こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日、後輩と横浜駅から山下公園まで約1時間ほど歩き、再び横浜駅まで帰りました。
様々な話をすることができて、本当に楽しい時間となりました。
青森へ旅をしに行った時は雪に進路を邪魔され、「関東なら歩けるのに…くっ!」と思っていたほどでした笑。
そして早速関東の地を踏みしめて歩いてみれば、
- 雪はないし
- 平坦だし
- ずっと明るいし
と、当たり前にある「散歩への優遇措置」が敷かれていることに気づかされました。(?)
普段のランニングで50分近く走りっぱなしの「屈強な足」を手に入れた男からすると、1時間歩くのなんて朝飯前であります。
かの歴史的な偉人たちも、散歩しながら話に花を咲かせていたことは有名です。下手したら8時間くらい歩いていたそうです笑。
以前、友人の影響で散歩することが好きになった僕ですが、改めてそのメリットをお伝えしていこうと思います。
話しながら歩く
「散歩」という言葉から連想されるものとしては、
- 年配の方々の趣味だろ?
- 若いやつがやるものではない。
- 寒いからどこか落ち着けるところで話したい。
と思っては、その存在の「謎さ」を感じる人が多いのではないでしょうか。
僕は遠出した時にその街を歩いて、五感でその空気を感じることが好きです。
今回は後輩と2人で話しながら、いつものようにBLUE BOTTLE COFFEEでカフェラテを注文し、暖かい冬晴れの下を歩きました。
普段から1人で寂しく歩いているすずきからすると(やかましいわ)、友人と話しながら歩くのはとびきり楽しいものです。
- 会話の内容に集中しつつ、
- ゆっくり歩いているからこそ目に付くお店に入り、
- ちょっとしたお菓子やコーヒーを買って、
- また歩き始める。
都心部だからこそなせるワザでもありますが、とても気持ちが晴れやかになりますし、1人では見つけることのできないお店やスタンドを見つけることができて、なかなか面白いものです。
(ちなみに地方都市でも歩き回ります)
何よりちょっとした運動にもなって、あまり運動が得意でない人には超オススメの趣味です。
ただし注意点もありまして、
- 歩くのに抵抗がない人を誘う。
- シューズも歩きやすいもので。
- 荷物は軽めに。
など、相手に「え?歩くの?」と思わせることのないよう、先手を打つことも大切です。
女の子は底の高い靴だと歩くのが大変ですし、外で体を冷やしたくない人もいますので状況に合わせて歩くことを選びましょう。
では「話しながら歩くこと」と「カフェで話すこと」は何が違うのでしょうか。
僕は「歩くこと」という要素を追加することで、話が深刻化し過ぎないのかなと感じました。
「カフェでじっくり」あるいは「カフェで楽しく」というカタチも大好きですが、内容に詰まってしまったり話の先が見えなくなったりしてしまいますと、向かい合って話していることで気まずくなってしまうこともあるかと思います。
歩きながら話していれば、話の内容に事欠いた時にいろいろと話題を変えやすいですし、2人(あるいは3〜4人)とも前を向いているため、とても話しやすいと感じました。
「ちょっと歩かない?」とドラマのシーンでもありますが、会話をラフに始めたい場合にも有効な手段なのだと思います。
車とは違うプライベート感
僕は以前、車の良さを語ったことがあります。不要派ですが笑。
車もまた運転席と助手席で2人で前を向いているため、「話しやすいなぁ」と感じたことがあります。
また街を観察しながら、そして話しながら運転をするため「これほどいいプライベート感はないな!」とも感じました。
では散歩ではそれが不可能なのでしょうか。
2人で歩いてみて思ったのですが、実はそうでもなくてプライベート感を出すことは可能なのです。
まず車に乗っている時と同様に、自分たちで移動しているため、
- 「ここに入ろうか?」
- 「ちょっと飲み物でも買ってくる」
- 「小腹空いたからここ寄っていこう」
- 「ちょっとトイレ」
- 「寒いからカフェ入ろう」
など、ある程度大きさのある街であれば結構自由自在です。
また歩きながらしゃべっていても、そこまで大声でしゃべっているわけではありませんから、道ゆく人に話の内容を聞かれることはほぼありません。
もちろん、あまりにもプライベートな内容は避けたほうがいいと思いますが。
それでも車に乗って数人でくっちゃべっている時と、そこまで「プライベート感」は変わらない印象を受けました。
いろんな話をしながら移動して時間を使い、街の様々なお店を通して「体験や発見」をすることもできます。
車ですと確かにラクはラクで、「移動手段」としての大きなメリットもありますが、
- 駐車場を探したり、
- お金がかかったり、
- 小回りがきかなかったり、
と、歩くこととはまた違った手間や面倒もあります。
機動力としての長距離移動や荷物の運搬、暖かい車内があることなどから、車を使う必要があることも出てくるでしょうけれど、こうした自由度の高さも散歩することのメリットとしてあげられるのです。
散歩やウォーキングに関しては、あまり「移動手段」とは捉えずに、
- ちょっとしたお話の時間
- ほのぼのリラックスタイム
として位置付けておくとよいのかもしれません。
趣味にする価値、大いにあり
僕はひとりでもよく歩き回りますが、誰か友人と「散歩しようぜ」という会話があってもいいのかなと思いました。
サウナーならぬ、ウォーカーとでもいいましょうか。
「あ、僕ですか?一応『ウォーカー』としてやらせてもらっています」といった感じです。
どこかいろんな方面から叩かれそうですね。
高校生時代にディ○ニーシーを兄貴と「野郎2人」で歩き回りましたが、ちょっとした大きな駅付近をテーマパークに見立てて歩き回るという考え方を持つことで、楽しい趣味になると思います。
- 健康にも良い。
- 新しいお店の発見がある。
- 知らない街を知ることができる。
- 知っている街をさらに深く知ることができる。
- プライベートな話もできる。
- 半日くらい平気で潰せる。
- たくさん話ができる。
- 気持ちいい。
- 足腰が強くなる。
など、改めて見てみますとメリットが多いですよね。
- ひとりで
- ふたりで
- グループで
様々な人数やカタチで歩き回れる「自由度」も高いです。
このご時世ですから、外の空気に触れながら歩いて話すほうが、密閉された空間にいるよりも良いと思う人もいるかもしれませんしね。
夏だと暑くてダラダラと汗をかいてしまいますが、秋や冬の気候であれば最初こそ寒いものの、歩き始めるとだんだんちょうどよい感覚になってきます。
寒すぎるのであればコーヒーを飲みながら歩けば、内側から温かくなること間違いなしです。
僕はこの冬も歩き回りますが、これからも趣味のうちの1つとして、積極的に取り入れていきたいと思っています。
おわりに
「歩く」という動作ひとつとってもカラダに、健康にいいですし、
- どこを歩くか
- 誰と歩くか
- いつ歩くか
と条件を変えれば見えてくる景色も変わってきます。
今回、歩きながら後輩と話すことで「このカタチの趣味も、大いにアリだな…」と思えました。
今までは1人で歩くことが多かったため、今後は誰かと「一緒に散歩しよう!」と誘うのも面白いのかもしれません。
いつでも長い距離が歩けるように普段から足腰を鍛え、真の「ウォーカー」として精進していきたいと思います。(?)
それではまた!
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