30代が4月を迎えるために準備していること【愚直に続ける大切さ】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

いよいよ3月も終わるというのに、この寒さです…

僕は同僚のお姐様方を誘い、ジョギングに行くことになりました。

桜が満開で、とても綺麗なランニングコースを和やかに走りました。

この季節は何か胸がぎゅっと締め付けられるような、そんな季節ですよね。

職員室では座席の大移動が行われ、去ってゆく人たちが菓子折りを置いていき、

「今までお世話になりました」

と言って、お辞儀をしてくださいます。

僕のほうがだいぶお世話になったはずなのに、本当に周りの人たちは心が澄んでいます。

さて4月といえば、学校は1年の始まりを迎えます。

教員である僕が、4月を迎えるにあたって大切にしていること。

今日はこれについて書いていきます。

瞬間を生きる大切さと注意点

どの学校にも「」は植えられており、4月になりますと新入生や新着任の方々を出迎えるように咲き誇り、役目を終えると散ってしまいます。

この「刹那性」に魅了されているのは、何も外国から来た人々だけではなく、日本で生まれ育った人々も、その魅力に毎年とらわれていますよね。

日本において4月とは、「1月の年始」とはまた違ったスタートであり、寒い時期から温かい時期になるという点においても、「さぁ、新しい1年を始めよう!」と思わせてくれる月です。

