こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、1話だけですが「不適切にもほどがある」というドラマを見ました。
昭和の頑固親父かつパワハラ野球部顧問の教師が、令和にタイムスリップするというお話です。
同時に令和の青年が昭和にタイムスリップし、彼もまた昭和独特の空気を楽しむという、現在とても人気のあるドラマです。
僕がなぜこのドラマを見たかといえば、多くの人が、
と、声をそろえて僕に見てほしいと懇願したため、仕方なく見たのでした。(大嘘)
今日は「現代の日本」について、不適切な表現を交えて書いていきます笑。
昔の良さ
僕はよく「真面目で固そうなイメージ」を持たれていますが、結構考え方は「やんちゃ寄り」であり、
- ヒップホップ
- ストリートカルチャー
が好きなため、生きたことはない時代ですがあの昭和の粗暴な雰囲気は、憧れるものがありました。
昔はまだ少子高齢化とまで叫ばれるような時代でもなく、みんなが生き生きとして生きていたような、そんな時代だったのだと思います。
核家族や個人主義はまだ一般的ではなく、近所の人との挨拶も普通だったのではないでしょうかね。
決して、
と思うような、そんな人でいたいわけではありませんが、このドラマからは現代の日本が抱えている問題が、見事に浮き彫りにされているように感じてなりませんでした。
学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。
そういう人生を送るなよ。
ちなみにこれは、伊坂幸太郎著「砂漠」に出てくるセリフです。
だから、僕ら自身も時代とともに変化し柔軟に生きていくことは、どんな時代になっても必要な力なのだということは、間違いのないことです。
それでも、昔には昔の良さがあったのだと、海外から帰ってきてこのドラマを見て、
と思いましたね。
令和に比べて昭和は、みんなおおらかでもっと本音を話しながら、一所懸命生きていた。
そんな時代だったのではないでしょうかね。
今の良さ
もちろん、現代には現代の良さがあります。
スマートフォンで便利になったこの世の中だからこそ、僕は世界一周を以前より簡単に遂行することができました。
「多様性を認めること」も、ドラマ内で「何が多様性だ!」と指摘されてはいますが笑、可視化されていなかった「マイノリティー」と称されている人々が、しっかりと意見を発信できる世の中となりました。
何かと「ハラスメント」に対して指摘ばかりする現代ですが笑、それでも、それぞれが持つ人権についてしっかりと主張ができるような、そんな世の中になったのだとは思っています。
昔と今では、それぞれにはそれぞれの「良さ」があって、現代には現代の「悪さ」ももちろんあります。
それは僕が日本に対して「息苦しい」と感じているようなことであり、このドラマを見ていろいろと感じたことがある人もまた、僕と同じ気持ちなのだと思います。
ただ、昭和の時代に盲目的に良しとされていた、
- 体罰
- ハラスメント
などが浮き彫りとなり、そんなものが横行しなくなったことで、多くの人が救われたことも事実です。
今だからこそ認められてきていることや、時間をかけて形成されたこともありますから、良くも悪くもはびこっていた、
- 精神論
- 根性論
に対しても、エビデンスを持ってアプローチをかけることができますよね。
人間関係の付き合いは以前に比べて希薄になったかもしれませんが、お互いの理解は進みました。
しかしそのために、「気にしすぎる文化」が形成されてしまいました。
コロナの時はひどい有様で、まるで今の令和という時代は、
と言い切ってもいいくらい、「監視社会(=人為的なもの)」となりました。
現代ではその点が、僕にとって「キライなニッポン」なのかもしれません笑。
ただ先述してきた通り、現代まで作り上げてきた「日本の素晴らしさ」もまた否めないことも確かです。
お互いの時代を行き来するこのドラマの展開から、目が離せませんね。
バランスを保ちながら生きる
結局、
と結論づけたいのではありません。
現代にはびこる「悪い空気」に対して、昔ながらの精神論(根性論)や「違うものには違う」と物申すような人が、必要だというのが僕の持論です。
現代では何かしら “不適切な” 発言をすれば、完膚なきまでに思いっきり叩かれます。
韓国で「指殺人」と呼ばれているように、今ではリモートで人を貶(けな)すことができてしまう世の中です。
ただこれは、「インターネットが悪だ」という、
- 稚拙で
- 短絡的な
思考で、結論を急いではいけない問題です。
そんな時代だからこそ、令和の陰湿で鬱屈とした空気よりも、「昭和のかっこいい生き方」に再び注目が集まるのではないかと思っているだけです。
僕は現代日本の「監視しすぎる社会」は嫌いですが、
と思っています。
それぞれの時代に良さがあることなんてわかりきっていることですから、その「悪さ」だけに注目してブーブー文句を垂れるだけではいけませんよね。
そんなにいうのであれば、先陣を切って戦っていけばいいのです。
何を言ってもいいという世の中ではありませんが、過剰に反応する人たちに対して昭和のおっさんみたく笑、
と言い切る強さも、みんなが出していかなければならない態度ですよね。
なぜこのドラマが注目されているのかと言えば、
と疑問を抱いている人が多いからです。
だから僕はハッキリと言いたい。
と。
ドラマ内でも昭和から来た主人公は、
とピシャリと言い当てます。
鬱屈とした時代にしてしまったのもまた僕たち自身であり、それを変えていくことができるのもまた、僕たち自身なのです。
- 昔は
- 世界は
よかっただなんて、そんな比較をしたくてこの記事を書いているわけではありません。
現代の日本という国は素晴らしくて、唯一無二の独自性を持つ、世界でも稀有(けう)な国なのは間違いのないことなのです。
若い人を潰さずに、もっと活発な社会を作り上げていきたいですよね。
僕の仕事は始まったばかり。
これからが勝負ですね。
おわりに
しれっと見てみたドラマでしたが、
と思うと同時に、僕だけでなく多くの人が現代の日本に対して「何かが違う」と感じているようでした。
ただ、それを行動に移せるかどうかはまた別の話。
そう思っているだけでは、社会が変わることなんてありません。
それなら僕の出番ですね。
先陣を切って変えていきますので、みんなで一緒にハッピーになっていきましょう。
それではまた!
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