どこにいても常に足るを知っておくこと【安い国でのお買い物事情】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

コロンビアに来てから、

なんて物価が安いのだろう!

と驚いたものでした。

  • ヨーロッパ
  • カナダ
  • アメリカ

と周遊してきましたので、それはそれは物価高と為替の影響をもろに受けたものです。

お金の問題さえなければ、

  • 毎日何を食べようと
  • どんな移動手段を使おうと

気にしなくていいものです。

僕の資産はまだまだ大丈夫なはずなのに、どこか貧乏性が出てしまったこともあり、

できる限り選んで…

と、取捨選択してここまできました。

では安い国(コロンビア)に降り立った僕は、何を思ったのか。

今日は、幾度となく書いてきた「足るを知ること」について書いていきます。

どんなにお金があろうとも、自分にとって価値のあることを中心にとっていこう。それは「幸せ」を選んでいくということなのだ。

コロンビアの第一印象

先述した通り、南米の入り口であるコロンビアに来てからは、その物価の安さに驚いています。

カフェで「スイーツ+ラテ(少ないけど十分)」のコンボを頼んでも、なんと380円程度でした笑。

これはいい暮らしができるぞ?

そう思った僕は、とても気持ちが楽になったことを覚えています。

交通費(飛行機代)はどうしても高くついてしまうのですが、

  • 飲食代
  • 遊興費
  • 市内の交通費
  • ホテル(ホステル)代

は、ほとんどかからないと言ってもいいほど、全然高くないことがわかりました。

つまりその国にさえ着いてしまえば、あとはかなりの低価格で過ごせてしまうということです。

逆にいえば、いろんなものを今までより多く買えるのでは?

おっしゃる通りで、買おうと思えばたくさん買えるという状態にはなっています。

ただそれでも、僕はあまり今まで通りの生活を変えませんでした。

  1. 気持ちに余裕は出てきたが
  2. だからと言って何かを変えるわけではない

という感じですかね。

ただ「1」の感情面はとても大切ですから、やはり南米に来てちょっと気持ちは落ち着いた気はします。

それに街の人々はとても幸せそうですし、英語が通じなくてもみんな笑顔で対応してくれます。

これが南米の幸せの感覚なんだろうな

スペインに寄った時もその空気感が好きでしたが、コロンビアはさらに旅行者が少ないため、地元の人々で賑わっていて、好印象を抱くことができましたね。

コロンビアは物価も安く、ローカルな人で賑わっていた。かといって、たくさん買い物をしたわけではなかった。

安くても買わないのはなぜ?

アメリカの物価高に悩まされていた中でも、兄夫婦の家に滞在した時に、

丁寧で落ち着いた暮らし

を体験することができました。

人間、ある程度お金がありますと、なんでも手に入るようになります。

僕が学生から社会人になって給料を初めてもらった時も、誰もが経験したように、

めっちゃお金使えるやん!

と思っていたものです笑。

日本にいたときは、僕にとって給料は十二分であり、欲しいものなら(あまり豪華なものでなければ)ある程度は買えました。

しかし身辺のガジェット類やICL(眼内コンタクトレンズ)、脱毛等にお金をかけてからは、特に思いっきりお金を使ったことはありませんでした。

つまりコロンビアに来てどれだけ物価が安くても、僕は爆買いしたことはなかったということです。

確かに、カフェやスイーツにお金をかけることができたのは嬉しかったのですが笑、先日、アイスクリームを400円以下で食べたところ、

お、多すぎる…

と感じ、「もう食べなくていいや」と思ってしまいました。

これは日本にいた時にも、よく起こっていた現象でした。

ザ・足るを知る」ですね。

あるのだから、あるだけ使えばいいじゃん

これも一理あります。

ただ、

それをすることによって、自分が幸せになるのだろうか?

と考えた時に、「意味のないこと/価値を感じないこと」にお金をかける必要はないのだなと思いました。

お金だって、無限にあるわけではありません。

言い方を変えれば「貧乏性」かもしれませんが、1つ1つ丁寧に取捨選択していくことは、僕の幸せに向かう大切なステップなのです。

価格ではなく、価値で判断すること。

これは多くの著名の方々の言葉であり、その信条に従って生きていくことができるようになりました。

仮に「安い国」に来たとしても、軸をブラさないこと。

たまに出すお金もいいでしょうが、いい按配で使っていくことが、僕の求める「本当の幸せ」なのかもしれませんね。

安ければ何を買ってもいいのか。そういうことではない。今までの自分の暮らしを見返したときに、自分の等身大の生活ができているのか。それが幸せに生きるということなのだ。

幸せは大きな買い物だけではない

去年(2022年)の僕は、どんなにお金を使っても、資産が増えるという異常事態となっていました笑。

誤解のないようにお伝えしなければならないことは、そんなに高額のものは購入していないということでした。

海外に来てどうしても高額を出さなければならなかったのは、最低限の渡航費と宿泊費。

これだけはもうどうしようもないものでした笑。

むしろこれを目的に旅を始めたわけですからね。

どうしてもというのであれば、

  • 豪華客船
  • 高価なホテル
  • 豪勢なディナー

を選ぶこともできますが、そもそも日本にいた時にも、そんなものは求めていませんでした。

僕の幸せってなんだろう?

「安い国」に来てから、改めてその本質に迫ることとなりました。

感情的には余裕が出てきたけど、改めて僕にとって楽しいことって何かな?

やはり、

  1. 毎日を丁寧に暮らすこと
  2. その土地の人たちの暮らしを見ること
  3. その土地の美術館や自然を見にいくこと

それに尽きるのだなと感じています。

ある意味「その土地にいくこと」が僕にとっての高額な買い物であり、それが価格以上の体験となっているため、

うん、これ以上は要らないかなぁ

と思っているのかもしれませんね。

ただし、

全世界を一国ずつ回るんだ!

となれば、よりお金はかかります。

そこも「足るを知る」必要があります。

「なんでもどこでも行けばいい」というわけではありませんからね。

これについても、自分の幸せを求めた上で「できる範囲で」適切にお金を使っていくことが大切です。

身の丈に合ったお金の使い方をしていますと、それだけで幸せを感じることができるようになります。

値段が高ければそれなりにクオリティも高いのかもしれませんが、価格ばかりを見るのではなく、価値で判断するようにしていきましょう。

これは僕にとっても、今後の課題ですね。

大きな買い物をすれば幸せになれるわけではない。自分の身の丈にあった、できる範囲内でのお金の使い方が、人を幸せにしてくれるのだ。

おわりに

安い国にきて安心感を覚えたことは否めません。

かといって、

  • 高い国でも
  • 安い国でも

生活の水準を大きく変えたことはありませんでした。

それは渡航前に、軸をしっかり定めたからなのかなと思っています。

どこにいても、「足るということ」は何なのかを追求していくこと。

それによって、場所に関係なく幸せに過ごしていけるはずですからね。

それではまた!

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