こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、こんな動画を拝見しました。
そうですね。
この動画を見ますと「お金を使う」ということが、いかに難しいかがわかりますよね。
僕は以前、かなりの貯蓄マインドでしたので、彼らの言いたいこともわかります笑。
今はできる限り「使う」ことを意識していますので、以前の僕にかける言葉とすれば、
でしょうね笑。
何事もバランスが必要です。
使わなさすぎても、幸せになることはできませんからね。
今日もまた「お金を使うこと」について書いていきます。
貯めるは貯めるで悪くない
僕が超絶倹約家だった頃は、とにかく「使わない」が正義でした。
後述しますが、これだと幸せになることはできません。
むしろケチになってしまい、精神的に貧しくなってしまうからです。
とはいえ、当時の「倹約家のせいじ」がいてくれたおかげで、数百万を投資にぶち込むことに成功したのは間違いありません笑。
だからこの動画にもあるように、決して「倹約すること」は悪ではありません。
という「DIE WITH ZERO」的な考え方も好きですが、
「キレイさっぱり残さずこの世を去る」
というのは、至難の業ですからですね。
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投資の基本は、
- まず倹約して
- それから貯蓄して
- その種銭を投資に回す
ですしね。
銀行の口座預金の数字が増えていくのを見るのは嬉しかったですし、そのおかげで学べた「節約術」みたいなものもありました。
根底にこの考え方があるからこそ、こうしてフリーランスになってもギリギリ食っていけるのでしょうね笑。
どうしても世の中にはびこる「貯蓄は悪だ」という流れが出てきますと、決まってこのような、
という意見が出てきます。(ただのいたちごっこ笑)
どちらも大事ではあるので、結局はうまくやっていくことですよね。
僕はお金を使うようにはなりましたが、もちろん、
- 倹約家であり
- 節約し貯蓄するクセ
はついています。
按配が大事ですが、こうした「安定志向」は、今後の自分を生きやすくしてくれるとは思っていますね。
「貯めるが勝ち」ではない
しかし貯めるだけではいけないという意見もまた、僕は痛感しました。
これが面白いことに、『使えなくなる』のです。
インデックス投資においても同じことが言えると思いますが、一度でも取り崩したことがないと、本当に崩せなくなるのです。
僕自身もその経験がありますが、
「増えていく貯蓄額に喜ぶ =減る額に耐えられなくなる」
という気持ちになってしまうのです。
貯蓄マインドが強過ぎた当時は、どうしてもケチになっていましたし、どこか精神的に貧しかったことを覚えています。
一方で、投資を始めてお金(=厳密に言えば資産)が増えるようになってからは、
- 少しずつ投資に回し
- 幸せのために現金も使う
ということができるようになってきました。
それからというもの、
と感じるようになりましたね。
僕の場合、ただただ、
のです。
この「バランスが崩れた状態」を続けている場合、どうあがいても精神的に豊かになることはできませんでした。
いつも書いていることですが、やはり「自分の幸せのあり方」を考えておかないと、収支のバランスが取れなくなるのです。
そして現在は、神戸に来ているという状態です笑。
こうしてひと月かふた月に一度、数万円でどこかに行ければ、もう満足ですね。
一昔前の僕では、こんなことすらできませんでしたね。
とね笑。
でもこの「ちょこっと旅」を繰り返したおかげで、
という疑問に答えることができるようになっていきました。
すると「その次に使うお金」にも慣れてきます。
実はこの「お金を使う力」も、鍛えなければ使えないのです。
貯めるマインドが強かった頃の僕のように、
- 外食することも
- カフェに行くことも
- ちょっとサウナに行くことも
どれも「もったいない」と思っていましたからね。
これは本当に「使わないと/経験しないと」わからないものなのです。
僕がこの「使えない症候群」を経験していますから、保証します笑。
- 貯めるが勝ちでも
- 貯めるが幸せになるでも
ないのですね。
適切に投資・浪費せよ
という主旨で、動画内でひろゆきさんはコメントしています。
僕もある程度賛成しつつ、ちょっと違う見方もしています。
今回僕はドーミーイン(神戸)というホテルに泊まりましたし、普段からサウナに行くことがよくあります。
個人事業をしていてわかるようになりましたが、こうした「サービス」とは、使われなくなったら廃れていきます。
もちろん、
とは思っていませんが笑、
- 投資したいところにお金を使う
- 続いてほしいサービスにお金を使う
- 自分が幸せを感じるところにお金を使う
ということは、別段悪いことではないと思っています。
同じように、
とも思っていませんし、
- 自分の幸せのため
- そのサービスに向上してもらうため
であれば、適切な投資(浪費)なのではないかなと。
逆に「経済を回すんだ!」と思ってお金を使っている消費者は、ほぼいないと思っています笑。
ただし貯蓄の悪いところは、この動画内のサラリーマンの方が言うように、「お金が腐っていく」という現状は否めないということです。
貯蓄によって貯まる「安心感」もあるかもしれませんが、それによって失っている「経験/機会」もたくさんあることを忘れてはいけません。
これも極端な話、一生お金を使わなければ、
ということになってしまいますからね。
僕は250万円で世界一周をしましたが、自分でもやってよかったと思っていますし、誰にこの経験を語っても、
と言ってくれます。
もちろんこれは「浪費」であって、「生きていくために必要か」という問いに対しては「NO」が答えとなります。
ただ、消費だけで終わる人生では何も楽しくありませんし、みなさんがたまに外食したり泊まりに行ったりするのは、何より人生を豊かにしたいからですよね。
多くの投資家や富豪たちが言うように、
- 消費
- 浪費
- 投資
を適切なバランスで回していきましょう。
もしかしたら、試してみて初めてわかることも出てくるかもしれません。
- 倹約家
- 浪費家
の間を狙っていきましょう。
おわりに
どんな論にも「極論」はありまして、行き過ぎると失敗するものです。
だからいつでも「中庸(=うまくバランスをとること)」を守りながら、適切な時と場所にお金を使い、時には貯めることに徹したり投資したりして、人生を豊かにしていきましょう。
それではまた!
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