30代がテレビを売った理由【不要なものはすぐ手放す術】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

僕には、ここ最近で一番やりたかったことがあります。

そうです。「テレビの売却」です笑。

ずっと邪魔だ邪魔だと思っていたのですが、結論から言いますと、

  • とうとうBOOKOFFまで自転車に乗せて売りに行き、
  • 4,500円を獲得した

という次第です。

予想は1,000円くらいだと思ってましたし、むしろ「高く売れたなぁ」と思いました。

メルカリなどで売ればさらに高くなるかもしれませんが、いろいろな手間を考えますと、一番手っ取り早い方法で売れたのでよかったのかなと笑。

おかげさまで部屋がスッキリしました。最高です。

では僕は、なぜテレビを売ったのか。

以前からこの手の話は記事にしてきましたが、輪をかけてテレビを売る気持ちが強くなっていましたので書いていこうと思います。

見なくなったテレビ番組

以前1人暮らしをしていた時は、

  1. 朝起きたらテレビ
  2. 帰ったらテレビ

と「テレビ漬け」となっていました。

「テレビ中毒」と言ってもよかったと思います。

僕らの世代はテレビとともに育ってきたので、テレビ番組による「安心感」があるんですよね。

  • テレビから流れてくる音とか、
  • いつも見ている番組のアナウンサーやMCとか。

今までが「テレビとともにあった生活」でしたから、買って部屋に置くのが普通だったのです。

情報源も昔はテレビが主流でした。

「昨日の番組見た?」が、学校での朝の話題でしたしね。

しかし最近の周りの友人たちに聞いてみますと、

「YouTube視聴や、サブスクの動画を流す用にスクリーンとして使うくらいかな」

と言っている人は多く、テレビ番組を見ている人が圧倒的に少なくなったイメージでした。

僕は今年度に入って早々に「テレビ断ち」を決行し、見たいドラマを見ていたくらいでとどめていました。

ここ最近はコンセントを抜いて放置していたため、「いや、ホントにこれ要らなくね?」と思いを募らせていたのです。

1ヶ月以上はそのままでした。

以前からお伝えしてはいますが、理由はたくさんあります。

  1. 見たい番組がない。
  2. シンプルに面白くない。
  3. 時間が合わないために行動が縛られる。
  4. 自分で選んだコンテンツを見たい。
  5. YouTubeのほうに見たいコンテンツがある。
  6. CMがやたら多い。(最近はYouTubeも多い)
  7. ネガティブなニュースが割と入ってきてイヤだ。
  8. TVerでみりゃよくね?

などです。

最近はテレビを見なさすぎて、世間を揺るがせている大きな事件もあまりわかっていません。

「え?そんなことあったんだ?」と。

「詳しく調べる時間がもったいないし、調べる気もない」という感じでしたが笑。

しかし、ここ数ヶ月テレビを断(た)ってみて、それらを知らなくて困ったことは1度たりともありませんでした

ネガティブニュースを知っていても、イヤな気持ちになるだけですからね。

おかげさまで去年に比べれば幸福度が上がりましたし、自分の時間に集中できるようになりました。

こうしてテレビ売却の足音が、一歩一歩、僕の背後に迫ってきたのです笑。

テレビを見なくなったら、テレビを手放すことを考えてみよう。

単純に邪魔

「ひどい言い方をするものだ」

と思われるかもしれません笑。

以前は、部屋に「本」や「写真」などが文字通り「雑然と」置いてありました。

(それでも、他の人に比べればだいぶモノは少ないほうだと思います)

