対面?それともリモート?オンラインで働く男の今【リターンを考える】

雑談

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、こんな動画を見ました。

いろんな議論が巻き起こる中、個人的には、

なんでそこまでして出社を促すの?

と思っていますが、動画内にもあるように各会社では「リモートから戻す」という風潮もあるようです。

僕は先生だったので、残念ながら「学校に来ない」という選択肢はありませんでした笑。

学校は対面で生徒のメンタルをケアしたり、

  • 体育祭
  • 文化祭
  • 球技大会

など、デジタルでは到底できない行事で溢れているからですね。

今日は「リモートうんぬん」について語っていきたいと思います。

業種によってはリモートはできない。しかしできるのならば、リモートから無理に戻す必要もないのだ。

考え方の発端が大事

いつも思うことですが、極論とはあまりうまくいきません。

そこには必ず「反対」があるからですね。

早速動画を見てみますと、動画内ではAmazonが「週5日の出社を義務付けた」という内容がテーマとなっていました。

気になるコメント欄を見てみれば、

Amazonの会社の近くの商業地域ために、政治的な要素が働いている

という意見もありました。

多くの人が出社すれば、そこで会社(やその付近のお店)が美味しい思いをすることもあるということです。

とはいえ確かに「対面の良さ」は、コロナ禍を経て僕らが一番感じましたよね。

一方で、

  • イノベーション
  • ちょっとした雑談

に、本当に良い影響があるかどうかは、疑わしい部分もあります。

「たまに対面」で仕事をすることと、「毎回出社しなければならない」では話が違ってきますから、

それならちょっと出社するくらいでいいんじゃないの?

と思う人も出てくるというわけです。

Amazonやテスラが対面を強要するのは、

何十年も現場で働いた経験がある人がトップに立っているからだ

とひろゆき氏は言っています。

彼らの経験上、

革新的なことは現場で起こっているんだ!

と思っているということですね。

一方でひろゆきさんからすれば、

数十年、ずっとオンラインでやってきたから、逆に対面なんてできない

と言っているように、業種的にも「できる/できない」が大きく違ってきます。(教師のようにね)

「リモート=正義」でもありませんし、「対面=正義」でもありません。

僕はリモートの発想自体が日本にずっとなかったので、

それこそイノベーションじゃないか

とすら思いましたけどね。

大切なのは、

  • その会社に本当に対面が必要なのか
  • 週のほとんどがリモートでもいいのか

という議論をそれぞれが問い、適切に取り入れていくことですね。

リモートは良い悪いという単純な議論にせず、その会社や組織の「必要」を考えて決めていこう。

不要な対面を強いるのは無意味

僕が教員をやっていたように「対面でしかできないこと」は、もう対面でやるしかありません。

一方で、先生方でも「リモート」はできなくもないです。

ちょっとした会議なども、学校内のいろんな場所からログインすればいい話ですしね。(実際にやりました)

リモートワークと少し話はズレますが、資料なんかいちいち印刷せずにPDFにして

どうしても手元に欲しい人だけ印刷すれば良い

と呆れたこともありました。

問題は、

なんだかよくわからないけど、やっぱり対面って大事だと思うんだよね

という信頼性のない経験則に基づいて、新しい改革を取り入れられないところにあります。

だからITの企業なんかは、対面での出社を(あまり多く)強要しません。

「オンラインで事足りること」が多いからです。

対面を否定しているのではなくて、

意味もわかっていないのに、ムダに対面で会議をしたり出社を促すな

ということ。

確かに出社すれば、雑談ちょっとした情報交換から何か生まれることもあります。

一方で、

  • ただのグチの言い合い
  • ゴシップを言っているだけ

ということもあります。

僕は学校に通勤することは嫌いじゃなかったのですが、今思えばムダも多く、

今のこの時間は、いったいなんのための時間なんだろう?

と思ったことも多々ありました笑。

現在はリモートというかオンラインで働いていることが主ですから、

  • ムダな人間関係
  • 不必要な通勤時間(定期券代)
  • 無意味な雑談(世間話やゴシップ)

など、効率化できたことはたくさんありました。

こうなってきますと、

確かに学校の雰囲気や空気感は好きだけど、果たして通勤や会議、雑談に意味があったと言えただろうか…

とは思います。

むしろ、プライベートでいろんな職種や年代の人と外で会っていた時間のほうが、とても有意義でした。

Amazonやテスラの雑談レベルと比べてはいけませんが、

対面はいろんなイノベーションのために必須なんだ!

という言葉には、僕はちょっと懐疑的ですね。

意味もなく対面を強要しているのならば、一旦考え直してみよう。本当にそれらの雑談や人間関係の構築が、仕事にいい影響を与えているかどうかということを。

それぞれのメリットを考慮

僕はリモートワーク(個人事業主)になってから、とても幸せになった部分が多かったです。

以下、あくまでこの動画のコメント欄についてですが、

通勤時間は勤務時間に入らないからバカげてる
サボるどころかめちゃくちゃ効率が上がった

と、出社の強要に反対している人は多い印象でした。

僕も概ね賛成でして、どうしても対面じゃないと話にならない業種ならまだしも、

それ本当に意味あるの?

と思うような部分まで、対面で強制する人がいます。

動画を見る前は、

そこまで対面を強要するなんておかしいでしょ笑

と思っていましたが、動画内での議論ではいろんなメリットやデメリットについて言及されており、とても面白いなという印象でした。

当然のことながら、それぞれにはそれぞれの良し悪しがあります。

「オフラインの良さ」は僕もわかっていますが、「人を呼んで時間を奪うこと」は許されない行為です。

それはオンラインでも一緒で、“ムダな会議” である以上は、zoomだろうとなんだろうと時間を奪っていることになりますけどね。

ただ、オフラインでの仕事となりますと、

  • 通勤時間
  • ムダな雑談
  • 話しかけられる
  • 変な仕事が急に降ってくる(振られる)

など、効率の悪いことも多々あります。

「効率化」は決して悪いことではないと思っていますし、仕事でしたら「ムダをやること」なんて全く意味がありません笑。(誰も望んでいない)

今僕は出勤することもないですし、会いたい人といつでも会えます。

むしろ友人と会って仕事の話をしたり、良い情報をもらえることもあります。

「やってほしい」という仕事の内容が良ければ、受注することもあります。

一方で「会社/職場」がないのでその分、人と接することは減りましたが、好きな生徒さんに英語を教えているので、結果的にめちゃくちゃ効率化されて楽しい時間ばかりが続くようになりました。

会社に出社するということは、それだけ時間も食いますから、

そのリスクに対するリターンがあるのか?

を考える必要あります。

リターンもないのにリスクを取ることは、単なる「博打/投機」でしかありません。

全否定をしているのではなくて、そこに意味があるのかどうかを問い続けて欲しいということ。

まだまだ議論の余地がありそうですね。

対面には対面の良さがあるが、それだけリスクがあるということ。リターンが得られるなら、程よく対面も入れながら働いていこう。

おわりに

オンラインになってからわかったことは、

いかにアナログではムダが多かったか

ということでした。

僕は学校が好きでしたけど、辞めた理由には、

  • そんな効率の悪さ
  • 自分の時間が奪われている現実

に薄々気づいていたからでした。

オフラインでのスピード感は間違いないのですが、そこに弊害や課題が多いことも事実です。

うまいバランスでやっていけるよう、これからも邁進していきます。

それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました