こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
以前、堀江貴文さんの多動力という書籍を読みました。
僕は「じっとしていること」や「沈黙」が特に苦手です。
「何かしていないとダメな体質」なのですよね。
そこで多動な僕が、どのように人生を謳歌し始めたのか。探っていきましょう。
じっとしてはいられない
小さなアパートに住んでいた実家時代は、まだ小・中学生の時代でしたから、よく地上波のアニメを見ていました。
大学生の頃はなぜかゲーム実況にハマっており、ニコニコ動画を朝まで見ていました。
僕はとにかく「ゲームがド下手」だからです笑。
今でいうYouTubeみたいな「シリーズ物」として投稿してくださる方を追いかけては、毎週楽しんで動画を見ていました。
ただ社会人になってからの生活を思い返してみますと、
- テレビをつけながら
- MacのPCを開き
- スマホをいじっている
という状態でした。
なかなかの聖徳太子っぷりです。
ちなみに人間は「マルチタスクができないもの」でして、「多動=マルチに動ける」という意味ではありません。
むしろ僕は、マルチタスクが大の苦手です笑。
画面の前に座って「じっとして何もしていない状態」は、映画館で映画を観るときくらいのものです。
本を読んだり、電車でスマホの漫画を読んだりすることは苦ではないのですが、今でも映画・ドラマ・アニメを見る時は別のことをしてしまいます。
そういう習慣が身についてきてしまいますと、なかなか映像作品や漫画を見たり読んだりしなくなってしまいます。
オススメされたりすれば見る程度ですが、最近はめっきり減ってしまいました。
たとえば大きな「スーパー銭湯」に行くと、漫画を読めるコーナーがありますよね。
それでも僕は、読まないんですよね。
少なくとも1,000円くらいはかかっているのだから、ゆっくりしていけばいいのに笑。
本当に「これを読みたい!」という場合には、自分で漫画借りるか自遊空間的なところに行って読みます。
テレビも「面白いなぁ、絶対にみたいなぁ!」と思えば、見る程度です。
どのコンテンツであれ、自分から「見に行く、読みに行く」という能動的な気持ちがない限りは、あまり行動に移さなくなってしまいました。
本は「読みたい、知識を得たい」と思うから読みますし、YouTubeに関しても理由は一緒なのです。
どちらも自分のペースで移動することができることが、僕にとっての大きなメリットですね。
- 本であれば読むスピードは自分次第ですし、
- YouTubeもつまらなければやめて次の動画に移ったり、好きに飛ばしたりすることもできます。
自分でコントロールしている時間が、とても心地よいのです。
多動のメリット
そんな「動いていないと死ぬ」ようなサメみたいな僕にも、「じっとしていられない性格」を逆手にとってやろうと思い、始めたことがいくつかあります。
いくつか例をあげますね。
朝を有効活用する
僕の朝といえば、
「テレビをつけて寝ぼけ眼(まなこ)で朝食を食べる」
のが、基本的な習慣でした。
しかし最近は、インプット用の動画としてYouTubeを流して準備をしています。
これによって、朝の30分が劇的に改善されました。
まず、不要なニュースが入ってこないことがありがたいです。
世間の情報には、ある程度敏感ではありたいですけどね。
いろいろ考えた結果、ニュースの中でも特に芸能関係のゴシップ・悲惨な事件は、全くと言っていいほど僕の人生に役に立たないことがわかりました。
おかげさまで、現在は幸せな朝を迎える毎日です。
YouTubeなどの無料コンテンツは、流れてしまうテレビと違って戻すこともできますので、僕にフィットしているなと思っています。
朝の準備は必ずしなければならないことですし、体を動かしながらホイホイと作業している時間は、朝の良い運動です。
最近は睡眠についても改善が行われたため、僕にとっての朝と夜は、以前よりも断然時間がある状態となりました。
だからこそ有効に使いたいと思います。
夜を有効活用する
仕事が終わって18時〜20時くらいに帰ってきた後は、とりあえずテレビをつけていたものですが、そこからテレビ・パソコン・スマホの三刀流が放たれるという、なんとも悲惨な状態でした。
