように見えますが、これは好きなものや興味関心のあるものの「延長」でしかありません。
しかし、そこに本気になればなるほど、いろんな人が寄ってきてくれるようになります。
この意識を持っておきますと、
と思えるのです。
さらにそこから、「自分だけ!」という自己中心的な考えを排除することができれば、より多くの人と関わっていくことができることでしょう。
おわりに
若い頃から好きなことにはとことん「好き」を貫いてきましたが、それは一つの正解だと思っています。
「今となっては」でもありますが、若い人にこそこれは伝えておくべきことなのかなと。
逆に言えば「働く=金稼ぎ」だけにフォーカスしていますと、いろいろとうまくいかないような気もしています。
好きなことだけで仕事は続いていきませんが、好きを大事にしていくことはいいことです。
いずれそれが、いろんなところへと繋がっていきますからね。
それではまた!
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