こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
僕は悩み多き青年でもありますが笑、一方でポジティブ加減が尋常ではないという特質を持っています。
時々悩みもしますが、
- 「どうやったらこの気持ちを解消できるだろう?」
- 「どうやったら落ち込まないでいることができるだろう?」
と、よく考えるようにしています。
最近は人との繋がりの中で、ネガティブな思考を持つ人と関わる場面がありました。
自分にとってあまり良い感覚が持てなかったため、
「こういったネガティブな人と会うことは、果たして良いことなのだろうか?」
と考えてみました。
今日はネガティブであることや、その人と関わる意味について書いていきます。
ネガティブ思考は悪いことではないが…
以前にも書いたことがありますが、ネガティブ思考であることは、人間が生存し続けていく上で不可欠な考え方です。
将来に対する不安があるからこそ準備し、注意し、警戒する。
原始時代におきましては、そういった「不安になること」がなければ、猛獣にあっという間に襲われてしまいますからね。
ネガティブ思考があったからこそ、人類は生き残ってこられたのです。
現代においても、ネガティブ思考は決して無価値という訳ではありません。
人生100年時代の世の中で、「いかに将来までプランを立てようか?」と考えることによって、今を全力で楽しむことができます。
しかし僕が、
- 「ちょっとイヤだなぁ…」
- 「あまり関わりたくないなぁ…」
と思うような人というのは、いつもいつもネガティブな言葉ばかり吐く人です。
たまのグチならわかりますが、根っからのネガティブ思考である人と一緒にいますと、こちらの生気まで吸い取られてしまいます笑。
特に僕は「ポジティブを絵に描いたような人間」ですので笑、ネガティブな人と一緒にいますと疲れますし、とても「ダークな気持ち」になってしまうのです。
- 「私なんてどうせ…」
- 「生きる価値なんてない…」
- 「自分には何もできない」
こんな言葉、さすがにずっとは聞きたくありません!笑
自分で自分を信じてやれなくて、一体他に誰があなたを信じてくれるというのでしょうか。
他人に認められるのを待つのは他力本願ですし、まずは自分で自分を認めてやることが最初の課題なのではないでしょうか。
やはり、「そんなネガティブ思考の人と一緒にいたい」と思う人は少ないものです。
僕も様々な生徒たちを見てきており、時に「お悩み相談」に乗ったりもしますが、別にお人好しでやっているつもりはありません。
僕の時間も有限だからです。
その生徒のためを思うからこそ、
- できる範囲で話を聞いて、
- 無理なら引き上げてしまいます。
だから僕は、話していて「いつも前向きではないような人」(他人の悪口含む)とは、距離を取るようになりました。
自分の人生まで「ネガティブの闇」に支配されては、たまったものではないからです。
「お悩み相談」として、善意で悩みを聞き過ぎている人は要注意だと思います。
自分のエネルギーも大切にしながら、他人との適切な距離を保っていきましょう。
ネガティブな人はどうすればいい?
では一体どうすれば「根っからのネガティブ」は治るのでしょうか。
僕が思う解決法は、以下の2つだけだと思っています。
- 自分のネガティブと付き合って生きていくしかない。
- 「自分で」変わっていくしかない。
他人に任せてもいつまでも変わりませんし、どこまで行っても「自分自身」の中以外に解決法はありません。
こういう言い方は冷たく聞こえるかもしれませんが、ポジティブな人ほど、
- 「ネガティブな人を変えてあげよう」
- 「何とかして引っ張りあげよう」
とは思っていません。
自分までネガティブになってしまう恐れもありますし、そこまで暇ではないからです。
では、それぞれの解決法を見てみることにしましょう。
自分のネガティブと付き合って生きていく
僕の大好きなワンピースという漫画にも、ウソップという「超絶ネガティブキャラ」が出てきます。
しかし彼は彼なりに、自分のネガティブさを全身で受け止めています笑。
根っからのネガティブを、無理にポジティブに変える必要はないと知っているのです。
その人の特性や考え方、育ってきた環境は他の人と全く違うからですね。
- 「その事実を受け止めた上で人と話すこと」と、
- 「自分のネガティブさが全く分かっていない上で人と話すこと」
は大きく異なります。
自分は人より多少「ネガティブさが強い」という自覚があるのであれば、
- 話しているときにグチっぽくならないように気をつけたり、
- 同じようなネガティブな人同士で集まらないようにしたり、
- ポジティブな人に少しだけ話を聞いてもらうようにしたり
と、工夫ができるようになります。
根がポジティブな人でも、ネガティブ思考が渦巻いてしまっている時は、同じように気をつけられるとよいですね。
