こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
34年間生きてきた中で、僕にとって大きく欠けていた部分は、圧倒的に「海外経験がない」という点でした。
そう思ったからこそ、こうして海外に飛び出しました。
現在はいよいよカナダに入り、「友人の友人」宅に泊めてもらうという奇跡的な体験をしています。
と、モントリオール出身の彼に招待され、ご家族のお家にステイすることになりました。
今日は、そこで話した内容について書いてきます。
海外を知る必要はあるか?
結論から言えば、日本人にとって海外を知る必要はないと思っています。
それだけ日本は恵まれている国ですし、
- 日本語だけでいい
- インフラが整っている
- 美味しいご飯が食べられる
と、日本から出る理由もなければ、世界を知る必要もほとんどありません。
こうした条件が揃っているからこそ、「海外に出ない傾向」が生まれます。
だから、
と言い切るのは、あながち間違ったことではなく、事実でもありかつ悪いことでもあるとも言えます。
モントリオールの彼と話していても、
という話にはなりました。
僕自身も感じていることですが、こうして一度海外に出たからこそ、彼と話が合ったと思っています。
そう思うくらい、今の自分の視野がかなり広くなったことがわかりました。
と聞かれますと、やはり「海外を知ってみた身」としては、
と感じることができたため、推奨はしたいと思っています。
知る必要はないけれど、知っておくことで「柔軟性」は培われていきますからね。
「世界に飛び立つ」と言う夢を叶えた僕は、今の自分のほうが、
- 誇りも
- 自信も
持てるようになったと思っています。
単一民族の良さと悪さ
彼と話していて「日本人」としての僕が思ったことは、
ということでした。
日本人でも「息苦しさ」を感じている人はもちろんいますが、「生活を成り立たせていく」という意味ではラクなほうなのは間違いありません。
日本には多くの外国人「観光」客が押し寄せていますが、
- 働くこと
- 生活すること
は全くの別物となります。
彼らにも彼らなりに思うことがあるのです。
特に日本にいた時に僕が感じていたことは、
というシンプルな事実でした。
- オーストラリア
- ヨーロッパ
- カナダ
と訪問してきましたが、どこでもいろんな人種が混ざり合って、「それが当たり前の基準」となっていることに、心底驚きました。
韓国や台湾、そして日本もそうですが、人種が混ざり合っている国から来た人たちからすれば、僕らの「単一種族の国」は、逆に驚くべき光景なのだと思います。
どちらがいいというわけではなくて、日本には日本の良さがあり、
- 話が早い
- 行間を読める
といった「心地よさ」もあります。
一方で、
- 排他的
- 柔軟性のなさ
といった「悪い面」ももちろん生まれてきます。
あえて後半部分に焦点を当てるとするならば、その課題点が変わっていくことで、日本人もまた「グローバルな視点」を持つことができるでしょう。
確かに「マスト」ではないのだけれど、
と言われれば、少し首をかしげてしまうような、そんな微妙な感じです笑。
日本人でかたまることを「悪」とする必要なんてないのですが、そこで生まれる問題点は必ずあり、今後の日本の経済や生活の豊かさを考えれば、海外を知っておくことは多少なりとも大切なことなのかもしれません。
日本に感じるメリットとデメリット。
海外に出て、
- 海外出身の人
- 海外に移り住んだ日本人
と話し合うことで、こうした点について考える、いい機会が持てていますね。
日本で感じる苦しさもある
僕ら日本人にもいろんな考え方の人がいるとはいえ、個人的な肌感覚かもしれませんが、
と思っています。
しかしそれは僕が「日本人だから」であり、モントリオールの彼は、
と言っていました。
「外国人」という見た目で距離を感じることがあったり、何か特別扱いされたり、目線を感じたりすることもあったということでした。
これは2023年の今になっても、僕ですら日本に対して感じていることです。
英語教師として英語をしゃべるだけで、
となるのですから、いかに日本が国際化されていないかがわかります笑。
僕自身も「見た目」には慣れていなくて、旅の初日は羽田空港の国際線、第3ターミナルでドギマギしていたほどでした笑。
こればかりは「慣れ」なのだと思います。
旅を始めて4ヶ月以上が経ちましたが、今の僕は平気で海外の街中を歩けますし、特に違和感もなくいろんな国に順応することができるようになりました。(住んだり働いたりした経験がなくて恐縮ですが汗)
こうした「ちょっとした経験」があったからこそ、彼の「日本での苦しさ」も、100%はわからなくても多少なりとも「共感」することができるようになりました。
だから僕は、こうして「カナダで」彼と話すことができたことに、大きな意味があると感じています。
もし日本で彼と飲みにでも行って、彼の気持ちを聞いたとしても、僕自身の視野がとても狭かったため、あまり話に共感できなかったと思ったからです。
日本の課題点や息苦しさは、外に出てから初めてわかったことであり、
と感じました。
これを知ることで、海外から日本に来た人たちについて理解や共感ができ、積極的に話もできれば輪を広げることもできます。
今は浮き彫りになった「課題点」について、実体験を伴って考えることができるようになりました。
そんな視野を持てた自分が嬉しくて、また日本に帰った時に多くの外国人と交流しやすくなると思いましたね。
どうしても「日本」にフォーカスを当てていますが、お読みになってくださっている日本の方々に海外の経験を伝えたいからこそ、こんな記事を書いています。
僕の表面には現れませんが、内面ではいろんな成長をしているこの旅。
改めて、「世界に出る意味」を感じている毎日です。
世界に出ると日本の小ささを感じる。それが良いとか悪いとかを議論するのではなくて、「日本は最高だ」という固定概念をなくすことで、視野を広くしていくことが大切なのだ。
おわりに
カナダでこうして話したことだけではなく、ドイツやパリ、ロンドンやムンバイで話した時間も大切な時間でした。
どんどん成長するこの1年間。
またいろんなことを感じながら旅を続けていきたいと思います。
それではまた!
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