30代が本屋へ行く理由【読書によって変わった世界】

幸せ

こんにちは。

すずきはそう、つい1年前くらいから必死に本を読んでいるキャラクターとして人気を博していますが、その本の読み方は意外にもあっさりしています。

あっさり醤油味です。

最近はフラッと本屋へ行ったかと思えば、いろんなコーナーを見て回っていると小一時間くらい経っていたことがありました。

そんなすずきは普段どうやって本を入手し、本を読んでどのように学びを得ているのかを書いていこうと思います。

図書室から本を入手

実は数年前、本好きの先生を横目に無意味な時間を無駄に過ごしていたのですが、その時に「すずきくん、伊坂幸太郎好きなんだって?図書室で頼めば新刊とか買ってくれるし、この学校になければ他から借りてきてくれるよ」ということを聞いていました。

当時の僕は「本を読まないやつはダメ」という批判を全く意に介さない人間でしたので、うっすらとその言葉を覚えていたくらいでした。

しかし読書に熱が入り始めてから「そうだ。図書室で借りるのが一番コスパがいいじゃないか!」と考え始めたわけです。

たぶんそこらへんの生徒よりも何度も図書室に足を運んでいると思います。

図書室の先生も非常に熱心な方で、新刊で僕が気になりそうな本も、最近は積極的に買ってくれていて本当に助かっています。

本はオンライン上で得る情報とは違って、自分から選択して読んでいるということが大きいことと、その専門性と信頼性の高さからすずきはネットで情報を得ることをやめ、本にシフトチェンジしました。

新しい本が来ると非常にワクワクするのは僕だけなのかは定かではありませんが、昔は結構小説を読んでいたこともあってか、最近の自己啓発書やビジネス本は自分の知らない面白いことが書かれていて本当に楽しいです。(勉強になるかどうかは後述します)

Amazonでもそのようなサービスもあるそうなのですが、僕は教員の特権を使って図書室を利用させていただいております。

本屋に行く理由

すずきは図書室で本を借りるのが基本なのですが、たまに小綺麗な本屋やBOOKOFFに行きます。

BOOKOFFなんかはマジで安いので、以前はそこで買っては売っていました笑。

比較してみるとコスパが悪かったので、現在は図書室ユーザーに格上げです。(?)

それでもたまに本屋さんに行く理由としては、

  1. 新しい本に触れることができること
  2. その場でいいと思えば購入できること

です。

現在ではデジタルでも立ち読みをすることができますし、kindleもいつか欲しいと思っています。

しかしながら図書室がいまだアナログと言いますか、現代でもまだその地位を譲らない「紙ベースの書籍」しか貸し出しておりませんので、「まぁkindle買ってデジタルで安い本を買うのは先生を辞めた時くらいか」と思っています。

できるだけ物を持たない、ミニマリストかつ効率重視のすずきからすると本はあまり理にかなっていません。

ですからこの「本貸し出しスタイル」に落ち着いたのは、いろいろな要素を比較検討した上での結果という感じですかね。

話を戻しまして、本屋だと簡単に立ち読みができたり(長時間はダメですが)、ザッと自分の好きなコーナーに寄って様々な本を一挙に目にすることができます。

最近は本屋に行っても買うのが目的なのではなく、単純に興味本位で「どんな本が出てるのかな」って思って見に行くほうがメインです。

また「これいいな!」と思ったものは即購入できるので本屋に行くことは一見コスパが悪いようですが、僕にとってはアトラクション要素を含んだ楽しいワクワクするイベントなんです。

それでも結局は図書室で最新刊とか頼んじゃうので、99.9%買いませんけどね笑。(なんだよ)

今は5〜6冊また借りてきてしまったので、そっちを読む方でいっぱいいっぱいです。

本を読むことで得たこと

ここ1年で急激に「多読」に走ったのですが、正直なところ深い理解や知識を得られたとは思っていません。

読書って勉強と違うので暗記するために読むわけではなく、自分の生活に役立てたりアウトプットすることで実感したりする行為だと思っています。

小説ならファンタジーやミステリーの世界に没入することができますし、自己啓発書やビジネス書なら「ふむふむ」と頷きながら読んでみて「今の自分の生活にどう活かせるだろうか」と考えることができます。