こうして自分を客観視してみることで、必要なときに対策が打てるようになります。
「自分で」変わっていく
「ポジティブな人になんとかしてもらおう」という考えは、甘いというよりも「無理」だと思っています。
もちろん、
- そのような元気な人からエネルギーをもらったり、
- 指針を示してもらったりすること
は大切なことです。
ただし、
「その人と一緒にいれば、いずれ自分は変わることができそうだ」
と他人任せにしてしまいますと、何もうまくいきません。
善意を持って話を聞いてくれるような「ポジティブな人」が離れてしまうだけでなく、
「自分は誰と一緒にいても、変わることができないんだ…」
と、自分を卑下して責めてしまうことにもなりかねません。
本当に自分を変えたいのであれば、人に頼りっぱなしではいけません。
- 自分で本を読んだり、
- 専門家に話を聞いて参考にしたり、
- ポジティブな人からヒントを得て、自分で試したり
するしかないのです。
こんな僕でも落ち込んだ時は、自分でなんとかするしかないと思っています。
ネガティブな感情に支配されている時は、自分なりの打開策を試していく他ないと知っているからです。
確かに僕は「根がポジティブ寄り」ですので、すぐに「そちら側」に戻りやすいのですが笑、ネガティブ思考が強い人は、打開策を見つけて行くだけでもかなり苦労すると思います。
しかし最後に自身の性格を変えてくれるのは、やはり「自分」しかいません。
(時に相談することは、もちろん良いことです)
その考え方に立つことができていて、少しでも変わろうと努力すれば、きっとネガティブ思考も改善されていくと思います。
ポジティブであるために必要なこと
人の考え方の「根っこの部分」は変えることができません。
しかし、自分で自由に変えることができることがあります。
それが「人間関係」の取捨選択です。
僕は、
- ネガティブ思考の人
- 病んでいる人
- グチばかり言う人
- 自己肯定感の低い人
とは、できる限り距離を置くようにしています。
こう言いますと、
「マジでないわ。お前には『心』ってものがないのか?」
と言われてしまいそうですよね笑。
その人に手助けする義理はないとはいえ、その人との関係をぶった切るようなやり方はよくないのだ、と言いたいのでしょう。
確かに多少のネガティブ加減なら構わないですし、まだ成長過程の最中にいる人(後輩や生徒)なら、それは仕方のないことです。
僕もよく悩みを聞きますしね笑。
それでも性格上「ずっとそういう言葉しか出てこない人」とは、あまり一緒にいたくありません…
逆に聞いてみます。
みなさんはそのような人たちと、一緒にいたいですか?
「いたい!」と言う人は、あまりいないかと思います。
それはつまり、自分自身もそのような人ではないほうがいいという結論にもなります。
そうすると、最終的にそのネガティブな人は「救われない」状態になってしまいますが、実はこれがネガティブな人の「変わるきっかけ」になることもあります。
- 自分のネガティブさや発言に気づき、
- 自分を受け入れたり、
- 自分を変えたり
しようと、努力を始めることができるからです。
「ネガティブな人のために」と思ってずっとその人と一緒にいることは、僕は本当の優しさではないと思っています。
自分に無理強いしてでもするような「人付き合い」ほど、ストレスフルなものはありません。
相手にも自分にも失礼ですので、あまりにもネガティブな人とは極力関わらないことにしています。
- その後、その人が変わる手助けをしてみたり、
- その人が変わるのを待ってあげたり
するのがベストなのではないでしょうか。
(※ケースバイケースですので「ネガティブを全部切る=いいこと」ではありません。各々の状況で考えてみてください)
おわりに
「ポジティブ思考」は、自己肯定感の積み上げの上に成り立つものでもあります。
僕の場合は「勉強で結果を出せたこと」が大きな柱となっており、ポジティブな人は、
- スポーツ
- 仕事
など、
- 自分で何かを成し遂げた
- 何か人の役に立つことができた
と言った経験が豊富にあるイメージがあります。
最初から最後まで、ネガティブ思考を否定しているつもりはないのですが、
- 行き過ぎてしまったり
- 習慣化してしまったり
している場合は、要注意だと思います。
しかし先ほど述べたように、「人が離れて初めて気付く」と言った「荒療治」もあります。
やはり「ネガティブ思考」を打開していくには、自分なりに研究して試行錯誤するしかありません。
少しでも改善しようとすれば、きっと周りの人も応援してくれます。
それこそ「自分にはできない…」とネガティブにならずに笑、行動して少しでも変えていきましょう。
それではまた!
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