こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日も多くの人とお話しする機会がありました。
その中で出たのは、「裁量権」についての話。
「自分の人生を、自分の手で決めてゆくこと」
これは簡単そうに見えて、怖いことでもあります。
自分で自分の行動の責任を取らなければならないからです。
と思えますが、人とは身勝手なもので、基本的に人のせいにしたがります。
自分で自分の人生を切り拓いていくとは、一体どういうことなのか。
今日は「決断」について書いていきます。
狭い考え方から逸脱するには…
僕自身も、
と決めていた人間です笑。
- 勉強して
- いい大学に入って
- いい会社に入って
- いいお給料をもらう
ほとんどの人が、これを聞いてもそこまで違和感を覚えなかったはずです。
時代が変わり、日本も遅ればせながら「自由」や「働き方」について、考え直す人たちが増えてきました。
かく言う僕も、考え方がかなり変わってきました笑。
本来は自由を求めて生きたかったのでしょうが、実はその気持ちをグッと抑えていたのです。
自分の視野を広げてくれたのは、自分自身もそうですが、やはり周りの人たちでした。
最初はウソのように思えていたものですが、
と驚きつつも、だんだんと現実が飲み込めるようになってきました。
自分の想像していた世界が「単純に狭かっただけ」だったのです。
- 安定をとって縛られるのか
- 自由をとって全責任を負うのか
もちろんこの「二者択一」だけではありませんが、僕が想像したこともなかった人生を歩んでいる人たちがいることを知りました。
狭い世界にいた自分を、引っ張り上げてくれる存在はどこにいるのか。
現代では、ネットを使えばいろんな人の価値観を知ることができます。
僕は「本」も好きで、読書もまた人生の視野を広げると思っています。
現代ではちょっとお金を払えば書籍を読むことができますし、ネットでは無料で優良な情報を手に入れることもできます。
実際に「自分とは違った人生を歩んできた人」と会うことは、何よりの刺激となります。
様々な話を聞いた上で、自分はどうしたいのか。
まずは「フック」を掴むこと。
ちょっとしたきっかけから、人生は大きく変わり始めます。
自分の人生を自由に生きよう
「自由」についても、僕は何度か記事を書いてきました。
友人たちと話をしていますと、いかに自分が自分で勝手にレールを敷いていたのかがわかります笑。
そう思ったら辞めればいいですし、
そう思ったら勉強以外のことで楽しんだらいいのです。
僕は、こんな簡単なことに気づくことすらできていませんでした。
人間の幸福度に関する研究結果では、
「自分で自分の人生をいかにコントロールできているか」
が、幸せかどうかに影響を与えるそうなのです。
これについては、あまり疑問に思う人はいないかと思います。
言い換えれば、「自由であること」が幸福と同値なのです。
僕もまだ教員なので偉そうなことは言えませんが、本来はこちらのほうが「あるべき姿」なのかなと感じるようになりました。
ただし「〜べき」と決めつけてしまいますと、結局は押し付けですので、あえて正解だとは言いません。
それでも「自分のケツは自分でふく」というのは、この世に生まれてきたからこそのあり方と言ってもいいと思います。
僕も結構、自分の人生に「レール」を敷いてきたほうですが、その一方で、
- 好きな勉強を頑張る
- 自分で大学を決める
- 先生になると決める
- ダンスをしたくてサークルに参加する
など、ある程度自分の選択に「責任」を持って、自由に生きてきました。
今は「教員という職業に守られていること」をいいことに、「本当に自分のやりたいこと」ができていません。
人間、歳を重ねて経験が蓄積されていきますと、安定や安心を求めたがるものですし、誰かのせいにすることで安心を得ることもできます。
でも、保守的になっていた自分とはもうおさらばです。
自分の人生に責任を持つからこそ、人生は楽しい。
「本当の自由」を求めるのであれば、人生の全責任を自分で負っていくのです。
それでもなんとかなる
しんどい人生を歩んできた人ほど、そのような言葉が口から出てきます。
僕が見習わなければならないのは、こうした言葉を出せるくらい、
- 挑戦し
- 経験し
- 学んでいくこと
でした。
もちろん、先述した通り「何もかも言われるがまま」に生きてきたわけではなく、ある程度は自由に生きてきました。
その人はその人なりの経験をしていますし、僕の今までの人生も誰にも経験することのできない時間です。
それはそれで「価値ある時間」だったとも思っています。
それでも僕が「ダメだったなぁ」と思ったのは、人生のどこかに「不安」を覚えていたからでした。
妄想もいいところです笑。
そんなもの、僕が勝手に作り上げた幻想でしかありません。
今となっては、
と考えています笑。
そんな楽観的な考え方になれたのも、多くの人と出会い学び、いろんな生き方があることを知ったからです。
すると不思議なことに、「不安」はなくなります。
と思えれば、それからは話が「一気に加速」し始めます。
多少のリスクも取れるようになりますし、リスクを取るからこそ人生は豊かになっていきます。
一歩も家の外に出て遊ばなければお金も減りませんし、事故に遭う確率も減ります。
リスクを取らない分、変なことは起きませんよね。
以前の僕の考え方はそうでした。
でも、それではどこか満たされない毎日…
それは、
- 自分の人生に責任を持つことから逃げ
- 何か安心できる材料を必死に探し出し
- 変わらないことが正しいことだと思って生きてきた
からでした。
一度しかない人生で、ずっとリスクを取り続けないのであれば、僕が求めている「本当の自由」にたどり着けるわけがありません。
誰かに自分の人生の舵を握らせては、いつまで経っても自由な航海をすることはできないからです。
人生という大海原を行くのは、他でもない「自分」。
なんだかんだで、30年以上生きてきた僕ですしね笑。
自分の人生に責任を負うのは当然のこと。
いっそ自由になっちゃいましょう。
おわりに
自由であることには責任が伴います。
そもそも自分の人生に責任を持っていなかったからこそ、僕はどこかつまらなく感じていたのだと思います。
そういうマインドを持っていれば、多少のリスクを取ることだってできます。
そこからが人生の始まりです。
リスクをもとに得た「経験」を糧に、人生を豊かにしていきましょう。
それではまた!
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