言語を学ぶ上で最初に大事にすべきは文法【発音や単語も勉強しよう】

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こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、友人の投稿を見ますと、

  • 英語は構造の言語
  • 日本語は単語の言語

と書いてあり、「なるほどな」と思いました。

僕がここまで文法を意識するのは、それだけ文法が大事だと思っているからでもあります。

日本語は語順を意識する必要がなく、英語とは言語距離がほど遠い言語です。

ちゃんと文法をやらなくてもいい

という人は面白いくらいたくさんいますが笑、それは程度問題のこと。

ちょっとした「旅行仏語」「旅行韓国語」なんてものは、文法の勉強なんかしなくてもいいですからね。

その程度でよければ、ですが。

今日は改めて「文法」について書いてきます。

文法は言語のルールだ。どの言語においてもちゃんとルールを押さえておこう。

「文法がなくてもいい」は大ウソ

大前提として、みなさんが英語を勉強するのは、

自由にしゃべれるようになりたいから

だと思っています。

先述した通り、

文法なんかなくてもなんとかなりますよ

と言っている人は、みなさんが思い描いている “しゃべれる” には入らないレベルでしゃべっているという人だということを、お伝えしなければなりません。

え?なに?

簡単な中学英語でいけるだろ?

って?

では例として、「どこに行くつもりですか」や「どこに行けばいいですか」と英作文してみてください。

“Where are you going?”とか”Where should I go?”だろ?ほらみろ!文法は要らないじゃないか!

なるほど。

どうやってその文を作りましたか。

もしかしたら “will” を使った人もいるかも知れませんし、”Where do I have to go?” と別の表現を使った人もいるかも知れません。

はい。

もうお分かりの通り、中学レベルの “文法” を使っているのです笑。

い、いや、これは丸暗記なんだ!

と言い張る人もいるかもしれません。

しかし、日本語だって「丸暗記している文」なんてシチュエーションに応じた場面くらいしかなく、自由討論では、

  • 文の構造
  • 誰が何をした

などを意識して文を構築しているはずです。

文を構築するということは、それなりの文構造を意識しなければならないということ。

特に英語は、日本語よりももっと「文の順序」を大切にする言語ですから、

I where you going are?

と言われても、残念ながら僕には理解ができません。

要は、

  1. 文法知識を使わなければ
  2. 中学英語すら成り立たない

のです。

だから「文法」から始めるのです。

僕は他の言語でも文法を意識して、

  • 作文をしたり
  • スピーキングをしたり

しています。

それがルールであり、理解が促進されるからです。

後述しますが、もちろん文法だけでもダメです。

ただ「文法を知らなくてもいい」と言う人は、

  • 暗記だけでしゃべれるようになろうとしているか笑
  • 子どものように英語の環境にいればできると思っているか

ということ。

もう諦めてください笑。

文法は「必須」です。

英語をしゃべる上で英文法は必須だ。それを否定する人は、しゃべれなくてもいいと言っているようなものだ。

体系を知れば速い

以前にも記事にした通り「文法」とはルールであり、避けては通れない道です。

先述した通り、

どのレベルを目指すか

という問いが大事であって、

とにかく文法も勉強もやりたくない。しゃべれなくてもいいけど、旅行程度の英語が使えればいい

なら正直、文法はやらなくていいと思っています。

現代はスマホがありますし、南米に行ってスペイン語がわからなかった僕ですら、なんとかなりましたからね。

他言語を知らなくても(=勉強しなくても)「なんとかなる」という世界は、ある程度すでに実現していて、もはや文法なんか学ばなくても別に “なんとか” なります。

ただし(重複になりますが)、みなさんが英語を勉強するのは「そこを目指している」からではないはずですよね。

だったら「文法を体系的に学んでしまうこと」はとても近道になりますし、間違いも少なくなってきます。

しゃべれるようになりたい

それならまずは文法を外さないことです。

ちなみに僕も今は他の言語を勉強中ですが、

  1. 簡単なあいさつや文法体系を知り
  2. その中で最低限の単語を覚えること

を『最初の最初』のスタートにしています。

ここが終わらない限り、

さぁたくさん単語を覚えて長文を読んで、リスニングしまくるぞ!

の段階にたどり着けないのです笑。

文法を外して進むことがいかに遠回りか、僕自身が一番わかっているからですね。

文法という体系を学ぶのは大変だが、言語を学ぶ上での近道になる。

バランスよく他のことも

さて、当然のことながら「文法だけ」ではダメですね。

  • 話したり
  • 書いたり
  • 聞いたり

することでもまた、言語レベルを上げていくことができます。

だから、

「文法から終わらせろ ≒ 他のことには手をつけるな

ではないのですね。

僕はリーディングをしている時には音読もしますから、

発音がわからないなぁ

と思ったら調べることもしますし、黙読だろうと音読だろうと「正しい構造の文」に出会えることが多くなってきますので、

こういう言い回しがあるんだなぁ

と、アウトプットに活かすことができるようになります。(文法の確認にもなります)

また、SNSに無理やり投稿しようとしますと笑、

あれ?この文法(=表現)で合ってるんだっけ?

と確認することになります。

「AIに頼るな」とは言いませんが、自分で文を構築するなら、作文は自分の力ですべきです。

AIに頼った場合、”それっぽい解答” ではあっても、それが正しいのかどうなのかが判断できませんからね。

要は、自分で体系的に勉強しておかないと「間違えた表現」を使ってしまうことになります。

僕も他人の英語を見る場合、

これAIで作りましたか?

と聞きますと、

はい

と言われますので、

それだと力は伸びませんし、ほらここ、間違ってますし、こんな表現は使えません

と指摘します。

あくまでAIは参考程度にして、自分の力で作文をするクセをつけましょう。

また発音の練習も大切です。

先日、日本語を勉強されている外国の方から、

おくの国で…

と言われて、「多くの国で」という意味だとわかるのに、やり取りをしながら数分を費やしました。

時間がかかるから、伝わらない発音でしゃべるな

と言いたいのではなく、やはり「適切な範囲での発音」をしないと、せっかくの発話も伝わらないものになってしまうのです。

「ネイティブのように流暢に!」を目指す必要はありませんが、その言語の母語話者に近づける努力をすることで、「伝わりやすい発話」になっていきます。

  • 発音
  • 文法

に加えて、同時進行でYouTubeやテキスト、アプリなどいろんなものを駆使していくのがいいでしょう。

ただ、発音や文法をかなり遅いペースでやりながら、

いやいやまずは会話でしょ!

と言っていますと、なかなかしゃべれるようになりません。

小さなステップから始めて、どんどんいろんなものを取り込んでいきましょう。

発音や文法を先に終わらせつつも、同時進行で聞いたり読んだり、作文や発話もしていこう。

おわりに

今、新しい言語を勉強している僕としては、文法を先に終わらせることで、ラクに勉強を進めることができています。

文法さえ自分の中でしっかりと根を下ろせば、あとは練習するだけ

とわかっているからです。

最初の最初は時間がかかりますが、それでもやっていくしかありません。

英語の文法書なんて、他の言語に比べればたくさん出ています。

ぜひぜひトライしてみてくださいね。

それではまた!

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