人に干渉しないけど声を聞ける存在でいよう【僕らがルフィから学ぶこと】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

先日、英語の勉強という大義名分を立てて笑、いつも通り外国の人たちの「ワンピースのリアクション動画」を見ていました。(おい)

ワンピースといえば僕がとても好きな漫画であり、アニメは25年(四半世紀)も続いていながらも、昔のエピソードのクオリティはいまだに色褪(あ)せません。

何度見ても泣けますし、先日もおいおい泣きながら見ていました笑。

今日は「ルフィの生き方」について書いていきます。

いつもルフィは大切なことを知っている。僕らも彼のように生きていこう。

前半で魅せるルフィのかっこよさ

最近はナミというキャラクターのバックストーリーに対する、海外の人のコメントを読んでいました。(この内容自体、20年以上も前の話です)

ルフィはナミのツラい過去を知ろうともしないけど、彼女が全てを背負っていることを知っている。そしてただ、ずっと「助けてほしい」という言葉を待っているだけだった

この考察は本当に的を射ていると思いました。

ナミは魚人たちに故郷を征服されてしまいますが、お金でなんとか自分の村を買い戻そうと、8年間も一人で海賊たちと戦い続けていました。

ルフィは一見するとバカな感じですし、薄っぺらいキャラクターのようにも見えるため、「そんなことはつゆ知らず」といったところです。

しかし、ただ彼がずっと求めていたことは、ナミからの「助けて」という一言だけでした。

それを聞くまでは、「この村から出ていけ」「お前には関係ない」と、ずっとナミから言われ続けます。

ルフィはナミの過去を知らなければ、知ろうともしない一方で、ずっとその言葉だけを待っていました。

さらに面白いのは、ルフィはその支配者である魚人の「アーロン」が、誰なのかすらもわかっていなかったということです笑。

要は、

  1. 仲間の助け
  2. 戦うべき相手

が、ずっとナミの口から出ることを待っていたのです。

そこからもまたかっこいいのですが、割愛しますね笑。

ルフィは海賊としての生き様を見せながらも、

仲間が本当に求めているもの

を、いつも知っているようでした。

これは別に、海賊の世界に限ったことではないな

僕はそう思っています。

僕もルフィのように、いつも仲間を大切にできる人でありたい。

  • 教育にも
  • 交友関係にも

生かすことのできるそんなルフィの生き様は、日本人だけでなく海外の多くの人たちを魅了して止まないのです。

ルフィはいつでも本当に大切なことを知っている。だから魅力的で、かっこいいのだ。

何も知らなくても声を聞いていること

ルフィがナミのバックストーリーを知らないこと。

これがここでの「ミソ」となります。

なぜなら、「教育」と言う分野でも応用が効くからです。

現職「先生たち」は、以前にも書いた通り恵まれた環境で育った人たちが多く、

「一所懸命、勉強を頑張ってきた人たち」

が大半です。(僕も元高校教員ですしね)

生徒を相手にしますと、どうしてもその家庭環境に同情してしまったり、

自分に何かできないか?

と考えすぎたりしてしまいます。

生徒たちを想うことも素晴らしいことですが、先生たちもそんなに暇ではありません。

担任をもてば30〜40人を相手にしなければなりませんからね。

一学年なら数百人が相手です。

とにかく相手にする数も多いですし、いちいちそんなことに構うことが大事なのではなくて、「目の前の生徒」に対応することが大事だと言いたいのです。

ここでルフィの「相手の過去なんて全然知ろうとしない姿勢」が、逆にとてもかっこいい生き様なのだということがわかります。

ルフィはその村(=ココヤシ村)で何があったのか知らないのに、ナミの「助けて」という言葉だけに反応します。

また、ナミの涙を見て、彼女が悲しんでいることも理解します。

ルフィはルフィなりにツラい過去を背負っていますが、それを引き合いに出すこともなく、

「ただ目の前で自分が求められていること

にだけ、強く反応していくのです。

実は教員たちも、同じように生徒に対応してゆくことが「求められている姿勢」だと思っています。

生徒たちの過去や家庭環境を、なるべく細かく知ることもできますが、だからと言って、

  • 同情したり
  • 過剰に反応したり

する必要はないということです。

気になる生徒を注視することはしますが、だからと言って特別扱いすることもしない。

それこそが「いい関係値」なのです。

友人関係もそうですね。

僕は他人の人生には全くと言っていいほど興味がありません。

なんてひどいことを!

