世の中の不条理を受け入れること【イライラしないコツ】

人間関係

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

冬といえば寒いですよね。

僕は昔から寒い季節が大の苦手です。

それに加えて雨が降るなんて、もってのほかです。

天に向かって、イラ立ちをあらわにしていた頃もありました笑。

今となっては、

  • 寒さ

など、すべてを受け入れられるようになりました。

サウナに通うことで、外気浴中に「自然と一体となる」ことを感じるようになったからでしょうかね。(知らんけど)

今回は世の中のそんな「理不尽/不条理」について、自分のできることとは何なのか。

書いていきます。

世の中は常に不条理がはびこっている。そんな中にいて自分はどう反応するのか。対応の仕方を変えれば、己の器は柔軟かつ大きくなっていく。

世の中は不条理だらけ

大好きな漫画「ワンピース」では、ゾロが漢らしい台詞を言うシーンがあります。

災難ってモンはたたみかけるのが世の常だ

言い訳したら、どなたか助けてくれんのか?

な、なんてカッコいいのでしょう。

世の中は「理不尽/不条理」で溢れていると、ゾロはすでに悟っており、それを受け入れることが大切なのだと言っているようですよね。

生きていく上で、

  • いつでも安心
  • いつでも安全

なんていう状況は、確かに存在しません。

これから来る「VUCA時代」に向けて、一人一人が準備しなければならないですからね。

「VUCA」とは、

  • Volatility(変動性)
  • Uncertainty(不確実性)
  • Complexity(複雑性)
  • Ambiguity(曖昧性)

の頭文字をとったものです。

これからの時代、一体何が起こるかわからないものです。

  • 誰が「スマホで全てが完結する時代」が来ると思っていたでしょうか。
  • 誰がここまで「個人が強くなれる時代」が来ると予想していたでしょうか。

次に何が来るのか。

予想なんてできないのですね。

そんな世の中に対して、僕らはどう構えておかなければいけないのか。

それは「世の中が不条理である」と認め、その事実を受け入れることです。

ゾロのように、何が来ても受けて立つという「覚悟」を持つこと。

この覚悟を持つと、何が起ころうとも、

世の中そういうものだ

と思えるようになります。

するとストレスも減り、人にも優しくなることができます。

「世の中は理不尽で溢れている」ということを、まずは受け入れてみましょう。

そうしますと、世の中に対する姿勢も変わってくるのです。

生きていれば理不尽や不条理だらけだ。むしろそれが当然だと思って生きていくこと。それが第一歩なのだ。

不条理を受け入れると強くなれる

冬の雨なんて本当にひどいものでして、僕からすれば『冬』とは、

「天気が良くなければ価値はない」

とすら思っています笑。

そんな寒い中で、打ち付ける雨風…

足元はビショビショになるも、僕の心は穏やかな冬の日のように平安を保っていました。

とうとう「雨の日」を受け入れるようになれたのです。

「自然」に対して、人ができることなんて皆無(かいむ)です。

僕が雨を止めることができたら、まるで超自然的な力を得た、映画の主人公のようなものです。

当たり前ですがそんなことはありませんので、天気や自然災害は受け入れるしかありません。

以前の僕は、雨風などの自然現象に対して「ものすごくイライラ」していました。

え?!今日天気予報で晴れって言ってたじゃん!

わかります。

言いたいことはものすごくわかります。

これは「イライラする人あるある」でして、

  • 誰かのせいにすることで気を紛らわしたり
  • あたり散らかすことでストレスを発散しようとしたり

するという「特性」なのです。

結論、そんなことをしても何も生まれませんし、ストレスは溜まる一方です。

これは「人間関係」においても同じことです。

人生、自分の思うようにいかないことばかりであり、

  • 自然
  • 人間

どちらに関しましても、理不尽なことで溢れています。

そこに期待しても仕方がありません。

何が起こっても受け入れることです。

以前に比べて(サウナに通うことで)心が穏やかになった僕は、いよいよゾロのように理不尽を受け入れるようにしてみました。

人生ってそんなモンだよなぁ

こう思うようになってから、生きるのがとても楽になったのは間違いありません。

生きていれば、良い日もあるし、悪い日もあります。

楽しい日もあれば、辛い日もあります。

「悪いこと」だけにフォーカスを当てて、

なんでうまくいかないんだ?!

と、腹を立てても仕方がないのですね。

そう思うより「悪い日もまるっと含めて人生だ」と思うほうが、時代の流れに身を任せて生きていくことができます。

もし「イライラしてしまうこと」が多いと感じている人は、そんな理不尽をまだ受け入れられていないのかもしれません。

おおらかに寛容に生きてゆくためにも、「人生何でも起こり得る」と思って、ドンと構えて生きていきましょう。

自然現象や人間関係は理不尽がつきものだ。その点にいちいちイライラする必要はない。理不尽や不条理を受け入れると、何が起こっても平気でいられるのだ。

とても柔軟な考え方になる

世の中の「理不尽や不条理」を受け入れられるようになりますと、考え方も柔軟になります。

まぁ、そういうこともあるよね

とか、

なるほど。そういう考え方をする人もいるよね

とか。

「とても狭い世界」で生きていた僕は、

  • 人と出会うたびに
  • 新しい土地に行くたびに

カルチャーショックを受けては、とてもワクワクするようになりました。

その繰り返しを経験していきますと、ドンと構えられるようにもなりますし、

なるほどそうきたか!

と、納得はしなくても受け入れることができるようになります。

人間はどうしても「理不尽なもの」に対して理由をつけたがりますからね。

僕も「もともと理系」ということもありまして、「論理的に話ができない人」に対してモヤモヤかつイライラしていました。

そうした性格もあって、とても人間関係に苦しんでいた時代がありました。

なんでこんなに言っても伝わらないのだろう?

「変わらないこと/変えられないこと」に対するストレスでした。

これは、生徒対応をしている教師としては「致命的」ですよね笑。

だから、人の動きも自然現象と同じだと思うようにしました。

「僕の頭の中」が他の人に完璧に理解できないように、誰もがお互いを100%理解できていたら、今頃世界は平和ですからね笑。

そんな「不条理」を受け入れた上で、

この人と関わるのはやめにしよう

と思うのならば、そうすればいい。

しかし多少のすれ違いや摩擦程度なら、「不条理の範囲内」だと思うほうが柔軟になれるのだと思います。

その部分をすり合わせることがコミュニケーションであり、自分の知見や考え方を広げてくれるきっかけとなるからです。

柔軟な姿勢を保ちながらも、しっかりと線引きをしておくこと。

  1. 認め、受け入れる。
  2. その上で、切るか継続するか判断する。

この「ワンクッション」を入れることができれば、交友関係も広がり、多少のことではイライラしなくなります。

世の中なんて不条理がつきもの。

誰かが助けてくれるわけではありませんので、自分の中で消化できるように、そしておおらかに構えられるようにしていきましょう。

不条理を受け入れられる範囲を広げてみよう。考え方が柔軟になり、あらゆることに対して寛容になることができる。

おわりに

少し前にも、台風が来てビショ濡れになったことがありましたが、

ま、仕方ないな

と、平静を保つことができました。

そんなもんだよな。仕方ない仕方ない

と思えた自分に、「寛容/柔軟」になったなぁと思ったものでした。

ある意味「鈍感」と言ってもいいのかもしれません笑。

1つ1つの理不尽や不条理に過剰に反応しても、疲れるだけですからね。

時代や世の中の大きな流れから、小さな人間関係まで、人生は不条理でいっぱいです。

そんな現実を受け入れて、柔軟に生きていきましょう。

それではまた!

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