こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
最近僕は、「献身的に生きる」ということを意識しています。
かのマザー・テレサほどではありませんが、
そう考えてから、とにかく人のために時間を割くようになりました。
とはいえ、人のために時間を割きすぎて、
- 自分が倒れてしまったり
- 結局パフォーマンスが落ちてしまったり
してしまえば本末転倒です。
それは「自己犠牲」であり、少しニュアンスが違ってきます。
それでも僕が、なぜ人のために献身的になったのか。
お伝えしていきます。
自己中心から献身的な考え方へ変えること
僕は以前、どうしようもないくらい「自己中心的」でした。
と思われるかもしれませんが、むしろ逆です。
- 尊敬されたい
- すごいと思われたい
- いい先生として見られたい
という欲望に駆られて教師をやっていた、と言っても過言ではありません笑。
マインドが変わったきっかけはいくつかありますが、
- お金の勉強
- 人生の見直し
が、今でも大きなきっかけだったと思っています。
当時はとにかくマインドが「貧困」そのものでして、
という考え方が非常に強かったです。
とにかく「自分が!自分が!」という考え方でしかありませんでしたから、感謝されることも少なかったですし、感謝されないことに「なんで?」と思うことすらありました。
当然「悪循環」にハマってしまい、イライラと悶々が続く日々を送っていました。
一方で、いろいろな経験を通して、自分の人生を見つめ直し、
と思い始めてから、自分の時間やお金を割いて人に尽くす時間をとってみました。
生徒や友人仲間たちに見返りを求めずに与えてみますと、これが今まで味わってきた「GIVE」と、全く違う反応だったのです。
相手も、僕に「裏の気持ち」(=見返りを求める姿勢)がないことがわかっているため、純粋に感謝されることが多くなりました。
すると今度は「好循環」に入り、
と思うようになったのです。
この循環によって、僕の人生は大きく転換することとなりました。
献身的な行動は純粋に感謝される
「献身的」を調べてみますと、
自分の身命、利益を犠牲にするほど一心に、ある人や物事に力を尽くすようす。
と出てきます。
行き過ぎてしまいますと、それは逆に自分をダメにしてしまいますが、キャパの範囲内でやるのであれば、問題ないと思います。
やってみると、これが本当に気持ちのよいものです。
- 家族に
- 友人に
- 恋人に
と、まずは自分の身近な場所において試してみましょう。
ただ、普段からそういう行動をしていないと、
と思われてしまいますが笑。
しかし、始める時はいつだって「初めて」です。
まずはトライあるのみです。
これを習慣化しますと、だんだんと自分にも邪(よこしま)な気持ちがなくなってきます。
それは、感謝されることがいちばん嬉しいことだからです。
(対価としてお金をいただくことに関しては、ここでは別のこととしておきます)
と、「夢をかなえるゾウ」でもガネーシャが言っていますが、その逆ということですね。
以前の僕は、とにかく「足りていなかった」のだと思います。
以前は感謝された時に、
とツケ上がっていました。
それでも満たされなかったのは、そうした「見返りを得たい気持ち」が心の奥底にあったからでした。
そんな「足りていない気持ち」を埋めてくれたのは、
- 僕自身が感謝すること
- 純粋に感謝されること
の2つでした。
今となっては、感謝されたことも忘れてしまっているくらい、「次へ…また次へ!」と献身的な活動(英語を教えたり、SNSでリプをしたり)をするようになりました。
自分が満たされていますと、さらに、
- 与えたい
- 尽くしたい
と思うようになります。
ある意味、「感謝されること」が麻薬となるのですね笑。
そのおかげで変わったことは、精神的に満たされるようになったということです。
「献身的に尽くす」というのは、一見すると「純粋なGIVER」であり、成功へ導かれることはなかなかありません。
ただ、僕みたいに自己中心的に生きてきた人間からすれば、そうなるくらいがちょうどいいのかもしれません笑。
献身性を伴った行動は、相手の心を動かし、今まででは考えられないほど満たされるようになります。
「自分を犠牲にすること」はネガティブなことですが、自分の「余った」時間を誰かのために使うことは、とても健康的なことなのです。
疑いを通り越して信頼される
献身的に何かに取り組んでいますと、最初は相手から「なんだろう?」と疑問に思われていた印象がありました。
普通に考えれば、
「自分の時間を削って、何か人のためになることをやる」
ということは、尋常じゃないですものね笑。
- SNSでリプしたり
- 英語の資料を作ったり
- イベントを企画して運営したり
と思われるのも無理はありません。
一方で以前の僕は、「自分の時間」を「全て自分のため」に使っていました。
しかも「怠惰」に笑。
そう思っていますと、
- 人的資本(自分の能力)も
- 社会資本(人との繋がり)も
伸びず、周りからも「何をやっている人なのか」が全くわからない状態となっていました。
信頼されることもなく…というよりそもそも「社会資本」がないので、どうしても人との繋がりが断たれてしまうのです。
しかし、
- 自分のできることを考え
- 人に献身的に尽くすこと
を始めますと、
と、認識が変わります。
もちろん、「だからお金をください!」とかそういう意味ではなくて笑、何かあった時に助けてくれる存在になるということです。
社会は「信頼」で成り立っており、信頼の足る人にこそ人やお金が集まると思っています。
それもまた難しいところであり、何かを求め過ぎてしまっても、
と思われてしまいます。
信頼を獲得するには、まずは献身的に人のために取り組んでいくこと。
これが大切だと感じています。
その「献身さ」に人は、
- 感動し
- 共感し
- 信頼してくれる
からです。
特別なスキルはあるに越したことはありませんが、個人的には「そこまでなくてもいい」とも思っています。
それだけ、献身的な姿勢は相手を満たすだけでなく、自分も満たされるとからです。
おわりに
大切なことは、献身的に行動することが自分にとって、
- 楽しいかどうか
- やりがいがあるか
を突き詰めておくことです。
それが難しいのであれば、僕は無理にやる必要はないと思っています。
マインド自体がそうでもないのに、行動に移すと「矛盾が生じる」からです。
ただやはり、献身的な姿勢は人の琴線に触れますし、感謝され、信頼されると思います。
自分の許容範囲を考えながら、バランスをとることが大切です。
無理なく、ところどころでできることを探していきましょう。
それではまた!
コメント