30代になってからやめてよかったこと【空いた場所をどう使うか】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

引き続き読んでいます夢をかなえるゾウ

この本が一躍有名となった理由がわかります。

みんなが知りたいことは実は既にもういろんな本に書いてあるのだけれど、最後はそれを行動に移せるかどうかが未来を切り開く鍵なのだと、締めくくられています。

本書ではゾウの神様であるガネーシャが「何かやめてみ」と主人公に言います。

主人公はテレビやインターネットを1日やめてみるのですが、「それではアカン」とガネーシャはコンセントを抜きます。

「やめる」という意識ではなく「やめなれければならない環境」を作ることが大切なのだ、と。

さて、すずきもいろいろと行動に移してきましたが、改めて「やめてよかったこと」をあげてみようかと思います。

何かの参考になれば嬉しいです。

テレビ

早速本書の内容と被っていますが、以前にも記事で書いた通り僕はテレビをすでに売り払っております。

一応段階がありまして、

  1. テレビのスイッチ自体を入れなくなった。
  2. コンセントを抜いた。
  3. 売った。

という流れで、まさかの2番目は本書を読む前から行なっていました。

僕は当時「テレビを見ている時間など無駄だ!」と思ったわけでもなく、単純にブログを書いていたりYouTubeで有用な動画を見ていたりするほうが面白かったので、自然とやめていました笑。

やめてよかったなと思うことは、

  1. とにかくネガティブなニュースが入ってこないこと
  2. 街中でそのようなニュースに出くわしても深追いしなくなったこと

があげられます。

世間にはびこるネガティブなニュースを一切シャットアウトしますと、嫌な気持ちにもなりません。

また不倫報道や炎上などの大衆がこぞって飛びつくであろう記事にも、反応しなくなるようになりました。

そもそもそこに時間を割かないことに慣れたおかげで、「そういうの見ていると詳細を知りたくなって余計に時間を取られる」と感じるようになりました。

今のところテレビを見てなくても困ったことはありませんし、自ら「あの事件(炎上)見た?」と言わなくなりました。

今までより能動的に日々を過ごせるようになりましたね。

テレビは全てが悪とは言えないものの、自分で選んでいない情報まで入ってくる。段階を踏んでいいので徐々にやめてみると、きっと生産的な時間が増えるだろう。

お菓子や清涼飲料水など

一応糖質制限っぽいこととか、食事に気をつかい始めたのですが、特に大きかった変化はスナック菓子や菓子パン、清涼飲料水をやめたことです。

それらを断(た)ってみて、いくつかわかったことがあります。

  1. お菓子や菓子パン、清涼飲料水は安いけれど体に良くない。
  2. 中毒性がありすぐに小腹を満たしてくれる。
  3. 保存が効き、エネルギーもあるがやっぱり体に良くない笑。

といったところです。

お菓子やジュースの良くも悪いところは、安価で即時的な食欲を満たしてくれるという点です。

お金の使い方が下手くそだった僕は(今でも修行中)、「とにかく安いもの」へ流れるようになっていました。

しかも甘くて(しょっぱくて)美味しいし、一瞬で満足できる。

ただ、体のことを考え始めたことと、お金の使いどころとして価値観を考え始めたところ、「これは違うな」という結論にいたりました。

やめ始めるには少し苦労しましたが、習慣として、

  1. コンビニによらない。
  2. 逆に価値の高いものにお金を使ってみる。

をはじめてみました。

特に2番目のものは非常に効果が高く、例えば缶コーヒーなんかよりもカフェの淹れたてのカフェラテや、職場でハンドドリップで淹れるコーヒー(しかもこちらのほうが安い)を味わってしまうと、そうした「即時的なもの」に手を出さなくなってしまいました。

しかし逆に「毎日高級なお店に行く」といった発想もまた極端ですので、バランスをとりながら続けていこうと思います。

たまに食べるお菓子は美味しいですし、同僚から頂いた場合はきちんと食べてお礼もお伝えします。

たまに安価なスナックやジュースを飲んでもいいが、基本的には避けたほうが健康のためにも良い。うまくバランスをとって食生活を改善していこう。

夜ふかしと朝寝坊

睡眠についても改善が必要だと思っていた僕は、早寝早起きを習慣化するようになりました。

特に「土日の朝寝坊は幸福である」と勝手に定義づけていたのですが、そうやって朝の遅い時間まで寝ていた時間がもったいないと感じるようになりました。

合わせてなんだか気だるいと言いますか、脳も体調もフレッシュな感じがしないんですよね。

夜ふかし朝寝坊をやめてみてよかったことは、すべて逆に働いたことです。

  1. むしろ多幸感がある。
  2. 気持ちいい。
  3. 休日も充実する。
  4. 程よく疲れるので夜に眠くなる。
  5. 休日を計画的に使うようになる。
  6. 新しい経験が増える。

などなど、朝のパワーはものすごい効果を発揮しています。

僕はかなり朝が苦手なほうでしたので、改善には大変な労力を要しましたが、寝る前にスマホをいじるのをやめたおかげでかなり改善されました。

ひとたび始めてしまうと、逆に夜がとにかくしんどくなってくるんですよね笑。眠くなってきてしまうのです。

そこまで来たらこっちのもの。

あとは「もう早く寝たい」という気持ちと、さらに「明日の朝は本を読んだり掃除したり、あるいは気になっている動画でも聴きながら支度でもしようかしら」と朝が楽しみになってきます

