こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
様々な事情が重なり、3年生の学年団に新しい先生が入りました。
その先生と帰りにお話をしていますと、
「この学年の学年会は、とても楽しくて驚きました」
とおっしゃっていました。
どうやら、今までの学年会はピリピリしており、話づらくてあまり楽しくなかったようです。
今日は「仕事に対して楽しむことは必要か」について、意見をまとめていきたいと思います。
仕事は楽しいほうがいい
結論から言いますと、僕は、
「学校に出勤するなら、できる限り楽しくやりたい」
と思っています。
誰もがそう思うのは当然のことです。
仕事をするなら、楽しいほうがいいに決まっているからです。
もちろん、「楽しい」にも定義は様々あります。
- ワイワイできる。
- 雑談できる同僚がいる。
- お客さんのために働いている実感がある。
- 報酬に見合っている。
など、切り口を変えれば、見方も変わってきます。
僕はどの視点から見ても、
「楽しいと思える職場であってほしいし、自分も楽しい場を提供できる人間でありたい」
と思っています。
今回に限っては「職場の雰囲気」にフォーカスを当てていきます。
新しく加入された先生から「以前所属されていた学年」の話を聞きますと、
- ピリピリしていた。
- あまり笑顔がなかった。
と、僕だったら、
と思いますね笑。
「ピリつく」空気を出している先生がいたらしいのですが、僕はそうした態度には断固反対です笑。
ただし、
- ふざけているだけ
- できる限り仕事をしない
という、怠惰な意味ではありません。
- 生徒のことを第一に考え、
- 先生同士の状況も考慮し、
- 楽しくも真剣に、
- 学年の生徒たちに向き合っていくこと
を、スタンスとして持っておくという意味です。
学校の先生は、ダイレクトに仕事が給与に直結するわけではありませんので、
「成果が出る時が、仕事が楽しい時だ」
という人には、一見すると向いていないような職業に思えます。
しかし、生徒たちから返ってくる「無形の報酬」があるからこそ、先生たちは無償の仕事にも全力で楽しむことができるのです。
仕事中には笑いがあっていいですし、先生同士の仲が良くなければ、生徒対応がうまくできません。
仕事は、
- 真剣に取り組みつつも、
- 楽しく行なっていくべき
だと思っています。
楽しい職場とは?
先述した「ピリついた空気」というのは、場面によっては大切な空気感です。
学校という場であれば、
- 入試
- 教材研究
- グループ会議
- 生徒たちのために何ができるか
などにおいて、真剣に取り組む空気は作り上げるべきですね。
大切なことは、その「真剣さ」がベースにあり、その中で楽しくて柔らかな空気を作っていくことです。
プライベートの話をする
これは賛否両論がありますし、職によっては「そんな話をする時間などない!」といった意見もあります。
先生は空き時間にも、
- 雑務
- 教材研究
- 生徒情報の共有
などがあり、
とはなりません笑。
ただ、少し時間があるのであれば、同僚たちと、
- プライベートの話をしたり、
- 休日の出来事を共有したり
するようにしています。
「仕事中は仕事に集中すべきだ」
という意見もありますが、そのようにしたければそうしてもいいと思います。
ただ、学校のような「チーム」で動いている組織にとっては、「ある程度の共有部分」があったほうが何かと話が早いこともあります。
距離をとることも大切ですが、お互いに人となりを知っていますと、
- 職場での会話が楽しくなり、
- つられて仕事も楽しくなる
と思っています。
茶話会を開催する
コロナ禍の前に、僕は「授業力向上委員会」と称した茶話会を催していました。
紙切れ1枚を先生の机上においておき、
- 「〇〇日の〇〇時から会議室で茶話会やります!」
- 「途中参加途中退室OKです!」
- 「お菓子でます!笑」
という文言をつけて、多くの先生を呼んでいました。
そうした場があることで、
- ガス抜きになったり、
- 生徒情報を共有できたり、
- 悩みを解決できたり
したものです。
- 場所を確保して、
- 時間を決め、
- テーマを設定し、
- 人を集め、
- 好き勝手しゃべる。
- (+お菓子を食べる)
これだけで、だいぶ職場を楽しむことができると思っています。
開催する側も楽しいですし、やって損はありません。
飲み会も以前では当たり前だったかもしれませんが、
- お金がかかる。
- 時間外かつ、夜遅くなる。
- ただ楽しいだけであることが多い。
など、茶話会に比べるとコスパがよくありません。
「仕事への真剣な姿勢」を共有するという意味でも、茶話会はオススメですね。
笑いが絶えない温かな空気
「楽しい職場」を実現するためには、まず僕自身の努力が必要です。
すずきという人間が、
- 話しかけやすい性格か
- 面白い人なのか
- 真剣な話を聞いてくれるのか
- 教育に情熱があるのか
- いつも笑顔なのか
- 他人を非難しないか
など、僕にも普段の礼節さや態度が求められます。
これは「信頼」と置き換えてもいいのかもしれません。
- 「なんかいつも明るい人だな」
- 「イライラしていることがあまりないな」
- 「この人と一緒に仕事をしたら楽しいだろうな」
と思わせられるように、
- 自身の感情のコントロール
- 積極的にコミュニケーションをとる態度
も必要です。
時には大きな声で他の先生をいじったり笑、自分の笑えるようなミスを提供したりと、できることがまだまだたくさんあります。
身を削ってまで、「楽しい職場」にするための努力をする必要はありませんが、
とは、常日頃から思っています。
こう言えるように、日々努力をしていく必要がありますね。
ピリピリは逆効果
僕としては、みなさんに和気あいあいと楽しく働いてほしいです。
別に校長でも社長でもありませんが笑、僕自身も「いい雰囲気で働きたいから」です。
逆にピリピリさせようとして、
「私は真剣に仕事をしています」
という空気を出す人もいますが、
- それは表に出すものではなく、
- 普段から心がける当たり前のこと
であると思っています。
職場の空気感は、楽しくて温かいほうが働きやすいはずです。
- パソコンに向かっている時
- 重要な会議の時
などは真剣に話し合って取り組めばよく、廊下ですれ違ったり雑談をしたりする時は、笑顔で楽しく話をしてもよいのです。
組織が「チーム」という意識を持ち、全体がポジティブな感情を持っていれば、前進する大きなエネルギーとなります。
特に学校では、先生たちの顔つきや態度がそのまま生徒に伝わります。
職員室が楽しそうですと、生徒たちもポジティブな感情を抱くようになりますしね。
だから、
と言っていた先生には、正直残念な気持ちになりました。
ピリついていても居心地が悪くなるだけで、むしろネガティブな効果を生み出します。
- 怖い
- 会議が憂鬱
- びくびくしてしまう
- 胃がキュッとなる
など、毎日がしんどくなります。
ふざけたり、不真面目に仕事をしたりするわけではありませんから、
- 職場は楽しく温かく、
- 笑顔であふれる場
であるように、心がけていきたいですね。
おわりに
僕は管理職ではありませんが、
と思われるような、そんな先生でありたいと思っています。
生徒からはもちろんですが、
- 先生からの評価
- 先生同士でのコミュニケーション
も大切だと感じています。
そうやって人からの信頼を積み上げていくことは、今後生きていく上で大切なことだと思うからです。
「この人と一緒に仕事をしたい!」
そう思われるように、身体的にも精神的にも成長が必要ですね。
それではまた!
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