30代なりの感情との距離の置き方とは?【感情論の誘いに乗らない】

人間関係

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

いよいよ2学期も残すところあと数日となり、ミスや訂正やらの嵐で職場がピリピリしてきました。

すずきは「冷静沈着マシーン」の異名を持っているほど、機械もビックリするレベルで感情が欠落したゴリラです笑。

成績の処理をしていますと、

  • ここが不要だ。
  • ここをもっと効率化すべきだ。
  • ここは改善点として来年につなげよう。

と、僕なりに意見を伝えるのですが、どうも感情で返してくる人というのは職場にいるものですよね。

さて、一体どうすべきか。

そんな「感情的な人」と付き合っていく僕なりの対処法をお伝えしていきます。

誘いに乗らない

みなさんも意見を言う時というのは、若干熱がこもるものですよね。もちろん冷静に指摘できるときもありますけど。

「ここがダメだから効率が悪いのだ」と、わずかながらに不平不満の気持ちも含んでいるからでしょうかね。

すると、

  • それは違う。
  • 今回は変えない。
  • 要点をまとめてくれ。

と、相手から若干キツい言い方で返答されるときってありますよね。

そんな時、僕は一度「ドン引きすること」にしています。

決して、相手に対して悪意を持っているような態度ではありません。

議論の際に、

  • 感情的な人「そんなこと言ったってしょうがないだろ!」
  • 僕「え…あ、はい…。(そんなに感情的に突っ込んでこられても…)」

といった感じで「引いて見る」ということです。

同じ土俵に立ってしまうということは、こちらも「なんだと!」と感情的になってしまっているということになります。

これは「子どものケンカ」と一緒です笑。

確かに大人になっても感情的になってしまうことはありますし、僕もそうした経験が「0」だと言い切ることはできません。

しかし、そのまま「感情論のぶつけ合い」のようなケンカになってしまうことは、大人になってから避けるようになりました

一時は自分が「カッ」と沸騰してしまうかもしれませんし、あるいは相手がそのような感情的な状態になってしまうこともあるでしょう。

その時は「いや、その誘いには乗らないよ?」というスタンスを取るようになったのです。

  1. 一度距離を置く。
  2. 一度引いて、状況を見る。

すると「感情論の殴り合い」になることがなくなります笑。

30代ですから、丁寧に大人の対応をしていきましょう。

自分または相手の感情が一時的に高ぶってしまったら、落ち着くために一度「ドン引き」してみよう。第三者的な目線から状況を把握できるようになり、冷静になることができる。

心理的・物理的に距離を置く

頻繁に感情的になる人というのは、職場であれば長く付き合っている(いく)ため、話しているとわかってくるものです。

いくら鈍感な僕でも、

  • 「この人結構めんどくさいな」
  • 「できる限り関わりたくないな」
  • 「さっさと話を切り上げよう」

と思ってしまう人も少なからずいます。

あまり「その人自体を否定すること」は好きではないですし、できればしたくありません。

人間誰しも完璧ではありませんから、その人の「悪い部分」も認めるべきだとも思っています。

しかし、

  • 苦手だな
  • イヤだな
  • めんどくさいな

と思っているのであれば、自分が我慢をして、無理をして関わり続ける必要はありません。

人気コミックPEANUTSに出てくるスヌーピーの、こんな名言があります。

僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよする時間はないんだ。
僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。

自分の周りにいる人というのは、自分のことを愛してくれて、そして自分も愛したいと思える人であるべきなのです。

(甘やかしてくる人や優しくしてくれる人で周りを固めるという意味ではありません)

それでもみなさんは、僕と違ってとても優しい方ばかりだと思いますので、段階を踏んだほうがいいと思います。

  1. 心理的に離れる。
  2. 物理的に離れる。

もちろん、僕は「2」のほうから始めてしまいます笑。

稀(まれ)にスーッと気づかれないようにすることもできれば、あからさまに関係をぶった切ることもあります笑。

ただ職場ですと、あからさまに「2」の物理的に離れるという手段を選択することで、大きなリスクを伴うことがあります。

イヤな・苦手な人と関わりつつも、心の中はシャットダウンしておく

こちらは関係をうまく保ったままですので、とても効果的です。

ちなみに僕が関わっている「感情的な人」は、非常に頭が切れますし仕事もできます。

その人とは関わる時間も多いですし、僕に対して好意的である場面も見受けられます。

ただ「頑固な部分や曲げられない部分」に触れられると、感情的になってしまうという特性があるのです。

そこで、その人が感情的になってしまったら「ドン引き」するようにし、その後自分の感情をOFFモードにするようになりました。

先日は、

(あぁ…また沸騰してるんだな、この人は。面倒だからこっちは冷静になっておこう…)

