こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
今日も仕事で「人間関係」に悪戦苦闘してしまいました。
職場のおじさんが「あーだこーだ」と言ってきて(対象は僕を含む英語科)、怒鳴り散らしていました。
実はこの先生とは。年度末の3月に一度、僕(を含めた数名の先生)とやり合っているんですよね笑。
周りの先生たちも呆れていて「こいつ何言ってるんだ?」と取り合っていない状態なのですが、僕は明らかに消耗してしまっていました。
さて今日の今日、タイムリーにそのおじさんがまた噛み付いてきたのですが、僕を救ってくれたのは他でもない、漫画「ワンピース」でした。
またマインドフルネスを生かしたポイントも含めて、イヤなことやイライラしたことがあったときの対処法(僕が活用できたもの)をお伝えしていこうと思います。
何かに没頭する
僕は出退勤の時間で、ワンピースを「2話+1話=計3話」ずつ読んでいます笑。
今日もおじさんのことに考えを巡らせてしまい「消耗してしまうのかな…」と思ってワンピースを開いたら、今日はドレスローザ編でした。
なんと一瞬でその世界に入り込み、いつのまにか今日あったことをすっかりと忘れてしまっていました笑。
「むむっ!これは前回やり合ってイライラした時とは違うぞ?」
と思った僕は、帰りの電車で、ワンピースを読み終わった後に、今度は本に手を伸ばしました。
なんということでしょう。
あっという間に本の内容に没頭し、しっかりと集中できたではありませんか。
このおじさんと揉めたのが2回目ということもあって、余裕ができたこともありました。
しかしワンピースや読書、そして音楽を聴いて帰ったら、かなりスカッとしましたし、楽しんで帰ることができました。
「なんだ、こんなに簡単な解決策があったのか!」
と思うほどに、良い効果をもたらしました。
僕はマインドフルネスを行うときには、様々な考えが浮かんできてしまったらそれらを受け入れ、頭の中の「川」に流れてくる木の葉に乗せて流すという手法をとっています。
これがでもまだ修行が足りないのか、結局は何度もその人の顔が浮かんできてしまいました…。
流しきれないのです笑。
こういう時は浅い経験に頼るよりも、ダンスやランニングなどに頼るのが良いと判断。
そう思い、帰る前に8㎞を走りましたら、またまたスカッとしましたし、さらにワンピースのおかげで結構スッキリしました。
月並みの解決法かもしれませんが、頭の中がごちゃごちゃしたらとりあえず何かに没頭してみる。
これが一番てっとり早い解決法なのかもしれませんね。
マインドフルネスの活用
あまりまだ力を発揮しきれてはいませんでしたが、、今回口論になったときはマインドフルネスを通じて「呼吸を感じること」ができました。
「呼吸が浅いな…自分、イライラしてるかな?」
という状態が客観的にわかると、自然と人間は冷静になります。
- 帰りも音楽を聴きながら、
- 空の綺麗さや鳥の鳴き声を聴きながら、
- 呼吸を感じながら…
と、「今の今」に集中するように努めました。
すると、
「なんだ。過去のことや明日の職場のことを考えても、今は何も変わらないや」
と思うことができました。
そう「過去のイライラ」や「未来の不安」にさいなまれてしまうと、大切な今を見失ってしまいます。
今年(2021年)の3月は、イライラによって本当に多くの時間を失ってしまいました。
これは何もそのおじさんに責任があるのではなく、僕が自分を自分で追い込んでしまっていたということが大きな原因でした。
「原因自分論」で考えてみますと、ネガティブ思考に陥ってしまったのも自分自身の責任です。
感情をコントロールできなかった僕自身が、自分の貴重な時間をイヤな気持ちで埋めてしまっていたのです。
だから、いちいち反応すべきではないのです。
「マインドフルネス」は普段イライラしてしまいがちな人にはうってつけの方法ですが、
- 職場での同僚同士
- あるいは生徒との関係
は、同じ場にいるため避けようがなく、どうしても記憶に残ってしまいます。
マハトマ・ガンジーやマザー・テレサのように優しくもないですので笑、
「キレて相手をドン引きさせてみようかな?怒」
と思いましたが、それは結果的に何も生まないのだと思い、踏みとどまることができました。
まだまだ未熟で反骨精神が出てしまっていますが笑、少しずつマインドフルネスの実践が役に立ってきているような気がします。
その後もそのおじさん先生には丁寧にお話をし、論理的に話をしていった結果、やはり「ちょっと何言ってるかわからなかった」と思って終了しましたね笑。