1日のパフォーマンスと充実感が味わえますので、社会人にとっては始めるべき習慣ですね。

睡眠は1日を最高に過ごすためのエネルギー充電の時間だ。そこに気を使えるかどうかだけでも、1日のフレッシュさは変わってくる。

服やモノを買う

これは「最近やめたこと」には当てはまりませんが、昔に比べたらだいぶ買い物は減りました。

ミニマリズム的な生き方が好きっていうのもあるのですが、お金や価値観についての「ひとり会議」をしたところ、「本当に必要なもの」がだいぶわかってくるようになりました。

特に「服」はもうここ何年もほとんど衝動買いした試しがなく、必要最低限なもので済ませていることと、家をモノでいっぱいにしたくないので「モノ」も買っていません。

もっと体験や経験にお金を使おうと思い始めたことが大きな要因です。

無駄な買い物をしなくなってよかったことは、

  1. 出費が減る。
  2. 本当に大切なことが何かわかる。
  3. 家がスッキリしていて快適である。
  4. 体験にお金を使うようになる。

などがあげられます。

大量消費社会の中にいる僕らですが、そこに流されずにあえて抗(あらが)ってみると、本当の自分らしさを獲得できると思います。

見栄も出なくなりますし他人からの評価も気にしなくなりますので、オススメですね。

ミニマリストが正義ではないが、購買意欲についてしっかりと考えるとモノの価値で判断するようになる。

文句や悪口を言う

以前の僕がそんなやさぐれた人間だったかと思い返してみますと、「うーん確かにそんな時もあったような…」という気もします笑。

今はできる限り愚痴や文句を言ったり、不平不満を口に出したりしないようになりました。

前提として「それらが一切の悪である」とは思っていませんし、「これは違うな」と思ったことをはっきりと言うことだってあります。

しかし、大切なのは「ネガティブなことを口に出さないように心がける」という気持ちやスタンスであって、それが身についていれば自然と悪いことが口を衝いて出ることは、少なくなってくると思います。

とはいえ意識の問題では解決しません。

ここで先ほどのテレビの話題が活きてきます。

  1. ネガティブなインプットが少ない。
  2. ネガティブな情報や人に近づかない。

こうした心がけから出る行動は、僕自身のアウトプットにも影響を与えてくれます。

すると逆に、

  • 感謝の気持ち
  • 褒め言葉
  • ポジティブな発言

が増えるようになってきました。

いい大人がグチグチ言っていては格好がつきません。

すべて悪ではないですが、うまくコントロールした上で発言には気をつけていきたいですね。

文句や悪口に生産性はない。吐き出したい時があっても、きちんと考えて発言することを心がけよう。普段からネガティブなことばかり言ってしまうと、心の中から汚くなってしまうのだ。

空いた場所を何で埋めるのか?

ここまで「やめてきたこと」によって生まれた隙間に、すずきが一体何を投じてきたかを書いていきます。

  • ブログを書く時間。
  • 自炊する時間。
  • 健康的な食事に使うお金。
  • 外食に使うお金・時間。
  • 本を読む時間。
  • 新しい経験を積むためのお金・時間。
  • 投資の軍資金。

などでしょうか。

僕が学んだことは「やめることによって、始めることができるようになる」です。

僕自身も「もうすでに自分の1日はパンパンだ」と錯覚していた時期がありました。

しかし、そのほとんどが無駄な時間であることに気づいていませんでした。

もちろん、そうやって生きていくスタンスもあっていいですし、考え方は人それぞれです。

ただ僕は、離婚していろいろ考え始めて「やるなら今しかない」と思えたことが、非常に大きなエネルギーとなりました。

1つ1つと向き合って改善していくことは、ゲーム感覚で面白い部分もあります。

やめることで初めて気づけたことや、得られた経験もたくさんありました。

本書でも1人1人に与えられた1日の時間は24時間であり、それは平等であると語られています。

何かを手放すからこそ、得られることもある

僕ももっともっと自分の時間や資産を精査していく必要がありそうですね。

何かを手放して初めて得られるものもある。新しいものを手に入れたければ、時にそれなりのリスクをとる必要があるのだ。

おわりに

何かを思い切ってやめてみると、それによって見えてくる新たな景色もあります。

ガネーシャが言うことは、本当に当たり前のことですが的を射ており、そして何より大半の人がやりもしないことなのです。

「やめること」を始めたら、人は変われる。

僕自身も偉そうなことはいえませんが、いくつかのことをやめてみたことで、人生が少しずつ変わってきています

もう数年したら、もっと大きい変化に身を投じてみようと決めています。

思考停止状態に陥って漫然と続けるのではなく、それぞれのものや行動に対して「本当にそれは必要なのか?」と問うてみると、また見え方も変わってくるのでしょう。

みなさんもぜひ、1つでも悪習慣をやめてみてはいかがですか。

それではまた!

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