こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
カナダに来て、
- モントリオール
- トロント
と友人宅にお世話になっていますと、
という感覚になります笑。
つまりそれは「安定」を意味し、自分の拠点ができるということです。
ホステルでもそうした「定住」は出来なくはなかったのですが、特に友人がいるわけでもない場合は、さっさと次の場所に向かっていたものでした。
ということに気づきました。
今日は「安定をとってリスクをとっていく」ということについて書いていきます。
安定させることの重要さ
日本にいた時にも感じていたことでしたが、僕は「貯蓄マインド」から脱却した後は、適切にお金を使うようになっていました。
先にお伝えしておきますが、
- 稼いでいるから、
- 投資をしているから、
- 思いっきり散財していい。
というマインドではありません。
自分が価値のあると感じたことに対して、お金を払うようになれたということです。
そう感じた僕は、
- お土産
- 交通費
- カフェ代
- サウナ代
など、大した額ではありませんが笑、少しずつお金を使えるようになりました。
この旅では、
- 交通費
- ホステル代
が一番の支出ですので、その点さえクリアできれば、実は無理をしなければ日本と同じくらいのレベルで支出をコントロールできます。
もし「ただ長く旅をしたい」と思うのであれば、どこかに1ヶ月定住すれば、それだけで日本と同じくらいのレベルで生活できますし、たとえば東南アジアであれば物価はもっと低く済みます。
つまりモントリオールやトロントで「旅をしていない感覚」になれたのは、「定住する場所」があるからなのです。
日本にいる時は、定住も何も「何年も住む場所がある」わけですから、それはもう「安定中の安定」というわけですね。
特に、旅をしている今の僕にとっては笑。
ひとたびその感覚を持ちますと、
と思えます。
ちょっと旅の感覚が薄れてきましたが、今まで一人で歩き回っていましたので、それもまたいいのかなと。
やはり「安定すること」は、人間が本能的に求めているものなのですね。
リスクをとりに行こう
さて、日本にいた時の僕は「安定」を好んでいるだけにとどまらず、徐々にリスクをとりにいけるようになりました。
- 日本国内を旅し
- いろんなところに投資した
日本人はお金がありながらも、なかなか使わないまま死んでいくというのが現実です。
それは僕にもあったように、「貯蓄マインド」が強すぎるところから来ていると思っています。
戦後に「貯めることの重要性」が説かれ、
と考えている人が多いからです。
日本も少しずつ変わってきていますが、僕なんかは特にわかりやすいくらい「使うこと」に意識を向けるように変化しました。
それは何より、「安定している」という事実に気づくことができたからでした。
面白い考え方ですが、ある程度の「安定」さえ確保することができれば、リスクを取りに行くことができるようになります。
数年前は「それさえもしないように」と思っていたくらい、ガッチリ貯蓄のマインドがありました笑。(そのおかげで投資ができたのですけどね)
この旅では、こうして誰かにお世話になっている場合、その分「人と過ごす時間」の中で躊躇(ちゅうちょ)なくお金を使えるようになります。
そこでお金を使ってもいいくらい、「安定」をいただいているわけですからね。
つくづく「定住できる場所」があると、
と思いました。
つまり僕が日本に帰った時には、「安定以外の何でもない生活」が待っているわけです。(自分次第)
今の僕からすれば、イージーモードですね笑。(調子に乗るな)
旅をすることで視野を広げたこともありますが、それ以上にサバイバルしていく術(すべ)も身につきました。
精神的に強くなったのであれば、安定を見つけた際にどんどんリスクを取りに行っていい。
- 安定した場所や生活がある
- その上で次へ次へとリスクを取ってみる
この感覚を持っておくことが大切ですね。
安定とリスクの気持ちよさ
日本にいた時に、少しずつ投資や浪費を覚えた僕は、
と思えていました。
心も寛大になっていましたし、好きなようにお金を使う割には幸福度はとても高かったからです。
これは何度も言っていることですが、決して「お金を使わないような趣味を選んでいた」わけではありませんし、高級なところも意図的に避けていたわけではありません。
その点は説明するのがとても難しいですが、
- 自炊でも十分ご飯は美味しかったし
- 車や家など浪費をしたいとも思わなかった
など、僕のそもそもの考え方が貯蓄にマッチしていただけなのかもしれません。
そういった意味ではラッキーでもありましたが、それらを加味した上で、去年(2022年)は自分ではしたこともないようなお金の使い方をしていました笑。
ただ、それがとても気持ちよくて、今までは感じたことのないような「幸せ」を感じていましたね。
浪費や散財(たかが知れてる笑)ができたのは、僕の生活があまりにも「安定」していたからだと思います。
だんだんと「安定している中でリスクを取りに行くこと」を覚えたのではないかなと。
旅の中では、基本的に生活を安定させることは難しいのですが、ホステルについて「2〜3泊するか」と決めた瞬間に、どっと気持ちがラクになりますね。(変態レベル)
この旅自体が「リスクを取っている」状態だからなのかもしれません。
少しでも「安定」を見つけることができれば、またリスクを取りにいけるような、そんな姿勢が身につきました。
それは日本で培っていた、「押し引き」の経験があったからこそだと思っています。
リスクを取ることが気持ちよくなるのは、そのリターンを知っているからなのかなと。
その時は身を切るような思いがあるかも知れませんが、それはリターンを得るために仕方のないこと。
その事実を割り切ることができるかどうか。
これが僕にとっては「必要な感覚」だったのです。
それができたからこそ、
と決意ができたと思っています。
リスクを取りにいけるようになるのは、「安定」とのせめぎ合いがあるからです。
- 少し安定を探しては
- またリスクを取りに行く
この繰り返しが、今後の僕をより成長させるのだと思っています。
おわりに
「安定」は決して悪いことではありません。
日本にいたときは、
と思うくらい、安定していましたけどね笑。(公務員で独り身でしたし)
旅を始めて金銭的に大変なことは感じていますが、少しでも「安定できる場所」を見つけたら、
と思えている自分がいることに驚きです笑。
実はこの旅では、そうした「リスクテイキング」の力も養われているのかもしれません。
まだまだ伸び代あり。
安定とリスクのバランスを取って、旅を続けていきましょう。
それではまた!
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