興味のないことは知らなくても大丈夫【ネガティブは広がりやすい】

雑談

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

いろんな生徒さんとお話をしていますと、

こんなことも知らなくて大丈夫ですかね?汗

という質問がきます。

結論、

知らなくてもいいことなんて世の中にたくさんある

が、僕の持論です。

サッとネットで調べればわかることは、暴論かもしれませんが「知らなくてもいいこと」です。

例えば、

この前の事件だけど…

と言われても、調べればわかるので別に知らなくていいわけでして。

そもそも、ネガティブニュースは見ていませんし、追いもしませんけどね笑。

今日は「知らないこと」について、また深掘りしていきます。

興味のないことなんか知らなくていい。しかしネガティブは広がりやすいから注意だ。

興味のないものは見なくてもいい

僕は政治に興味がないだけでなく、みんながマジョリティだと思っているもの(野球やニュース)にも興味がありません。

そんな僕を、みなさんはどう思いますか。

そんなことも知らないの?

とお思いでしょうか。

以前の記事でも書いた通り、僕はこれに対して「は?」と思ってしまうわけです。

じゃあ、それを知っていたことで得られたことはなんですか

と。

ほぼ100%、「何も得られるものはなかった」という回答が返ってきます。

しかも翌月、最悪だと翌週か3日後には忘れているという始末です。

自分にとって関係のないことだからですね。

要は、世間から取り残されたくないだけのための、一時的な情報なのです。

では逆に質問です。

この前のブレイクダンスの大会、誰が勝ったか当然知ってるよね?え?なに?そんなことも知らないの?

こう言われていることと一緒ですね笑。(腹立つ笑)

結局「自分の知っていること」とは、自分が興味があって見ているものが多く、興味のないことなんて見ていないものなのです。

すると決まってこんな意見を言う人が出てきます。

いや、政治について知ることは大切じゃん?

と。

僕が聞きたいことは、何を持って大切だと思っているのかということ。

僕もある程度興味を示すことは大切だと思っていますが、その人にとってみれば、優先順位は火を見るよりも明らかなはずです。

  • 野球のほうが
  • サッカーのほうが
  • アイドルのほうが

好きな人からすれば笑、そんなものはサブの知識でしかありません。

あーそんなことあったね

くらいのもので、詳しいことまではわからないため、どうせネットで調べるでしょう。

  • 大人なんだから
  • 先生なんだから
  • 商社マンなんだから

と、レッテルを貼るのはやめにしましょう。

大人だって知らないことはありますし、先生だからと言って全知全能なわけでもありません笑。

情報それ自体に優劣はなくて(例:政治 > 野球)、あるとすればその人にとって価値(≒ 興味)があるかどうかだけです。

興味がないのに「これは大切なんだ!見なきゃ!」と言い聞かせて見る時間のほうが、よっぽどムダです。

それよりも、自分の興味に従って情報をとりにいきましょう。

興味のないもの、あるいは必要のないものは知らなくてもいいし見なくてもいい。自分にとって価値があるかどうかなのだ。

ネガティブは広がりやすいから注意

ここで注意しておくべきは、「ネガティブな情報は広がりやすい」という点です。

情報を取捨選択していますと、必ず「ネガティブニュース」が目に飛び込んできます。

仮に自分の興味のないものであっても、です。

そんな時は、すぐにそこから離れることが大切であると、僕は言い続けています。

『そんなことも知らないの?星人』に限って笑、ゴシップやニュースばかりを見ていることが多いです笑。

ニュースやネット、YouTubeは炎上が大好きですから、

どこかに燃える火はないか?

と四六時中、探しています。

それだけ、「ネガティブは世間に広がりやすい(=バズりやすい)」と知っているからです。

そもそもテレビの収益は、CMが占めている部分も多々あります。

テレビが見られなくなってしまったら、

そこに広告を打ち出したい

と思う人は減っていきますからね。

「より見てもらおう」といった気持ちから、情報が過激化していくのです。

その点についてしっかりと理解をした上で、情報を取りましょう。

そこで僕が聞くとすれば、

その情報は、テレビや世間からの押し付けでなく、自分で選んだものですか?

