こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
ここ一年で、休みの日ともなれば特急や新幹線を予約しては地方を訪れていました。
目的は、
- 美術館
- サウナ
- カフェとコーヒー
- ご飯 ⬅︎ New!!
- 大自然
- 街や人
でした。関西は行けていませんが、
- 静岡
- 栃木
- 茨城
- 千葉
- 長野
- 群馬
- 山梨
と、関東を中心に様々な県を訪れることに成功しました笑。
こんなご時世ということもあって、地方に訪れることが憚られていましたが、行ってみて初めてわかることが多く、全て貴重な体験でした。
今は青森に来ています。
このあと岩手(盛岡)、宮城(古川)と徐々に都心部に戻ってゆく計画です。
今日は地方を訪れるメリットや、気をつけておくべき点を押さえていきます。
なぜ地方に魅力を感じるのか?
すずきと言えば多動傾向にあり、動いていないと爆発してしまい、じっとしていると震えてくるという性質があります。
「すずきさん、またどこか行って来たんですか?」
と、お土産を渡すたびに言われます笑。
いつか「海外に行って来ました」と言ってみたいのですが、ご時世的なこと(お金がないことは内緒)を言い訳にして、国内のちょっとした小旅行をしては調子に乗っているというわけですね。
さて、かくいうすずきは出身は神奈川も川崎、ヤンキーの巣窟で育った背景を持つ男ですが、一方で両親の実家はともに宮城県という「東北の血」も流れております。
小さい頃から栃木や群馬、福島を通っては宮城に帰省していました。
- 鈍行列車で
- 車で
- 新幹線で
と、ありとあらゆる手段で帰ったことがあります。
当時はあまりお金もなかったため、「青春18切符」を使って鈍行で帰省したことは今でも覚えています。
電車を乗り換えまくって、ほぼ丸一日かかるんですよね。
車で一日中運転して帰省した時には、逆に達成感すらありました笑。
これは本当にありがたいことなのですが、
- 生まれも育ちも都心部で
- なおかつ地方に実家が存在しない
という人もいらっしゃっるので、そういう人たちからはよくうらやましがられます。
宮城県で育ったわけではありませんが、仙台に行けばなんとなくホーム感があり、どこか安心もします。
また親の実家には毎年盆暮れに帰省していたため、広大な「田んぼ」に囲まれた、空気の澄み渡った場所で寝泊まりしていた経験は、都心部で生活していたら決して味わうことのできない経験でした。
そんな背景を持っていますと、
- 都心部とは違った時間の流れ
- 独特の交通網
- 人の温かさ
- 物理的に解放されている広大な土地
- 大自然
などにどうしても魅かれてしまい、訪れたくなってしまうのです。
人口密度も低いのですが、何より美人さんがたくさんいまして…この話は別の記事で。
地方にルーツがある人には「わかるわかる!帰りたくなるよね!」と共感してもらえます。
地方の美術館や自然も好きですが、何か自分の「心のふるさと」みたいなものを求めては、地方に出向いてしまうのかもしれません。
帰る場所があるというのもまた、良いことですよね。
地方を訪れるときに注意すべき点
時間の流れが違うことは、いいことでもあれば悪いことでもあります。
都心部で生活している僕らにとっては、タイトなスケジュールが当たり前ですし、夜遅くまで飲み食いしていても、終電で無事に帰ることができます。
以下、都心部と明らかに違うことを書いておきます。
- お店の閉まる時間が早い。
- そもそもお店自体が駅付近に集中していて少ない。
- 交通の便が悪く、車を持っていないと不便。
- 若者が少なく、ターミナル駅付近に集まっている。
デメリットとしてあげることのほどでもないですが、特に僕が地方を訪れる時に注意している点は、交通網を事前にしっかりと確認しておくことです。
乗り換えるのに30分待ちは基本であり、1時間に1本はザラです。
その分、待っている時間で駅や駅周辺を散策できるため、それはそれで僕は好きなのですけれどね。
ただ「1泊2日」や「2泊3日」で旅行する人が多いでしょうから、移動でミスが出てしまうとだいぶ痛手となってしまいます。
ゆったりする時間を楽しみつつも、時間に注意を払いながら地方を満喫することをオススメいたします。
