どうして僕はこんなにも日本を好きになったのか?【ある程度排外的になる】

雑談

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

僕は以前、リベラルだった

という記事を書きました。

でも今は、それが世界の大きな流れによって作られていた思想だったということに気づきました。

「日本国民」という認識のある人であれば、

今後、日本なんかなくなってもいい

という言葉は、出てこないはずですよね。

一方、僕が若い時なんかは、

  • 多様性
  • LGBTQ
  • グローバリゼーション

が「かっこいい」とすら思っていました。(残念ながらSDGsは当時も理解できませんでしたが笑)

今は日本がとても好きですし、名古屋旅でもその美しさに魅了されました。

今日は「日本の現状」と、なぜ僕が日本を好きになっていったのかを書いていきます。

日本は今、戦後の教育でグローバル化を推し進められている。平等や多様性に訴えるのではなく、国家としての自覚を持っていこう。

戦後の教育と若かりし頃の僕

僕はまだまだ歴史に弱く、はっきりと説明できないのでモヤモヤしています。(勉強しろ)

先日も、生徒さんとリベラルな話になり、

日本で子どもを産めないのは、税金だけの問題じゃない。女性だって働きたいんだ!

と意見されました。

それと同時に僕は、

  • 税金は政府の問題だし
  • 別に働きたい女性は働いたらいい

とシンプルに思いました。

言っていることは正しいですし、理解もできる。

でもどこかこう、若かりし頃の僕のような意見に聞こえました。

だから、日本政府は子どもが産める環境を目指さなければいけないってことでしょ?

という結論に落ち着くのですから、「だから平等を推し進めろ」という論にはなりません。

その議論もしないまま、

  • やれ外国人を入れろだの
  • やれ女性も働かせろだの

と言うのは、ちょっと即決しすぎやしないかと思うのです。

消費税だって「賃上げ妨害税」ですし、外国人労働者だって実習生が失踪している現状です。

日本語どころか母国語の読み書きがおぼつかない…専門家が指摘「技能実習生が大量に失踪する本当の理由」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
毎年約5000人〜1万人の外国人技能実習生が失踪している。なぜ、技能実習生は失踪してしまうのか。ジャーナリストの湯浅大輝さんが神戸大学大学院の斉藤善久准教授に聞いた――。 ■45%が1年後も失踪し

この現状で、

  • 税金の問題ではないとか
  • 外国人を(大量に/野放図に)受け入れろとか

言うのは、ちょっと意味がわかりません笑。

それなら、日本の子どもたちや若者たちに働いてもらって、GDPを上げたほうがよっぽどいいんじゃないかなと。

戦後から僕らは日本がどこか「ダメな国」だと思わされてきました。

日本人が日本人として国家を作ってゆくことに、何か “気持ち悪さ” みたいな感覚を覚えていた人は、少なくないと思います。

それから「多様性主義による排他的な考え方」が横行したんですよね。

戦後、日本が盛り上がって復興していったのは、戦前の人たちがまだいたから。

今ではめっきり、この日本の平和な状態にかまけて「国」を意識していない人が大勢います。

僕もそうでしたし、まだまだ勉強中です。

しかし、気づいたら勝ちなのです。

日本はほら、スポーツでも全力で応援するじゃないですか。

だから根本には、

日本が好きで仕方ない!

という人が多いはずなのです。

日本ではリベラルな考え方が蔓延し、それが良いことだと教えられ、愛国心を持っていると変な目で見られていた。しかし今は、多くの人がその状態に違和感を持っている。

国家としてある程度は排外的になる

先日、面白い動画を拝見しました。

堀先生がおっしゃるには、

民主主義は、国家なくしては成り立たない

ということでした。

それは要するに、

ある程度は排外的に(線引きをしないと)ならないといけない

ということでした。

これには誰もが納得するかと思います。

家族で過ごしていて、いきなり他の人が入ってきたら、

え?は?出ていけよ!

