こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
僕の今までの人生は、かなり「恵まれてきたほう」だと思っています。
家族や友人もそうですし、何より人としてダメだった僕を見捨てずに、多くの人が諦めずに接してくれたことが、今の僕を形作っています。
そんな僕は「与えること」を記事にするくらい、精神的に豊かな人間となることができました。
今日は僕がいかに与えられてきたのかについて書いていきます。
与えられてきたことを知る
今までの僕の人生は、確かに僕自身が頑張ったことも多少はあったのかもしれませんが、多くの場面で助けられ、与えられてきたことだらけでした。
とにかく受け取ることのほうが多かったです。
中学校の時は毎朝母が弁当を作ってくれましたし、高校でも大学でも、友人たちが仲良くしてくれました。
とは言いますが、僕を含め、ほとんどの人がこの事実に気づいていません。
生まれてきたら当たり前のように助けられ、生きていく。
人間は弱いものですから、確かにそんなものなのかもしれません。
ただ僕自身、性格もトガっていましたので、こんな僕と仲良くしてくれていた友人たちには、感謝しかありません。
僕は、社会人になってからも貧困なマインドは変わらないままでした。
- 人にマウントを取られることを恐れ、
- 自分ひとりさえ幸せで豊かになればいい。
そう思って生きてきました。
しかし多くの書籍や動画、考え方や生き方、そして何より多くの素晴らしい「人」に出会い、自分の考え方が大きく変わることとなりました。
自分の器の小ささに気づき、自分がいかに恵まれていて、本当に多く受け取ってきたのかを知りました。
そう考えてからというもの、生き方も徐々に変わり始めました。
まず最初に必要だったことは、自分が与えられて生きてきたことを知ることだったのです。
今はそのおかげでとても豊かになり、こうして「人に与えること」を記事にできるようにもなりました。
何事もまずは「気づくこと」。
これが大切なのですね。
受け取ったものを還元すること
僕自身が、
とわかってから、その恩返しの気持ちを行動に移すことは難しくありませんでした。
- 英語
- 教育
- ダンス
など、他にも自分の経験してきたこと(サウナや旅、読書など)を多くの人に伝え、スキルシェアをするようになりました。
他にも、自分が恩恵を受けているものに対しては安く買いたたかずに、必ず相応のお金を払うようになりました。
海外に行きますと、「tip」(=チップ)という制度があります。
自分が受けたサービスに対して、お礼の気持ちを渡すという文化です。
そうやって「お金」という形でお返しをすることもまた、1つの感謝の気持ちの表し方だと思っています。
もちろん、それもまた1つの意見です。
お金を使わずとも、
- 手紙や言葉
- お返しの行動
などで、感謝を表すことはできます。
ただ「お金とは手段」ですし、そのお金を何かに使ってほしいと思うから渡しているのです。
形はどうあれ、気持ちが伝わることが大切ですよね。
僕は、
と考えてから、世の中に「恩返し」をするようになっていきました。
今までした恩返しの形は様々であり、
- 恩着せがましいもの
- 押し付けがましいもの
にならないように努めました。
というよりも、心から感謝を表したいと思うようになってからは、GIVEしたことやお返しをしたことなど、すっかりと忘れるようにもなりました笑。
それくらい、今は感謝の気持ちでいっぱいなのです。
与えられていることを忘れないこと
「夢をかなえるゾウ」の1巻を読んだ時、僕は衝撃を受けることとなります。
主人公が自分は足りないのにもらってばかりで、どうしたらいいのだというシーンです。
ゾウの神様であるガネーシャは、
と主人公に伝えます。
足りない部分を、感謝で埋めるという伝えでした。
- 与えること
- 感謝すること
この2つの考え方は、僕の人生に潤いを与え、以前より人生をずっと豊かにしてくれました。
とはいえ人生長いですから、時に与えられてしまうこともあります。
僕はその状況をダメだとは思いませんし、僕も以前は受け取ってばかりいました。
もちろん今でも、人と出会うことでGIVEをしてもらうこともたくさんあります。
その感謝の気持ちを、行動に移すことの大切さも、以前の記事で書いたことがありました。
ですから、大切なことは、
- 感謝すること
- その感謝を行動に移すこと
でもあります。
しかし何よりも、
「自分がいつも受け取っていることを忘れないこと」
なのだと思うようになりました。
受け取ってきたことに気づけた僕は、確かにGIVEや行動を心がけるようになりました。
以前よりもずっと、感謝をするようにもなりました。
でも本当に大切なことは、いつまでも受け取っている事実や感謝の気持ちを、忘れないこと。
そうすることが、僕の人生の行動やGIVE、感謝を示す際のエネルギーになるからです。
これはとても「持続可能なこと」であり、このおかげで「純粋なGIVER」ではなくなります。
必ずどこかで受け取っていることを知り、忘れない。
この信条を大切にしていますと、ずっと幸せでいられますし、感謝やGIVEといった行動よりも、心情的に豊かになることができます。
恩返しの感謝や行動は、ある意味簡単なことです。
「だからダメだ」とか「しなくていい」と言っているわけではなく、あくまで一過性のものになってしまうことが多いということです。
- 今を生きている中で、常に受け取っているサービスがあること。
- どんなにGIVEをしたとしても、GIVEすることで自分も受け取っているものがあるということ。
こうした部分に注目し、感謝をし続けていきましょう。
これらを忘れないことで、自身の恩返しのエネルギーをもらうことができるはずです。
おわりに
社会人になって大きなターニングポイントとなったコロナ禍でしたが、今となっては精神的な豊かさや幸せへと繋がるための、大切な準備期間でもありました。
僕にはまだまだミッションがあり、その旅は終わることのない長い旅です。
その旅を続けていくために、いつまでも自分という存在があることを感謝し続けて、行動していこうと思っています。
それがこの世に生まれてきたことに対する、恩返しの活力になると思うからです。
それではまた!
コメント