別に多読することで博識になったわけでもありませんし、かのメンタリストさんのようにポンポンと内容が出て来ることもありません。

ただただ本を読むという行為自体が、僕にとって充実した時間になったというのが正しい回答のような気がしています。

とはいうものの、考え方や視野は確かに大きな広がりを見せ、マインドセットに柔軟性が出たり自分がいかにものごとを知らないかを痛感したりしたのも事実です。

勉強感覚ではないけれど自然と学べる」という意味では、大人になっても気軽に手を出しやすい自己投資です。

大きな実感はありませんが、少しずつ人生が豊かになっている感覚はあります。

あまり具体性がなくて申し訳ないのですが、手応えは感じておりますのでみなさんもぜひ。

ネットは副次的に使う

ググれば大抵のことがわかるこの時代ですが、そんな検索ごときで知識がつくわけありません。

と、実はそこまで思っているわけではありません。

英単語も困ったらすぐに調べますし、「へー」とか言いながら分からない単語の意味やルーツを調べることも、意外と頭に残ったりします。

僕はYouTubeもネット記事もGoogle検索もそうですが、それらをあくまで副次的に、サポート役として使うことにしています。

どこか一過性のものでしかないと感じることのほうが多いからです。

例えば中田敦彦さんのYouTube動画も前にいくつか拝見させていただいたのですが、彼のパフォーマンスやエンターテイメント性は群を抜いていることは誰しもがわかっているし、分かりやすいから楽しんで勉強に取り組むことができると思います。

しかし動画を見た後、なぜだか僕の頭には何も残っていませんでした。

これはYouTube動画に対する批判ではなくて、結局はそういうことなんだなと僕は理解したのです。

誰かが説明しているのを聞いても頭に残らないということです。

間接的な知識と言いますか、噛み砕かれた・二次的な知識だと感じるのです。

学校の授業とかもそうですよね。ただただ受け身で聞いているだけじゃあ身にならないというか。(発信者側の努力も必要です。頑張れすずき)

ま、本もそのようなものと言えばそうではありますが、動画を見るよりは幾分か“一次的”な知識になりうると思います。自分から取りにいくというか。

もちろんそれらの動画の視聴をどのように活かすかにもよります。

例えば何回も視聴してはノートをとって、復習して友人にアウトプットするなら話は別でしょう。というかそれはいわゆる”普通の勉強”という感覚です。

少なくとも僕はYouTubeをちょこちょこっと見ることで勉強するというのは、かなり難易度の高いものなんだなと感じております。

あくまでパフォーマンスとして動画を視聴し、楽しむものなのじゃないかなと。

むしろそう割り切って中田さんの動画を見ている人のほうが多いんじゃないかと思っています。

何が言いたいのかといいますと、結局最後に頭に残すことができるのは自分だけということです。

英語のフレーズの解説動画とか洋画のフレーズを練習してみようとかありますし、すずきも何個かトライはしてみました。

でもやっぱり強いのは結局、講座やドリル形式で練習する方法です。

英語など言語なんかは自分の口や手を動かしてなんぼですからね。

本当に知識をつけたい、運用したいと思うのであればネットは副次的に。

これが僕のネットの使い方です。

本を読んでいるほうが能動的であり、より自分の頭で考えて情報を処理していると思います。

これは若干好みやスタイルの問題もあるので、一概にどちらがいいという結論は出なさそうですけどね。

おわりに

本屋さんに行くことが、以前よりもワクワクするようになりました。

今度はどんな知識を得ようか、どのような活字に触れようかと変態ばりの物腰で本屋を回るどう猛なゴリラ。

そこでいいなと思う本に出会えれば、ネットで調べて図書室で取り寄せる。

別に「あの紙の感触がほら、気持ちいいだろ?」とかそういうアナログ本推進派ではありません笑。

かといってなんでもオンラインで済ませるような「超効率重視派」でもありません。

本屋に行くことで紙の本を手に取り、パラパラっと読んだりトレンドを追ってみたりしてるだけです。

それを完全な無駄ととらえるにはまだ時代はそこまでデジタル化してませんし、何より自分が「楽しいから行く」という理由に勝るものはありません。

そうして出会って行く本の数々も、また人とは違った出会いなのかもしれませんよね。

また、どんなに多くの本を読んでも尽きることがないというのも魅力的ですし。

暇があればスマートフォンをいじるという生活様式は、僕の中ではもう非常識になってしまいました。

図書室が利用できない人のほうが多数だと思いますが、市区町村の図書館を利用するのもありですし、デジタルで安く多くの書籍に触れるのもありかもしれません。

活字にはまだまだ多くの可能性が秘められており、出版されているものはネットの情報よりもかなり内容が濃いものです。

僕もまだまだたくさん読み続けていきますので、この機会にみなさんも図書館や本屋に足を運んでみませんか。

雨の日の読書もまた乙なものですよ♬

晴耕雨読な日々を目指して生きていきましょう。

それではまた!

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