一方で地方旅行の楽しみ方も様々ありまして、
- 「泊まること」を目的にして移動時間を極力なくす。
- 現地をレンタカーで移動する。
- 友達に会って車で案内してもらう。
など、それぞれの目的に合わせて旅を楽しむことが良いでしょう。
また「人が集まるところ」というのは決まっており、
- 有名スポット
- 大きなターミナル駅付近
です。
商業施設が集中していることもあり、若者たちはこぞって集まります。
これは神奈川県であっても実は一緒でして、横浜や川崎は人が集中しますが、少し離れれば大きな駅でも人は少ないです。
地方だと大きな駅が1つか2つしかないのですが、僕はそうした駅に行くのが好きですし、ちょっと駅から離れたところの宿をとるのも、また面白みがあります。
大枠である「時間の流れが違う」ということを押さえておくだけで、だいたい地方のことは理解できるような気がします。
人を観察し、触れ合う
青森に来ますと美術館のお姐さんも、駅ビルの若い女の子も基本的になまっているので、めちゃくちゃ可愛いです笑。
関西弁でしゃべる友人や沖縄の島人の友人もいますが、方言をしゃべるみなさんって本当に可愛いですよね。
店員さんと少しやりとりするだけでも「あ、この人青森の人ではないんだな…」と店員さんに気づかれてしまいます笑。
むしろ標準語でしゃべっている僕自身が、自分に違和感を持ったくらいでした。
サウナでおっさんたちがボソボソっと会話をしているのを聞いていますと、僕は外国語の教師であるはずなのに、彼らが何を言っているのか全くわかりません。
東北にルーツを持っていたことが少しだけ活きて、ところどころ聞き取れる部分があるようなないような、そんな程度でした。
地方を旅していますと、「見ず知らずの人と深く話すこと」はなかなかありませんよね。
その機会があればいいですが、僕は訪れるたびにその土地の人をよく観察するようにしています。
結論から言えばどこに行っても変わりはしないのですが、その土地の人たちを見ているだけでも、なんとなく自分が「その土地に馴染んでくる感覚」があります。
青森だと雪がものすごいですので、単純に「どんな靴を履いているのかな?」と思って見ていました。すると他にも服装なども気になってきました。
- みんながみんな、長靴を履いているわけではない。
- 靴は「雪対応」だけどやっぱりオシャレを優先している。
- 基本的に雪がサラサラなので傘はささない。払い落とすだけ。
- 頭についた雪が溶けて冷えないよう、ニット帽が多い。
- 車移動のためか、めちゃくちゃ薄着の人もいる。
- 勝手に思い込んでいた「スノボの格好をしている人」はほぼいない。
と、これだけの発見がありました。
青森の場合は関東地方とはかなり気候が違いますので、このような大きな違いに気づきやすかっただけかもしれません。
しかしこうして「発見」を自分の目で確かめることができますと、いよいよ地方の旅がより楽しくなってきます。
上京している友人たちとの話題にも事欠かなくなりますので、もっと多くの(それも小さくても構わない)体験をしていこうと思っています。
おわりに
海外に行けば、
- もっと違う文化
- もっと違う人々
- もっと違う考え方
- もっと違う暮し
を味わうことができます。
僕は圧倒的にその経験が少ないのですが、だからと言ってダメというわけでもありません。
ただ自分なりに、知りたいことや体験したいことが無限にあるという、それだけのことなのです。
その体験を友人に話すことも楽しいですし、少し知見を広げたり経験をしたりするだけで、その土地の出身の方との共通点を見出せることができます。
人との「違い」を多く知ることで、様々なことに対して寛容になることもできますし、また人生も豊かになります。
誰よりも経験をして優劣を決めたいとか、人より多く知っていることで偉くなりたいとか、そういうわけではなく、単純に自分の人生に厚みを持たせたいだけなのです。
今しかできないこと、今からできること。
いつもワクワクできるような、そんな人生にしていきたいですね。
これからもレポートしていこうと思います。
それではまた!
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