のような感じになっていました笑。

こうすることで、

  1. 相手とバトらなくて済む。
  2. こちらが「大人になること」で感情的になることはなく、疲れない。
  3. 「不愉快だったなぁ」という気持ちにならずに、議論を終えることができる。

など、メリットが目白押しです。

もしもっとうまくできるのであれば、「気づかれないように『2』の手法を用いる」を実践してみましょう。

僕は下手ですが笑、やっぱりイヤな人と普段から距離を置き、物理的に会う回数を減らすことが心の平和を保つ一番の方法です。

スヌーピーのように大好きな人たちに囲まれる生活を送ることを目指し、ストレスをなくしていきましょう。

物理的に距離を置くことが難しい場合は、心理的に距離を置くという手法を試してみよう。

ネガティブな感情を持つと疲れる

  • 喜び叫んだり
  • 嬉しくて飛び上がったり
  • 泣いて喜んだり
  • 楽しくて笑ったり

僕はこうした「ポジティブな感情」は、積極的に取り入れるようにしています。

逆にネガティブな感情が忍び込んできそうになったら、できる限り追い出すように心がけています。

それは「疲れる」からです。

例えば子どもや幼い子を相手にした時、みなさんはいちいち同じ感情で戦おうとするでしょうか。

多くの方は「あーはいはい。よしよし」となりますよね笑。

(子育てでお疲れの方は「またか…いい加減にしろ!」と感情的になってしまうかもしれません…このパターンは一度わきに置いておきます)

子どもの感情に乗る時間や労力がもったいないですし、メリットはありません

「大人」(=大きな子ども)を相手にしても、同じように対処してみてはいかがでしょうか。

そもそも、「話せばわかる」と思っておくことは間違いです。

そういう人たちは大抵、聞く耳を持たないことが多いですからね笑。

態度に出して煽(あお)るのではなく、心の中で(あー、はいはい…)と思っておくことです。そうすれば僕らの勝ちが確定します。

何よりそこで自分の感情をOFFにできないと「不愉快な体験」として心に残り、長い間ずっと引きずってしまうことになります。

その後何が起こるかと言いますと、

  1. メンタル的に疲れがたまり、
  2. ひとり相撲を延々と繰り返し、
  3. 相手の顔を見るだけで吐き気をもよおし、
  4. 自分にも負の感情が渦巻く。

という最悪のパターンに陥ってしまいます。

  • 自分の感情がネガティブなゾーンにあることが多い。(時間が長い)
  • ネガティブとポジティブを行ったり来たりするという、起伏が激しい状態にある。

こうした感情の習慣を持ちますと、非常に疲れるだけでなく、人生がイヤな時間で満たされてしまいます。

一方で、

  • 感情は常に「0」付近で安定しているが、ポジティブな感情を得た時に跳ね上がる。
  • ネガティブなゾーンに入ること自体が、稀(まれ)である。

こちらのほうが、自分の時間が幸せであふれるようになりますし、ポジティブなオーラをまとえるため、人間関係も良好になります。

僕は、悪い意味で感情を起伏させるようなことには、できる限り触れないようにしています。

アップダウンが激しい状態ですと、疲れますからね。

  1. 平穏に、
  2. ゆったりと、
  3. ピースフルに。

この1日を積み上げてゆくことが、幸せな人生へ近づく方法だと思っています。

「話せばわかる」大人であれば、そんなに感情的になるはずがない。話してもわからない人に、無駄に感情を上げ下げさせられないようにしよう。
感情が、できる限り「ネガティブなゾーン」に入らないようにしてみよう。

おわりに

名著:嫌われる勇気にもありますが、基本的に他人を変えることはできません。

そこでひとり悪戦苦闘してしまうと、時間もエネルギーももったいないです。

「自分の感情スイッチをOFFにする術」を身につけていますと、とても優雅な1日を過ごせるようになります。

質の高い、生産的な議論ができる人とはたくさん接するようにし、悪質で非生産的な会話しかできない人とは、しまいには物理的に距離をとって、心の中から追い出してしまいましょう。

相手を主体にして(相手にコントロールされて)しまったら、相手の思うツボです。

というよりこれらは全て、結局「自滅している」ことなのです。相手に主導権を渡してはならないのです。

だから、

「いかにスヌーピーのように、大好きな人との時間を大切にできるか」

これをテーマにして、職場でも友人関係でも平穏無事な時間を過ごしていきましょう。

それではまた!

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