こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
先日、学校で会議が行われました。
学校に限らず古い体質の会社でも、明らかに時間のムダな会議が横行しています。
「スーパー効率主義人間」の僕からすれば、報告だけの会議なんてナンセンスなのですが笑、今回の会議の司会はなんと「僕」でした。
と、意気込んで司会を任されましたが、なんとかいい感じで進行することができました。
同僚からも、
と言われて、照れてしまいました笑。
今日はそんな会議を通して感じた、話の本質をつかむことの大切さをお伝えしていきます。
会議の司会のポイント
僕が司会をした時に押さえた点は、以下のことです。
- タイムマネジメント
- どんどん進めること
- 話をザッと要約して伝えること
「1」と「2」については当たり前といえば当たり前なのですが、中にはダラダラと進行してしまう人もいます。
特に学校の会議は「報告会」であることが多く、本当に生産的な「討論会/意見交換会」より、冷酷に進めてしまってもちょうどいいくらいです笑。
と、司会進行役がテキパキと進めてくれると、会議に参加している人たちにもストレスがかかりません。
特に意見が出ないのであれば、ガンガン進めていかないといけません。
逆に、
と思われてしまいますからね。
そして今回、僕が一番力を入れたのは「3」の「話を要約をする」ということでした。
1人の報告者が話終わった後に、
と軽くまとめを述べてから、意見と質問を募りました。
人によっては、
と思われるかもしれませんが、ここにワンクッション挟んであげることで、聞いている人たちも意見を言いやすくなります。
こうして要点を伝えてあげることは、何が大切だったのかをもう一度確認するきっかけとなります。
簡単にメモだけ取っておいて、
- 個人情報に気をつけて。
- データはデスクトップに置かない。
- …
のように一言で表せれば、そこまで時間も取られません。
ただスピーディーに会議を終わらせようとするのでなく、何が大切だったのかというように、しっかりと内容をもたせてあげることが大切です。
ものごとの本質をつかむ力の大切さ
「ものごとの本質」をつかむ力は、とても大切な力だと思っています。
こう考えることは、能動的に話を聞くことにもなりますし、頭の中を整理しながら内容をインプットすることもできます。
誤解のないようにお伝えしておきますが、話し手のほうは冗長になってしまうことが多いものです。
決して、
- 話し手の話が長いのが悪いとか
- 全然まとまってないからダメだ
と、否定したいわけではありません。(たまに本当に話が長いだけの人もいますが笑)
また、キレイで順序立ててあるプレゼンだとしても、数分で終わるものなんてありません。
その場合も「何が核心なのか?」を考えながら聞くといいですね。
この力は、「情報の取捨選択の力」も養ってくれると思っています。
僕はよくテレビをディスっていますが笑、
「自分の人生に必要か不要か」
を考えてみますと、世の中に流れているニュースや広告の大半が、自分にとって意味のない/価値のないものだということがわかります。
どんな話や文章でも、必ず「その人が伝えたいこと」を、いい意味で一言や二言でまとめることができます。
僕のブログもそうですね。
「周辺情報」をそぎ落として、
- 自分にとって大切なこと
- 結局その人が言いたいこと
など、核心や本質の部分を見つけていくだけでも、人生が好転していきます。
という人もいますし、僕もその考え方には概(おおむ)ね賛成です。
ただ、自分の人生が「本当にムダなことばかり」で占められてしまったら、そんな人生はつまらないなぁと思ってしまいます。
- 自分にとって本当に幸せなこととは何か
- 自分の人生にとって本当に必要なこととは何か
人の話を聞いたり文章を読んだりする上で、本質をつかむことに注力していますと、このような人生に対する考え方にも影響が出てきます。
人生が一度しかないのであれば、大切なことや好きなことで埋めていったほうがいい。
僕はそう思っています。
本質をつかむための練習
僕は大学受験を2度していることもあり笑、高校生の時はペーパー試験でいうところの「要約の問題」を、ひたすらに解いていたことがありました。
国語でも英語でも、
「〇〇字以内にまとめよ」
という問題が出てくるのですが、この問題が実は良いのです。
受験勉強もバカにできず、今更ながら、
としみじみ感じております笑。
大学生であれば、
- 長い論文を要約したり
- 自分で書いた論文の「Abstract」(最初の概要みたいなところ)を書いたり
するだけでも、「要約する力/まとめる力」が身につきます。
社会人であれば、Twitterが有効です。
「140字以内」にまとめるのは本当に至難の業ですが、それだけ言いたいことが洗練されていくのでオススメです。
また職場で会議があるようならば、そこで議事録を作成するのもいいのかもしれません。
ニュースはすでにまとめられていることが多いこと、エンタメ要素が強い傾向にあることなど、個人的にはあまり有意義ではないと思っていますのでオススメしません。
こうして人の話や文の内容を、
「自分なりに噛み砕いてインプットすること」
は、すでに用意された要約を見たり、なんとなく話を聞いたりするよりも、圧倒的に自分のためになります。
「自分なりに」解釈することはとても大切で、生きていく力そのものともなりますので、普段から本質をつかむことを大切にして練習していきましょう。
おわりに
漫画ワンピースでも、サボというキャラクターがこう言っています。
物には必ず…核がある
周辺情報ばかりを取っていますと、時間効率が悪いだけでなく、人生においても軸がしっかりと定まらない状態となってしまいます。
伝える側はどうしても「冗長表現」が多くなってしまいますから、そこから自分にとって大事な部分だけを抽出して、人生の糧(かて)にしていきましょう。
そうすれば自分が言いたいことも、ある程度まとまった状態で伝えることができますしね。
普段から練習あるのみです。僕も頑張ります!
それではまた!
コメント