桜が咲き誇るように、僕らの中でも、

  • 新たな意気込み
  • 高いモチベーション
  • 新鮮な気持ち

が沸き起こり、頑張ろうと思えるような気にさせてくれます。

ただし僕は、この「モチベーション」を信じてはいません。

4月は浮き足立ってしまい、それ自体はいいことなのですが、高ぶった気持ちを利用しては、

「あれもこれも頑張らなければ!」

意気込みすぎてしまうことが、僕にはよくありました。

  • 新任の方々と飲み会に行きまくったり、
  • 以前いた同僚と「懐かしいな!」と会いまくったり、
  • 「さ!勉強がんばろうかな!」と思ったり、

気持ちだけ先走っていることが多かったものです。

最近の僕が「継続のポイント」として大切にしていることは、小さくても長く続けることです。

誰もが4月に惑わされているとは言いませんが笑、少なくとも僕にはそんな経験がありましたね。

新しいことや大きなことにチャレンジしては失敗し、「次へ次へ!」と進んでいくことも大切なことです。

しかし、一過性のモチベーションに頼りすぎてしまいますと、長続きするはずのものもしなくなってしまいます。

それは、高いモチベーションに対する反動が大きいからです。

ここは非常に難しい点でもありまして、

  • 思い立ったらすぐ行動
  • 時間をかけてフツフツと情熱を燃やすこと

は、対極にあるはずなのに、どちらも大切なんですよね。

だから、いつでも「中庸」や「バランス」をとることを心がけるのです。

新たな気持ちを胸にしつつ、いつも通りに淡々とこなしていくこと。

「環境の真新しさ」にまどわされずに「いつも通り」こなせる人。

それは、精神的にかなり強い人だと思います。

大切なことは見失わず、しっかりと続けていきたいですね。

4月の新鮮な気持ちも大切にし、いつも通り継続していることも愚直に続けよう。

出会いと別れもほどほどに

だんだんと職場が片付いていく姿を見ると、やはりどこか寂しくなってしまいます。

しかし、変わっていくからこそ組織に新しい風が吹き、社会も進歩していくのですよね。

4月は出会いと別れの季節ですから、

  • 他人から学ぶこともあれば、
  • 全く気の合わない人と出会うこと

もあります。

僕は基本的に「オープンであること」を大切にしていますが、それが「=誰とでも仲良くなれる人」を、意味しているわけではありません。

4月当初は新しいことだらけで気が引き締まるとともに、非常に疲れる季節でもあると感じています。

自分が頑張り過ぎてしまうことも原因の1つですが、他人に迎合しすぎてしまって疲れてしまうこともあります。

オープンであったり、人当たりが良かったりすることは、初対面の時こそ効果はあれど疲れることが多いです。

意外にも、

「この人はどんな人なんだろう?」

と相手を慎重に探って、じっくりと関係性を構築していく人のほうが、ダメージは少なくて済みます。

ちなみに僕はその手の手法が「大変苦手な分野」であり、相手の懐(ふところ)に飛び込みすぎてしまうふしがあります笑。

どちらがいいと決めるわけではありませんが、いずれにせよ4月は神経を使う時期ではあります。

そんな時、やはり僕を救ってくれるのは、

  • 習慣やルーティン
  • いつも通りの仕事

ですね。

面白みのない回答かもしれませんが、大きな変化に直面した時は、「いつもの動作」や「いつものメンバー」に頼って、少し安心して癒される必要があると思っています。

ただし、

  • あまりにも内輪で楽しみ過ぎて排他的になったり、
  • いつまでも昔の同僚と傷をなめ合っていたり

していては、変われるものも変わらなくなってしまいます。

新しい風を受け入れながらも、時間をかけて人間関係を構築していくことも前提に入れておく。

いきなりトップにギアを入れずに、ある程度のオープンさと許容さを持って、新しい人との出会いを大切にし、関係をゆっくりと育てていきましょう。

出会いと別れの季節だが、人付き合いで疲れてしまうこともある。自分で調整しながら、ほどよい距離をとってみよう。

まずは1ヶ月、頑張り切ること

僕は先生という職の「9年目」を迎えるわけですが、新たなスタートを切る人もいるかと思います。

よく言われるのは、「ゴールデンウィークまで頑張ろう」という言葉です。

みなさんの中にも、同じ仕事を続けているからこそ余裕があり、「そんなの甘えだ!」と思う人もいるかもしれません笑。

しかし、新たな環境に飛び込む人にとっては、この「ゴールデンウィークまで…」という言葉ほどの「救いの言葉」はありません。

「まずは1ヶ月…1ヶ月だけ頑張ればいいのか!」

こうして目標としている期間が明確になりますと、誰しも頑張れるものです。

僕の場合は、もっと細かく刻んだ目標設定をしており、

  • ブログは、とにかくその日に書ければいい。
  • ランニングは週に2回くらいできればいい。
  • ダンスも週に2回くらいでOK。
  • とりあえず〇〇の仕事は明日までに…
  • あの△△の仕事は今週中に…

と、やりたいことからすべきことまで、短い期間で設定するようにしています。

もし、みなさんが新しい環境で仕事を始めてみて、本当にキツイようであれば、

「まずは4月の1週間だけでも乗り切ろう」

と思うだけでも、100点満点の花マルをあげてもいいくらいなのです。

別に甘えでもなんでもありません。

この「小さなことを積み重ねていくこと」が大切なのであり、しようと思ってもできない人が多いのです。

  • 最初に大きな目標を立てること
  • 大きな夢を持つこと

これらを否定しているのではありません。

ただ、「行動はいつも、目の前の小さなことから始まるものなのだ」と言いたいのです。

大きなことを成そうと思うのであれば、仕事においても積み重ねは必須です。

  1. 大志を胸に抱きながら、
  2. やるべき目の前のことを、
  3. 短い期間内で完遂し、
  4. それを繰り返す。

これはあくまで僕のやり方ではありますが、細く長く続けていくための秘訣でもあると思っています。

短い期間でも構わない。自分がやると決めたことを、その期間だけでも頑張り抜こう。

おわりに

4月とは希望にあふれている季節であることは、間違いありません。

僕も好きな季節です。

ただ、持続可能な自分を作り上げて継続していくということは、新しい環境や雰囲気に流され過ぎてしまってはいけないことでもあります。

自分を律することを学び始めてきたため、ずっと「変わらずに石を積み上げること」ができました笑。

それが正しいという意味ではなく、「続けるとはそういうことなのだ」と思っています。

人間、アップダウンが激しいと、それだけ心労が溜まりますからね。

僕も10〜20代の頃は、感情の赴くままに生きていたものでした笑。人のことは言えないものです。

しかし、過去の「ダメだった自分」がいたおかげで、より今やるべき大切なことが浮き彫りになってきました。

3月も残りわずかです。

桜は一瞬だけ咲き誇るからこそ美しく、一方で泥臭く生き抜くことは地味なことのように思えます。

でも長い時を経れば、桜の花を咲かせるための、大きな幹を作り上げることができます。

引き続き小さなことを頑張りつつ、4月からは心機一転頑していきましょう!

まずは1ヶ月、いや1週間かな?笑

それではまた!

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