僕はこう言うような人を、信用していません笑。

お前は一体、何様なのだ?

と。

誰だって、自分の人生を生きることで精一杯です。

そこに余裕があれば、人のために生きたらいいと思いますが、基本的に自分の人生は自分で生きることしかできません。

それができてもいない人が、他人の人生に首を突っ込むな、と。

  • 生徒でも
  • 友人でも

苦しい時にはちゃんと耳を傾けること。

これが大事なことなのであって、彼らの過去なんて知ったことではありません。

ただ、目の前で困っている人がいたら、力になってあげるだけです。

そうすればルフィのように「本質を突いた行動」が取れますし、他人の人生に干渉しすぎることなく「かっこいい背中」を見せられるのだと思います。

他人の過去なんて自分の人生には関係ない。しかし一方で、目の前で仲間が困っていたら助けてあげるのが、ルフィの生き方なのだ。

生き方を学べる教材

正直なところ僕は、

みんなワンピースを読めばカッコ良く生きられる

と思っています。(言い過ぎ)

それくらい、この漫画からは多くのことが学べます。

今回話題に上げた「ルフィとナミ」の関係もまた、「表面的な仲の良さ」を超えた関係を表しています。

現代ではだいぶ減ってきたように、もう「表面上の付き合い」をする時代は終わりました。

この人はなんかイヤだな

そう思ったら付き合わなければいいだけですし、外野から石を投げてくる人に関しては、無視するかドアを閉めるかしてしまえば、ノーストレスで生きていくことができます。

ルフィ率いる「麦わらの一味」たちは、表面上の浅い繋がりではなく深い絆で繋がっています。

もちろん、

  • クサいような
  • お涙頂戴のような

そういった類(たぐい)ものではなくて、人と繋がる上での本質を描いてくれています。

ルフィが仲間たちの声をちゃんと聞いているように、僕らも仲間の声を聞きつけて駆けつけるからこそ、表面上「以上」の付き合いが生まれます。

むしろ相手の過去を知ろう知ろうとしている人は、言葉を選ばずに言えば、

  • 過干渉
  • 傲慢な姿勢

だとすら思っています。

自分の人生を必死に生きて前を走ることが、何よりも相手を奮起させられるのだと、僕も気がついたからです。

何か胸を打つような言葉を言って他人を変えようとするのは、二流・三流のやること。

「人をコントロールすること」はできないからですね。

ルフィは現在仲間であるサンジからも、彼の口から「仲間になる」という言葉が出るまで、強制しませんでした。

それでもルフィに多くの人たちが寄ってきては、彼の支えとなってゆくのは、彼が「海賊王」という夢に向かって命をかけているからです。

僕らも、ルフィたちのような生き様を胸に頑張って生きていけばいいのです。

漫画ワンピースの登場人物から学べることは、本当にたくさんあるんですよね。

自分の夢に向かって命を賭して生きていこう。助けが聞こえたら駆けつけて、また自分の人生を生きて背中を見せていこう。

おわりに

久しぶりに漫画ワンピースについてガッツリ書いてしまうくらい笑、ワンピースの序盤は教訓で溢れています。(現在でも涙なしには見られない)

ルフィの生き方はとてもシンプルなのに、多くの人ができていないからこそ、

彼のようになりたい

と願っています。

ワンピースを読めば多くのことが学べます。

まだ読んでいない方はぜひ。

それではまた!

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