しかし繰り返す引越しに加えて、部屋にモノがあふれいていることに対してストレスを感じるようになりました。

それが原因で、だんだんとミニマリズムに近づいていきました。

そして最後の砦が「テレビ」だったのです。

もはや「コンセントは抜かれている」ため、そこにある意味がなくなっていたのでした。

思ったら即行動です。

「行動の化身」と呼ばれた僕は、すぐさま動くことにしました。

そこで、平日の仕事から帰ってきて「今日は行けそうだな」と思った瞬間に、速攻でBOOKOFFへと向かったのでした笑。

無事、「元の値段の10分の1の値段」で売ることができました。

僕が学んできて目にした言葉で、

家にある無駄で邪魔なもののために、家賃が支払われていると思いなさい

という言葉がありました。

限りある住居スペースの何%かを「モノが占めている」という発想は、確かに大切ですよね。

すると「僕の家賃はモノのために支払われているのか…」と思うようになりました笑。

そしていよいよテレビを売ってしまいますと、

  • 「スペースを得た」という物理的な快感
  • 視界からなくなったことによるストレス減↓
  • 「見る」という選択肢がなくなって、精神的に開放される

と、とてもスッキリしたのでした。

そう、物理的にも精神的にも「スペースが空いた」のですね。

何事も思いたったら即行動。とても気持ちのいい経験でした。

テレビがなくなって、物理的にも精神的にも解放された。

他人の動きは気にするな

「SNS断ち」も「テレビ断ち」に近いものがあります。

僕はよく投稿しているほうだと思います。

発信することは好きですからね。

「発信」をベースにしていますと、あまり他人の動きが気にならなくなりました。

  • 2〜3回くらいスワイプしたら、
  • たまに「いいね」を押して
  • すぐに閉じてしまいます。

(ある書籍には「『いいね』を押すのもやめろ」と書いてありました笑)

僕はSNSを、

  1. 「振り返り用」
  2. 「情報発信用」

という形のツールとして、使わせてもらっています。

「テレビやSNSを見る」ということは、

  • 「世間の情報を知っておきたい」
  • 「置いていかれたくない」

という気持ちがあることと同じです。

僕自身もそうでした。

毎日のように、芸能人のゴシップやネガティブなニュース、痛ましい事件などを見ることで、「不要な」情報を取り入れる快感を得ていた時期がありました。

「俺、世間についていけてる!」みたいな感覚です笑。

確かに周りの人に話すネタにはなりますが、そこに生産性はありませんでした

テレビは広告収入で成り立っている部分が多いため、できる限り、

  • 過激なこと
  • 注意を引く事件
  • トレンド

などを流す必要性があります。

YouTubeでも炎上商法があるくらいですから、基本的に大衆の目を引くものを流しておけばよいのです。

まんまとテレビの戦略に引っかかっていたことに、僕は悔しい思いがあふれてきました。

そこで、メディアにコントロールされることから脱却することを胸に誓ったのです。

「そんなことより自分の時間を使おう。自分の時間に専念しよう。」

そう思って売ってしまったテレビ。

今は後悔はなく、スッキリした気持ちでいっぱいです。

自分を幸せにできるのは、メディアではありません

そのことに気づかせてくれたのも僕のテレビでした。

そういう意味では感謝ですね。

他人の動きは気にしないようにしよう。テレビやSNSはほどほどに。

おわりに

テレビ断ちを始めてから早数ヶ月が経ち、本格的に売るところまでいくあたりが僕らしいですね笑。

「要らないものは、要らない」と。

いつもやることが極端なのですが笑、意外にもいきなり始めたわけではありません。

  1. 始める前にとことんリサーチをする。
  2. 自分なりに考え、天秤にかけたり試したりする。
  3. そして行動に移すときには、サッと行動に移す。

自分の幸せについて考えた結果、このような姿勢を持つことができました。

幸せに直結するのであれば、手段を選ぶ必要はない

実は「小さな積み重ね」なのです。

一気にやってしまったほうがいいこともありますが、

  • ある程度の断捨離やダイエットが一段落したら、
  • もう一度自分と向き合って、
  • 少しずつ無駄を削って、
  • 「幸せ」を取り入れてゆけばいい。

そうやって段階を踏むことが大切だと思っています。

今回も実は「段階」はありまして、

  1. テレビのスイッチを入れない習慣を身につける。
  2. 見なくなってきたのでコンセントを抜いてみる。
  3. 場所を取っているだけで邪魔に感じてくる。
  4. さっさと売りたくてうずうずする。
  5. 休日だと忙しくて売れそうもないので、平日に売りに行こう!

といった流れです。

特別無理したこともなかったです。

自分が欲しているものは、自分が一番よくわかってるんだと思いました笑。

みなさんも今一度考えた上で、要らないものをなくしてゆけば、本当に大切なものだけが残ると思います。

僕もまた改めて考えるきっかけになりましたので、要らなさそうなものをリストアップしていこうと思っています。

それではまた!

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