しかしブログを始めたことで、最近は夜が楽しくて仕方なくなりました。
「何を発信しようかな?」と思っていますと、意外にもいろんな思いがあることに気づきました。
ブログを始めるまでは、寝る前はYouTubeを見ることが多かったです。
しかし、この「ダラダラと過ごしている時間」がもったいないとも思い始めました。
何かを勉強するなど、何か新しいことを始められるのではないかと思い、
「そうだ。昔書いていた日記にみたいに、ブログを書いて発信してみよう!」
と思いついたことで、覚醒したのでした笑。
これがま、僕にミラクルフィットしたのです。
最初こそ「ネタが尽きるのではないか?」とドキドキしていたものですが、言いたいことがあふれる毎日となりました。
結果、思いの丈をぶつける日々です笑。
今は書かないと逆にうずうずしてしまい、禁断症状が出るほどです笑。
休日を有効活用する
これは「独り身」というポジションにとっては、圧倒的勝利であります。
僕は以前、休日も「悪い意味で」ぎゅうぎゅうに予定を詰める男でした。
それは、自分のために時間を割いてはいなかったからです。
しかし「多動力」を覚醒させたことで、空いた時間を自分のために使えるようになりました。
たとえば、
- サウナに行く。
- 美術館を回ってみる。
- 散歩をしてみる。
- 運動をしてみる。
など。
もちろん「ゆっくりと家で過ごす時間も必要だ」という意見もあります。
しかしここ数ヶ月間の僕は、家でじっとしていた休日が数えるほどしかありませんでした。
多動力男のなせる業ですね。
「自分のために」休日を使うことは、決して悪いことではないのです。
時間を取りに行く
ありがたいことに、職場も少しずつ以前よりはホワイトになってきています。
おかげさまで、自分の時間を自分の好きなように使えるようになりました。
電車での移動時間ももったいないですから、
- 残っているノルマがあればワンピースを読むとか、
- 借りている本を読むとか、
- 体を休める(=寝る)など、
有効活用しております。
その時間にスマホでドラマやアニメを見てる人もいますが、それも大いにアリですね。
お家でゆっくりするのも「自分で自分の時間を使っていること」と同じですが、僕はじっとしてはいられませんので、できる限り新しいことや動き回ることに費やしています。
時間が捻出できた際に、「この時間で何かできないかな?」と考えるのもまた、楽しいんですよね。
このブログについても、多動の僕にとっては「一番良い時間の活用法」になっている気がします。
僕はペン回しなどをする人間で、手持ち無沙汰になると手がムズムズしてきてしまうタイプです。
そこで、アメリカからわざわざFidget Cubeというサイコロ型の「イジるおもちゃ」を購入したり、ハンドスピナーを買ったりしました。
こうしてタイピングし続けたり考えたりしなければいけないことは、僕にとって最高の空き時間活用法なのかもしれません。
手も動かしていますし「朝・晩・休日に行なったインプット」を、アウトプットできる時間でもありますからね。
空いた時間は何かできないかと考え、行動する。
それこそが「無駄のない時間」ですね。
おわりに
なんとなく過ごしていた無駄な時間もだいぶ少なくなり、インプットとアウトプットをしている時間が増えた30代です。
はたから見れば大して変わっていないかもしれませんが、少しずつ僕の内部で革命の灯火が大きくなりつつあります。
過去のように、
- 家でテレビを流して、
- YouTubeも見て、
- 片手間にスマホをいじる時間
が、続く人生でもよかったのかもしれません。
以前の自分と比べてみますと、能動的に必要なものや幸せなことを選んで取りに行っている時間のほうが、圧倒的に質のいい経験をおさめられる…
これに気づくことができました。
ずっと受動的な時間を過ごす自分と、さらにそれに甘んじている自分がイヤだったんでしょうね。
行動に制限をかけない男。
このご時世は、行動制限してくれと言われそうです笑。
できる範囲でソロ活動をしつつ、自分がした経験を、みなさんに届けられるよう努力していきます。
それではまた!
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