という質問です。

これもみなさんにしてみたいですね。

自分にとって本当に必要なものでないなら、そんな情報を取る価値なんてありません。

ネガティブに左右されることなく、自分の頭で考えて情報をとりましょう。

ネガティブな情報は伝わりやすい。そんな世間の波に翻弄されていないか。今一度考えてみよう。

たくさん聞くといい

さて、話を少し戻しまして、

こんなのも知らないのは大丈夫ですかね?

という質問ですが、僕も情報をとりにいかないとはいえ、いろんな討論番組をYouTubeで見ています。

これも押し付けることではありませんけどね。

ただ、いろんなことを知っておきたいのならば、ニュースを漫然と見るのではなく、

どんな意見があるのだろうか?

と興味を持ってみることです。

ちょっと矛盾じみてもいますが、僕は世間について知るつもりがなくても、「興味のある討論」についてはザッと見たりします。

また、友人とよく話しますので、「その人たちにとっての常識」を共有することも多いです。

「へー!」と思いながら話を聞くことで、新たな知識が生まれますからね。

だから別に、

政治や野球に関する知識はなくていい。むしろ聞きたくないや!

と言っているわけではありません笑。

友人がそうした話をしてくれるのであれば、

ふむふむ。詳しく聞かせてくれ

と思って聞きます。

情報に優劣はありませんから、「僕が興味のない情報」を逆にディスるのもおかしな話です。

ただし、

  • ただのゴシップ
  • ネガティブで不愉快なもの

などについては、見たくも聞きたくもありません。

それらは本当の意味で「時間のムダ」だからです。

  • 書籍
  • 動画
  • 友人知人

からも、今は情報を得やすい時代となりました。

いろんなところに向けてアンテナを張っておきますと、「ただ受け身で受け取っていた情報」の代わりに、「自分の血肉にできる情報」をとりにいけないかと思うようになります。

難しい按配ですが、

  • ただテレビをつけて垂れ流したり
  • 世間に流れている情報を良しとしたり

しないということです。

「本当に知らなければならない情報」とは、みなさん自身にしかわかりません。

自分に必要だと思うのであれば、とりに行ったらいいですし、友人との話題で出たものを「なるほどね」と聞いてもいい。

知らないことがあってもいいですから、それを受け止めた上で、

いや興味がないからいい

と跳ね除けるか、

なんか関係ありそうだから詳しく聞かせてくれ

と食いつくのかは、自分で判断したらいいのです。

他人が「知らないの?!」と煽ってきても笑、

知らんし興味ない

と言っても構わないということ。

全てを無視しまくっていいというわけでもありませんが笑、「知らなければならない共通の情報」なんてありません。

  1. 自分の常識は他人の非常識
  2. 他人の常識は自分の非常識

と思って、いろんな人と話をしてみましょう。

興味を持ったら、そのあとすぐに調べればいいのです。

いろんな書籍や動画、人の話を参考にし、固定観念にとらわれずに情報を得ていこう。ただし世間が良しとしているから情報を取ろうとするのはNG。自分にとって興味があるかどうかも大事なことだからだ。

おわりに

この『そんなことも知らないの?星人』については、散々書き散らかしてきました笑。

僕は先生だったからこそ、ふと思うことがあるのです。

知らないってそんなに悪いことなのかな?

と。

誰にだって興味のないことはありますし、自分にとっての常識が通用しない時だってあります。

特に英語を教えているときに、「なんでこんなことも知らないの?」はタブー中のタブーです。

学習している人の気持ちを、踏みにじる行為だからです。

お互いの知らないことを埋めていきながらコミュニケーションをして、視野を広げていきたいですね。

それではまた!

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