大切なことは市場から撤退しないこと【サイコロジー・オブ・マネー】

投資

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

最近読んでいます「サイコロジー・オブ・マネー」。

今までしてきたお金の勉強の復習みたいな感覚ではありますが、とても面白い書籍です。

その中で、

市場に残り続けることが大切だ

という内容がありました。

今日は「僕が長く市場にい続けること」について書いていきます。

大きな波を起こさずに冷静に投資を継続してくこと。淡々と続けた先に本当の富がある。

市場から撤退しないこと

本書には、複利の力についての内容が書いてあります。

現在のウォーレン・バフェット(資産家)の総資産のほとんどが、60代半ば以降に複利の力で得たものだということを考えれば、いかに「時間」を味方につけることが大事かわかります。

またアクティブ運用との比較として、

  • タイミングで投資した人
  • ずっと定期的に投資をした人

を比べた場合、圧倒的に後者のほうが資産が増えたということも、データとして出されていました。

僕はこの「地道な作業」がとても好きでして笑、「インデックス投資」は完全に自分の性格と合っていました。

ここでのポイントは、「適正なリスクをとる」ことだと思っています。

僕はノールックで33,333円を毎月積み立てていますが、それは僕の、

  • 貯蓄率
  • 家族構成

などの要素を考えた上でできることであり、みんながみんな同じようにできることではありません。

ただ少額でも構いませんので、自分のできる範囲で市場に投資を続けていくことはオススメしています。

十何年後、あるいは何十年後に大きなリターンをもたらしますからね。

本書ではどんな資産家よりも、ロナルド・ジェームズ・リードという、

「ごく普通の清掃員、かつガソリンスタンド店員」

にスポットライトを当てていました。

それは、彼が事業も起こさずに莫大な遺産を残したからです。

  • 質素倹約
  • 優良株への投資

これだけで、彼は途方もない資産を築き上げたのです。

僕はこの手の話が大好きです。

続けていくことはとても大切なことであり、「継続ができるかどうか」が人生において大切なのだと物語っているようだからですね。

だから僕は自分のできる範囲で、何が起ころうともずっと投資を続けていきたいと思っています。

大切なことは、周りに惑わされずに市場から撤退しないことだ。それが結果的に大きな富を生む。

何が起こっても気にならない按配

「投資を続けることができる」ということは、その分だけ余裕がなければなりません。

僕は貯蓄率がまぁまぁ(20%以上)ありましたので、今でも普通に投資をすることができています。

高配当株については、買い増ししまくっていた時期に比べれば、本当にたまにしか投資していませんね。

このような「自分なりの線引き」は、とても大切です。

「いかにあるだけブチ込めるか」という話ではありませんからね笑。

だからこそ、「市場から撤退しない」とは簡単そうに見えてなかなか難しいのです。

「撤退しない」ということは、それだけ「大丈夫だ」と思えているかどうかが重要になってきます。

僕は「マネーフォワード」の有料版を使って家計管理をしていますが、「投資状況」を見るのは数ヶ月に一度程度です。

それくらい気になっていないということですし、そうでなければ続けられません。

投資をしていたことを忘れるレベルがいい

これはよく言われていることですよね。

自分のキャパに合わせて、投資を続けていくことが大切なのです。

かのウォーレン・バフェットは11歳から投資を始めましたが、その資産が爆発したのはかなり後になってからでしたね。

僕が投資を始めたのは2020年でしたので、丸2年は過ぎたということです。

もっともっと時間をかけてでも、市場から撤退しないようにすること。

それこそが複利を得るために、僕らがしなければならない一番大切なことなのです。

ちなみに僕は、

これは市場に限らないことだ

とも思っています。

市場に残り続けて投資することとは、幅広く通用する「一種の教え」だからです。

市場に限らず、一所懸命何かに打ち込み、続けていくこと。

その気質があることがまず大切ですし、何より「倹約して貯蓄率を上げること」もまた、長く投資を続けていくことに繋がってきます。

「自分のできるキャパ内に収めること」だけでなく、

  • 生活の水準
  • お金の使い所
  • 人生との向き合い方

など、様々な要素について考えること。

そうした周辺部分にも目を向けることで、間接的ですが長期投資に活きてきます。

自分の生活を見直した上で、できる範囲内で投資をしていきたいですね。

長く市場に残るためには、余裕があることが大切だ。その余裕を作るためにできることを考えてみよう。

細く長く生きることを考えよう

細く長く生きていくことは、意外と難しいと思っています。

今となっては仙人のような生活をしている僕ですが笑、以前は飲み会にお金をバカスカと使っていたものでした笑。

やはり人間、お金が絡んできますとどうしても人が変わってしまうようです。

本書でも「見栄」について書かれていましたし、

「莫大な資産を築き上げた人が転落していく話」

も描かれていました。

もう僕は一貫して「物欲」や「見栄」がありませんので、大きく失敗することはないと思っています。

「人生において本当に大切なモノ」は、もうほとんど手に入れていますし、

資産高=豊かさ

ではありませんものね。

もちろん、こうして投資を続け「経済的な安定や豊かさ」を求めているのは、

「それが全てではないが、とても大切なこと」

だと思っているからです。

資産を増やすゲームではない

とわかっていますし、僕はお金を使うようにもなりました。

このバランスが必要であり、

資産高は豊かさと直結しないから、宵越しの金は持たねぇ!

という考え方もまた極端です笑。

むしろ、

  1. 資産はジリジリと増え続けるも
  2. 自分の大切だと思うところにはお金を投資し続ける

この発想のほうが大切であり、「貯める/投資する/浪費する」のどれかが爆発的に飛び抜けてしまっていては、バランスの取れた「長い投資」はできません。

ケチすぎると生活は豊かになりませんし、お金を使い切れないまま人生が終わってしまいかねませんしね。

お金と向き合うことは、すなわち自分の生き方と向き合うことです。

僕はここ1〜2年で、

  • 豊かな生活を送りつつ
  • 投資をし続けることができた

そう思っています。

「豊か」とは、別に贅沢をしたわけではありません。

たまに「大きな出費」として、

  • 自己投資
  • ガジェット類
  • ホテルに滞在する
  • 新幹線や飛行機を使う

といったことにお金は使いますが、それ以上はあまり望んでいませんでした。

稼ぎまくって使いまくる!

そんな人生も正解の1つですし、実際にそのような話も聞きます。

ただ、長期的に市場に残って投資を続けるためには、生活の不要な部分を削っていく発想が必要です。

なんでもかんでも極端は禁物

切り詰めればいいわけでもないですし、豪遊しまくるのも賢くありません。

自分なりの「良い按配」を探りながら、長く市場に残って投資していく術(すべ)を考えていきましょう。

細く長く市場に投資を続けるためには、それ相応の考え方と生活スタイルが求められる。正解はないものの、自分なりの目指す形を確立しておこう。

おわりに

投資に正解はありませんが、僕はこのバフェットのような投資スタイルは、マネすべき形なのかなと思っています。

もちろん、誰もがバフェットになれるわけではありませんし、そっくりそのままマネることもまた違います。

生活水準や幸せの感じ方などは、人によって異なりますしね。

ただ、ある程度「最適解に近い」とは思っています。

それは決して「僕の投資スタイル」が、彼のそれと合っているからではありません。

自分なりに考えた上での結論なのです。

みなさんもみなさんなりに考えた上で、長く投資をしてみてはいかがでしょうか。

それではまた!

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