日本に帰ってきても僕が全然食べない理由【豊かだからこそ摂取しない】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

以前、「日本の食」について書いたことがありました。

僕が旅に出る前にあまり食べていなかったのは、日本が豊かだったからこそであり、海外に出た当初は、

いつ何を食べられなくなるかわからない

という、戦々恐々としていた状態であり笑、

  • パンだろうが
  • パスタだろうが
出されたものは食べる

という意識が強かったものです。

では日本に帰ってきてからはどうか。

特にレストランに直行したわけでもなく、ただただ実家で出るご飯に感動したものでした。

今日は「日本という国での食」について書いていきます。

日本は豊かで食に満ちている。だからこそ、取捨選択ができるというアドバンテージがある。自分で適切なバランスをとりながら、足るを知っていこう。

日本に帰ってきて…

さて、日本に帰ってくる直前は、

何を食べてやろうか?

と思ったものですが、帰国してからすぐは成田空港近くのサウナ(空の湯)に向かい、ソフトクリームを食べただけでした笑。

日本に帰ってきた瞬間に、

あぁ、もう食で困ることはないんだな

と理解し、安心したからこそ、

カツ丼を食べよう!
ラーメンを食べよう!

なんて思わなかったのかもしれません。

もちろん食べてもいいのですが、なんかこう海外で外食なんて決まった時だけしかしていませんでしたので、「日本でバカスカ食べよう」という発想にならなかったんですよね。

お金もムダに出ていってしまいますし。

次の日もダンスの練習がありましたので、食べたのは実家の朝食と生徒からもらった「たい焼き」のみで、夕飯はスキップしました。(ごちそうさまでした!)

日本は食が豊かだからこそ、逆に食べなくなる。

これは以前にも書いた通りで、選択ができるからこそ、あえて食べないのです。

でも海外に出てしまいますと、(都心部でない限り)いつ何を食べられるかわかりません。

なるほど。日本では今まで豊かな生活を送っていたのだな

と感じたものです。

「食の選択すらできない国」をたくさん経験してきたからこそ、日本の凄さに驚かされました。

選択できるから、安心する。

だから、十二分には取りに行かない。

一見矛盾しているようですが、僕が日本に来て自分自身に驚いたことは、

あ、僕って日本でも本当に食べないんだ笑

ということだったのでした。

日本の食は豊かで安心できる。だからこそ選択ができるという余裕があるのだ。それなら、あえて食べ過ぎるという選択をしなくてもいいということになる。

海外の食べ物もよかった

日本の食も豊かですが、海外の、

  • 野菜のない揚げ物
  • 甘ったるいスイーツ

なども、僕の中ではいい思い出として残っています笑。

栄養バランスなどを考えるとちょっとしんどかったこともありましたが、旅の中での食べ物は全て「神様」のように感じたものでした笑。

日本は海に囲まれており、水や緑も豊富な国であるからこそ、いろんなものを食べることができます。

一方で、水や緑などの資源のない国々はたくさんありましたし、イスラムの国々では動物性のタンパク質はなかなか摂れず(生卵などもあまり食べられたものではない)、豆などの植物性のタンパク質を摂ることでなんとか事なきを得ました。

海外に出てみて初めてわかる、日本という国の食の豊かさ。

同時に、海外で食生活をどうしていくかという大きな問題。

窮地に立たされますと、人間なんとかしようとするものです笑。

だからこそ、そんな窮地の中で出会った食べ物たち(主にスーパー笑)は、僕にとってかけがえのない思い出となりました。

海外の人々がこぞって日本に来るのは、普段食べることのできない食べ物がたくさんあるからだとも思っています。

でもこうして海外の食べ物を試してみることで、改めて「日本の食」のレベルの高さがわかりました。

海外では栄養バランスの取れない「ファストフード」により、日本では考えられないような体型をしている人もたくさんいます。

深刻な問題でもありますが、それだけ日本には「良い素材」が集まっており、ここで食べられるものはどれも美味しく、体に良いものばかりということです。

僕も海外では食に気をつけていたものですが、やはり「肉」「炭水化物」などのオンパレードで、野菜に関して言えば、

  • スーパーで買うか
  • 外食で摂取するか

しかありませんでした。

海外と日本食とを比べると差がありますが、それはそれで良い経験でしたし、とても興味深いものでしたね。

海外に行けば、日本食の凄さがわかる一方で、海外だからこそ食べられるものもある。旅の途中で出会う食べ物もまた、興味深いものなのだ。

最後はやっぱり足るを知ること

以前の記事でも何度か書いていますが、「足るを知る」という姿勢は、日本に来てからまた顕著になりました。

コンビニで簡単に良いものが食べられるがゆえに、

外食して何か美味しいものでも食べよう

とは思わなくなっていました。

旅に出る前からもそんなものでしたが、

旅の後は外食もしたくなるだろう

と思っていたのに、全然そんなことはなくて驚いたものです。

もちろん、友人たちと行くご飯は格別なのですが、やはり僕は日本の食が恋しかったのではなく、僕は友人たちとの再会を望んでいただけだったのでした。

海外でも「足るを知る」ことを続けていましたが、これは日本に帰ってきても同じことです。

海外でしんどい暮らしをしていたし、日本でパーっと使っちゃえ!

とは、1ミリも思いませんでした。

結局、僕の中にある軸は変わっていないのです。

日本での暮らしは、世界のどこの暮らしよりも遥かにイージーモードかもしれませんが、だからこそ、

  1. 適切な選択をして
  2. ムダに贅沢をしないこと

だと思っています。

極端に「お金を使うな」ではなくて、適度にバランスをとりながらで良いですし、例えばもうお腹がいっぱいなのに、無理をして外食する必要もありませんよね。

日本に来ますと、その食の豊かさゆえに誘惑が多いものですが笑、海外から帰ってきたからと言ってたくさん使ってしまっていては、いつぞやの自分に戻ってしまうだけです。

なんでも手に入るのだから、何を買ってもいい

この考え方があっては、お金が増えたところで幸せになることはできません。

人間の欲求には限りがないからです。

余裕があることはとても良いことですが、自分の身の丈にあった生活を心がけることが、僕にとっては必要なのです。

日本に帰ってきてから、改めて思う自分の生活水準。

無理に贅沢を求めるのではなく、かといってお金を使わないことを目指さずに、バランスをとって生活を続けていきましょう。

日本に帰ってきてから、各国との差を感じる毎日だ。それでも、変わらずに足るを知ること。あればあるだけお金を使うのではなく、適度にバランスをとって生活を続けていこう。

おわりに

食が豊かであるのに、全然外食をしない自分に対して、

世界を旅しても軸は変わらなかったのだな

と思いました。

あくまで「食」は1つの例ですが、生活に根付いているとても大切な部分(支出)です。

旅の中で「ムダ使いしない事」が身についていましたが、日本でもその力が発揮されましたね。

当面の間は収入も少ないですので、ちゃんと家計管理をしながら食生活に気を遣っていこうと思っています。

それではまた!

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