割いている時間がもったいない時は、そっと引いてしまいましょう。
仲間がいる
そして何より、僕には強力な仲間たちが職場にいます。
しんどかった時も、多くの人が「すずきさんの味方だよ」と言ってくださり、パワーがみなぎっては元気を取り戻したものでした笑。
因果応報とはよく言ったもので、
- 僕は普段から笑いを提供し、
- 誠実に人と向き合っていたおかげで、
それなりに「仲間になってくれる人」が、周りに集まってくださったのでした。
「自分はそんなに敵は作らないほうだ」と思っていたのですが、「適当」をそのままに描いたような人間でもありますので笑、今回は年上から気にくわないと思われたのでしょう。
これを「嫉妬」ととらえておけばいいのです。
そうしますと、
「なんだ僕のことが羨ましいだけなのか。照れるなぁ!」
とすり替えることができます笑。
周りの人たちはいつでも僕の味方だと信じていれば、もはや怖いものはないのです。
固執しない
このブログを始めたことはあくまで序章なのですが、僕はいずれ先生という職を離れることも考えています。
別に先生という職がイヤだからというわけではなく、いろいろチャレンジしてみたいという気持ちがあるのも1つの理由です。
人生長いですし、一度きりしかありません。
とても悪い考え方かもしれませんが、
「もう今にでも辞めて、バイトか何か始めてもいいし、気楽にいくか」
という視点を持てるようになったのです。
それくらいの引きの覚悟をもっていますと、
「こっちはいつだって、辞めることを念頭に置いている」
と、強い姿勢でいることができます。
大事なのは、その気持ちを「持っておくこと」です。
このご時世、学校の先生をしていますと普通科の全日制の学校に固執せずに、通信制や定時制など他の選択肢を生徒に示すことが多くあります。
これは大人も一緒だと思います。
僕は豆腐メンタルですが、もっと脆い「脆弱メンタル」を持ち合わせている人も世の中にはたくさんいます。
職場に行くのがしんどすぎて吐くようなレベルなのだとしたら、辞めて自分の健康を取り戻すことが最優先事項です。
生徒たちにも、
「登校するのがしんどいなら、無理はするなよ」
と釘をさします。
本人が体調を崩してしまえば、本末転倒ですからね。
逃げるのでなく戦略的撤退をすること。人生で何度でも経験して良いものなのです。
理不尽に立ち向かっていても、何も生み出さずに消耗するだけです。
そうだと分かっているのであれば、
- 物理的に離れること
- 頭の中で精神的に切り離すこと
を、積極的に行なっていくことに越したことはないのです。
おわりに
少し前に「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」という本を読みました。
マインドフルネスもそうですが、嫌いなことやイヤな人物を思い浮かべてしまうということは、それだけそのものごとや人に支配されてしまっていることを意味します。
それでは相手の思うツボです。
仮に、
- 僕は今とても幸せで、
- 一方で相手は諸々の出来事にイラついている
と思えば、何も考えてない「パッパラパーな僕」のほうが勝っている気がしませんかね笑。
つまり、落ち込んでいたり考え込んでしまったりしているほうの負けなのです。
- 勝手に考え込んでふさぎこんで、
- 憂鬱になってから寝る…
なんてもったいない時間なのでしょうか。
- 楽しいこと
- 好きな人のこと
- 面白かったエピソードを思い出す
- マインドフルネスをして自分と対話する
- 漫才やお笑いを見てゲラゲラ笑ってみる
- 運動してストレス発散する
対処法はいくらでもあります。
他人の人生を生きるなという教えとは、少し意味合いが異なりますが、他人のことで頭が埋め尽くされてしまったら、それほど残念な時間はありません。
どんなに自分が追い込まれても、自分を信じてくれる家族や仲間、味方や友人が必ずいます。
彼らと一緒に過ごす時間をセッティングして話してみれば、その時間に没頭することによって「いま、ここ」に集中することができます。
それが漫画や本でもいい。
無理にイヤなことを追い出そう、忘れようとするのではなく、自然と、
「あ、忘れてた。そんなことより楽しいことをしよう」
というマインドに切り替えることが大切です。
僕は、
- ランニングもしましたし、
- ワンピースも読みましたし、
- YouTubeも楽しんじゃいました
ので、日課である3分間マインドフルネスをして、この世で誰よりも幸せになってベッドに潜り込むことにしますね。
それではまた!
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