となるのは当たり前だからです。

誰だってプライバシーは大事なわけでして。

家族を国に置き換えれば、「確かにそうだな」と思わざるを得ない内容でしたね。

僕も教員をやっていたからわかりますが、治安を守るにはある程度の線引きやルールが必要です。

これがゆる過ぎれば生徒たちは好き放題やって崩壊しますし、キツ過ぎれば排他的になって独裁クラスとなります。

僕らが学校やクラス、進学コースや専門で分かれたりするのは、「治安」という観点以外の点(専門性や能力差など)もありますが、線引きがあるからこそルールが活きるというのは、誰も否定できないことでしょう。

これ(線引きの曖昧化)が行き過ぎますと、

  • 子育てはいいから女性も働けとか
  • 税金は外国人にも使ってあげろとか
  • 日本でも宗教は自由であるべきだとか

わけのわからないことになってくるのです。

それは国家の「崩壊/転覆」であって、堀先生がおっしゃる通り、それ以降は民主主義が機能しなくなると僕も思います。

多少なりともリベラルな考え方は必要ですが、そこに「利権」などの裏の強大な力が働けば、こうしたことを強引に進めることができます。

僕らが本当の意味で民主国家でいたいのであれば、ある程度は「排外的」にならなければいけないということ。

差別だー

と言う人は、ぜひまずはご自身のお金で外国人を養い、女性でも働いてあるいは奥さんに無理矢理にでも働かせて、他国の宗教に従って生きてみてください笑。

それができて初めて、他の人はやっと聞く耳を持つと思います。

もちろん、

それ、いいね。俺/私もやってみるわ

と言う人は、ほとんどいないと思いますけどね。

民主国家として治安を守り、いい国として発展してゆくには、ある程度の排外的な考え方も必要だ。というよりそうやって今の国は成り立っているのだから、誰も否定することはできない。

世界を見て、日本を見る。

僕はまだまだ知識が浅いのですが、世界を見てきたからこそ、今の日本がとても好きになったと言えるでしょう。

2年前に世界から帰ってきた直後も、

日本って電車も静か過ぎるし、意見も主張しないし、なんかパッとしなくてダメな国だなぁ

と思っていました。

しかし、それと同時に、

  • 飯はうまい
  • 治安は良い
  • 交通網は発達
  • 人々は静かで優しい

と感じたのもまた事実でした。

リベラルと保守が混在しているような、そんな気持ちでしたね。

しかし、税金や投資について学んでいた僕は、2025年の3月に日本の現状に気づきます。

今の日本があるのは、誰のおかげなんだ?
それを壊そうとしているやつがいるんじゃないか

と。

これは世界を回った経験があったからこそ、感じたことでした。

もちろん、世界にもたくさんいい国はありました。

しかし、自分が日本に生まれ育ったことを考えてみれば、

世界って平等じゃないんだなぁ

と感じるわけです。

それを無理にでも “平等(笑)” にしようとするのならば、それは民主主義や国家を守ってきた(守っている)人たちに、大変失礼です。

日本に有り余るほどの「余裕」があるのならばいいでしょうけれど。

アイデンティティの覚醒とは、やはり一度外に出てみることで起こることですね。

すぐに気づくことはなくても、徐々に自分の中にある「愛国心」を目覚めさせてくれます。

同時に、先ほどの動画の堀先生のような「リベラルな視点」も合わせて必要でしょう。

バランスよく広く、そして歴史などの長い時間軸の観点から、ものごとを見てゆく必要がありそうですね。

世界を回った僕は、日本に帰ってきた当初はちょっとリベラルな感覚も残っていた。しかし同時に愛国心が目覚めたことも事実。一度外を見てみることをオススメする。

おわりに

僕は自分の経歴を自慢するつもりなんて毛頭ありませんが、それでも世界を一通り見てきましたし、海外在住の友人や家族から常日頃話も聞いています。

それなしに「今の日本」を語るには、ちょっと実地経験が足りないと思うのです。

一方で、僕は歴史や政治を苦手としてきましたから、僕は僕で苦手分野を補填する必要がありますけどね。

ともに学んでいきましょう。

それではまた!

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