こんにちは。
タイトルからするとさっぱりという人が多いかと存じます。
のぼり雲とは横須賀にあるサウナ施設です。そういった意味では「さっぱり」することはできますが。
実はこの前、一人で横須賀まで行ってきました。
神奈川県民なら横須賀を知っていて当然。
港のヨーコ、横浜、横須賀。
初めて降り立ちましたごめんなさい。
神奈川でも川崎出身のすずきは、南の方の知識がZEROです。
三浦半島と房総半島は、同一の地域と錯覚していたくらいです。
それでも横須賀って何かあこがれるよな。
「西の方の箱根とか小田原は行ったしなぁ」と思い、早速夢と希望とサウナハットを詰め込んだリュックサックを背負って、行ってみることにしました。
そこで出会った最高のサウナ、のぼり雲についてもお話ししたいと思います。
ヴェルニー公園と三笠公園
いつも通り朝の6時半に目覚めたすずきは、いそいそと支度して横須賀駅へと向かいました。
だいたい1時間くらいして着いたここは、横須賀線の横須賀駅。
降りるとすぐに公園があります。
ここはヴェルニー公園と呼ばれ数千本ものバラが植えられています。
海に沿って細長く続いている公園で、天気も良くてお散歩にはぴったりでした。
写真は全てすずきが撮ったものです。全ての著作権はすずきに属します©️。
そのまま突き進んでゆくとスタバやショッピングモールがありますが、悟りを開いたすずきは華麗にスルーします。
昼飯は横須賀海軍カレーにするわけでもなく、カレーを見事にスルー。
モールを通り抜ける時には、多くの海兵さんというか海上自衛隊の学生さんたちが、制服を着て普通に歩いていてめちゃめちゃカッコよかったです。
ワンピースのマリンフォードにおける頂上決戦を彷彿とさせていました。
「横須賀は初めてだし、堪能したいなぁ」と思い、早速散歩ルートを決めることに。
近くに三笠公園という公園があったので、歩いて行ってみることにしました。
大通りを歩いていると何やら英語の看板のお店が多いし、海外出身の方々も多く歩いています。
米軍基地があるからですね。
道路に植えられている大きな木も南国の木が多く、まるで外国に来たみたいです。
三笠公園には記念艦三笠という戦艦が停泊しており、多くの人が内装を見ようと躍起になって並んでいました。
僕は興味がなかったのでまたもやスルー。
公園をぐるっと一周するとモニュメントがありました。とても綺麗でした。
なぜ立っているのかは謎でした。
どちらの公園も海に面しているのでとても綺麗で歩きやすく、横須賀っていいところだなぁと感じました。
一方で「海軍の街」という印象も受けました。
まだまだ歩けそうだったので、次はうみかぜ公園に行ってみることにしました。
のぼり雲
「うみかぜ公園」という名前が気持ちよさそうなネーミングだったので、「もしかして純白のビーチがあるのではないか?」と期待に胸膨らませて向かうとそこは、ただのBBQ会場でした。
やはりこの時期、みなさんBBQしたくなりますよね。
所狭しとテントが張られていました。
最近のテントはなんだか本当にレベルが違うんですよね。プライベート空間がしっかりと確保されていました。
うみかぜ公園とはすぐにおさらばし、小腹も空いたので近くの「ノジマモール横須賀」の王将でご飯をいただきました。
「せっかくだからいいもん食えよ」というツッコミが来そうですが、王将もとても美味しかったです。
本当にグルメに弱いので、頑張りたいと思います。
お腹も膨れたので「歩いてカロリーでも消費するか」と思い、そこから30分かかるのぼり雲という銭湯を目指します。
天気の良い日だったので、軽く汗をかきました。
そして便意をもよおしていましたが、のぼり雲についた瞬間に受付を速攻で終えて、トイレに駆け込みました。
お腹の中の世界大戦がほどなく幕を閉じました。
少しだけ丘の上にある施設だったのですが、サウナが外にあり窓も付いていて光が差していたので超絶GOOD。
サウナは「ドライサウナ」でした。水蒸気が出ないやつですね。
扉はNiziUになっていたので、熱が逃げないようになっています。
いつもの滞在時間目標は12分なのですが、あまりにも熱かったので8〜9分くらいで出てしまいました。
そしてなんと言っても水風呂が外にあってキンキンに冷えてやがりました。
その水風呂の前にはなんと、ウッドデッキ的な横に大の字になれるスペースがあるんですよね。
いつも通り3セットキメました。
サ室でバチバチに熱された後に急激に冷水で冷やされた僕の体は、ウッドデッキで横になった時、菩薩の域にまで達していました。
そうです。横須賀で涅槃状態を獲得したのです。
太陽光も相まって、僕の体は天に召される5秒前でした。
以前に通っていた「湯の泉相模健康センター」を思い出し、悲しみは頬を伝って涙の河となりました。(相模健康センターは閉館しました)
そんな「のぼり雲」で文字通り昇華寸前まで行ったすずきは、のぼり雲前から出ているバスに乗って横須賀に行き、思い出の地を離れて帰路につきました。
おわりに
横須賀駅周辺の散策もサウナも最&高でした。ただの旅ブログとなりました。
休日にこうして県内に限定して、ふらっと旅してみるのはいいものです。
自分の住んでいる県内や地域にも、意外と行っていない場所がたくさんあり、神奈川県民ほど神奈川のことをよく知らないものなんだなと改めて思わされました。
僕は散歩や自転車が好きなのですが、自宅の近所を軽く歩いたりサイクリングするだけでも新しい発見があると思います。
とは言いつつも、やっぱり僕はできる限り自分の知らないところに行ってみることにしています。
「週末は新しい場所に行く」と決めているのです。これがまた楽しい。
みなさんは近くでも構いませんし、例えばショッピングが好きな人は無理に長い時間歩かないで、行ったことのない「モール」に足を運んでみてもいいと思います。
毎週「どこに行こうかな」と作戦を立てるのがすごく好きなんですよね。
一人だからこそいきあたりばったりの旅になりますし、その場所で(王将ではないですが)適当に何か食べるのもまたいいものです。
ちょうど大原扁理さんの年収90万円で東京ハッピーライフを読んだばかりでもあったので、共感する点がとても多かったです。
この方はシンプルな隠居生活を送られている方で、僕の固定費削減とか自炊とかっていうレベルとは段違いの生活をしていました笑。修行僧みたいです。
ご年齢もまだ30歳台だったと思います。
「いやぁこんな生き方もあるんだな」と興味が刺激され、あっという間に読んでしまいました。
幸せな日々の送り方は、人それぞれです。
家族と過ごす時間だって、パートナーと過ごす時間だって、一人でぼーっとする時間だって、極論、その人が良いと思えばそれで良いのです。
皆さんも自分なりの小さな幸せを見つけて、日々積み重ねていくのはいかがでしょうか。
こうした積み重ねが人生を徐々に豊かにしてくれるはずです。
そしてほんの少しだけ、人に優しくなれると思います。
それではまた!
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