満足した生活とこれからやるべきこと【幸せの日常から他者貢献へ】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

何度かブログでお伝えしている通り、僕は学校の先生も辞めて世界一周もして、

何か新しいことはないだろうか?

と考えつつも、現状にある程度は「幸福感」を感じているほうだと思っています。

今朝も、図書館に来る途中の公園に日が差しているのを見ただけで、

なんて平和な一日を送ることができているのだろう?

と思い、涙が出そうになってしまいました。

先日も生徒さんと話していますと、

どこかに遠出した時に、あえて何か食べて帰ろうとか、あえて何かしてから帰ろうとか、思わなくなった

という話をしました。

僕もそれには激しく同意しています。

今日は「足るようになった生活とこれから」について書いていきます。

僕はだいぶ幸せになった。あとはこれから何ができるのかを考えてゆくことだ。

前提として満たされていること

日本にいますとなかなか気づきにくいことなのですが、僕らはもうだいぶ幸せということがわかります。

先日の生徒さんとの話でも思ったことですが、

どこかに遠出した際に、あえてその場で何か贅沢をしてみる

とは、確かに誰もがウキウキすることだと思う一方で、あまり魅力を感じなくなっていました。

歳をとったこともあり、もう「フレッシュ」なことはほとんどなくなったからだと思います。

若かりし頃は、何もかもが新鮮で、

ミルクティーってなんだろ?甘いのかな?飲んでみたいなぁ!

と思っていたものでした笑。

でもこうしていろんなことを経験しますと、日本の “どこか” に行ったところで、「いい意味で」サービスはほとんど変わりません。

高品質で低価格なサービスを受けられる日本は、文字通り「最強」です。

だからこそ、僕は他国に行って視野を広げました。

すると改めて、

日本ってすげーなぁ

と思わされます。

でも日本での、

  • 改めてしたいこと
  • 改めてやりたい体験

などは実は「飽和状態」でして、現代で「目新しいもの」を見つけるほうがよっぽど困難です。

みなさんがショート動画などを延々と見てしまうのも、

満たされない自分を、なんとかして満たしたい

と思ってしまっているからなのですね。

そんなことをしなくても、日本という国はすでに満たされており、僕がわざわざ他のサービスを受けに行かないのも、

そんなことしなくても、十分幸せだから

と思っているからなのかもしれません。

その上で消費したいことがあればしたらいいですし、僕だってサウナに行ったりレストランに行ったりもします。

ただ、前提として「今は幸せである」ということを感じることが、出発点なのだと思っていますので、本当に「たまに」することとなってしまったのです。

現代で目新しいサービスをとりに行く必要はない。もうすでに満たされていて、サービスが消費となってしまっているのだ。

できる最大限のことを続けてゆこう

さて、そうしますと、

じゃあ一体なんのために働いているのか?

という疑問も湧いてきます。

僕は悠々自適に暮らしている一方で、

全力で毎日を過ごしたい

と思っているのですから、なんだかちょっと矛盾じみた感じにも聞こえます。

しかし大前提として、

  1. 僕は今幸せであり
  2. ムダな浪費をしても満たされない

という、「足るを知る」精神があります。

その上で、毎日を全力で生きようと言っているのです。

満たされているからこそ、

また次へ、また次へ!

と駆り立てられるわけですね。

満たされていなければ、目の前のことに精一杯(それだけで完結すること)になってしまいます。

もちろん、それが悪いと言っているわけではないのですが、せっかくの一度きりの人生です。

だったら、もう幸せではあるけど何かしていけたらもっといいじゃない?

そう思うのですね。

よく、

やりたいことがたくさんあって、一回の人生じゃ足りない

と言う有名人の方もいらっしゃいます。

僕もそう思う一方で、

自分のできる範囲内で、やり切ればそれでいい

とも思っています。

まず幸せを感じているのならば、あとは自分の人生を精一杯やり抜くだけです。

そこに特別なことなんてなくて、

与えられた使命を、淡々と全(まっと)うしていこう

と、僕はそう思うようになりました。

小さい頃と違って、何かと感動することも少なくなりましたが、その分「今」の大事さを以前よりも強く感じています。

幸せだから何もしなくていいわけでもないし、だからと言って大それたことをしなくてもいい

絶妙な按配なのですが、これは人それぞれが探していったらいいと思っています。

幸せを感じるからこそ、立ち止まっていてはいけないのだ。どんどん先へと進んでいこう。

やっぱり人のために生きるのが幸せ

  1. 今の時間を幸せに感じ
  2. その上で自分のできることをしていくこと

だからそれぞれの仕事に正解があるわけでもないですし、人として間違ったことさえしていなければ、僕はその人生はそれで十分だと思っています。

するとまた原点に立ち返ることがあって、

じゃあ僕は一体なんのためにお金を稼ぎ、何に使っていきたいのだろう?

と思うのです。

現在は「潜伏期間」じゃありませんけれど笑、お金を貯めて生活に余裕を持たせたいと思っています。

ただ、やはり「自分に余裕を持たせたい」と思っているのは、公務員時代のように、

また誰かの役に立ちたい

と思っているからでもあります。

今働いている僕としても、もしかしたら十分に誰かのために生きているのかもしれませんが、それでも、

あと残された時間のこの世の中でできることはなんだろう?

と考えた時に、

やっぱり、誰かのために生きたいんだ

と思うようになりました。

現在のYouTuberやスポーツ選手、大富豪たちが慈善事業をするのは、そうした「余裕」があるからであり、僕も彼らほどではありませんが、そうした「他者貢献」の気持ちがあることに気がつきました。

今の自分の幸せを感じていますと、もしかしたら人生をやり切ってしまっている感が出て、逆に「やり切れない/どうしたらいいかわからない」と感じている人もいるのではないかと思います。

ただ、

この世の中にあまり意味はない

という立場に立ってみますと、「自分に何ができるだろうか?」と真剣に考えるようになります。

僕がここ数年で幸せを感じて思ったことは、

人に与えて感謝される時が、一番の幸福なんだよなぁ

ということです。

もちろん、自分が今「お金や力を持っていない時」であっても、人に与えられれば、それはさらに素晴らしいことです。

僕もできる範囲ではありますが、以前よりもお土産を買ったりおごったりするようになりました。

それが自然とできるようになりますと、僕の「求めている人生」にたどり着けるような気がするのです。

ここに至るまでに、様々な経験と読書の数々、内省や人との関わりが必要でした。

僕は30代ですが、

残りの人生でいかに人のために生きることができるか

を常に考えるようにしています。

このブログも、どこか遠い地の誰かの役に立っていると感じながら、毎日書いているのです。

最終的にたどり着いたのは、誰かのために生き抜く人生だった。今でも、そしてこれからも、僕は誰かのために生きていくのだ。

おわりに

今に幸せを感じるということは、日本だからこそできるのだと思っています。

たまにゆっくりすることや、贅沢することも僕は嫌いではありませんが、

いや、もうそういうことではない。そういうことがしたいんじゃないんだ

と思うことのほうが多くなってきました笑。

もっともっと、走り抜きたい。

そう思って書き始めたこのブログでもありますから、これからも全力で生きていきましょう。

それではまた!

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