僕がすゝめる雨の中のマインドフルネス【考えなかったり考えたり】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

旅を始めてからというもの、意外にもあまり雨を経験してきませんでした。

インドの南部はちょうどモンスーンの影響で雨季となっており、着いた当初は、

なんだよ雨かよー

と思っていたものですが、ムンバイに向かう寝台特急の中では久しぶりにボーッとしました笑。

台湾やベトナムでも長距離移動の時には、ずーっと窓から景色を見ていたものです。

飽きるか飽きないかと言えば、全く飽きませんでした

今日は「雨の中のマインドフルネス」について書いていきます。

雨の中、マインドフルネスをしてみよう。心が洗われること間違いなしだ。

電車の中でボーッとした数時間

長く旅を続けていく中で、切っても切れないのが「天気」でした。

うまく時期を狙って…

とは言うものの、こればかりは「神のみぞ知ること」です。

日本でも、現在は梅雨の時期かと思います。

ゆえに日本生まれ日本育ちの僕も、雨季に対してイヤな気持ちや拒絶反応はありません。

もう慣れっ子ですからね。

それに、雨の中新宿御苑に行ったことを思い出しましたし笑。

2021年のコロナ禍、土砂降りの中ひとり新宿御苑に向かい、お茶屋さんでお茶とお菓子をもらってゆったりとしたことがありました。

その時に、雨の音を聞きながらボーッとしていますと、何か悪いことが一気に流されていくような、そんな気持ちになったのです。

今回の旅では、夏手前ということや訪れていた国の関係もあり、なかなか雨に遭遇することがありませんでした。

それはそれでラッキーでしたが、その分非常に暑く、体力が奪われたものでした。

インドの南のほうに来てみますと、一気に涼しくなったものですから、

雨なのになんだかありがたいなぁ

と思ったくらいです。

雨の中、電車に揺られてインドの大自然を見ているだけで、

  • 全く何も考えなくなったり
  • いろんな感情が混ざり合ったり

と、久しぶりにただただボーッとした時間を過ごせました。

実はこの時間が、僕には必要だったのです。

旅を続けていますと、とにかく「先が不安」になります。

そんな時に、ホテルやホステルでゆったりした時もありましたが、

窓から雨の景色を眺める

というこの行為は、僕のいろんな感情を洗い流してくれました。

この旅で最難関と言われていたインドの旅。

そんな時に、日本に思いを馳せたりボーッとしたりすることで、この旅で今まで味わえなかった感覚を得ることができたのでした。

雨の中、その音を聞きながら外を眺めてボーッとしてみること。なかなか取れないそんな時間を過ごしてみよう。

雨の中のマインドフルネス

日本にいた頃、寝る前に「マインドフルネス」をしていました。

特にコロナ禍で締め付けられていた気持ちを解放するために、毎晩マインドフルネスを3分間やることで、いろんな気持ちをリセットすることができていました。

サウナに行き始めたのも、多少なりとも関連性はありましたね。

旅の途中ですと、毎日刺激があり過ぎるものですから、

せいじ、一回休めよ!

と心配されます笑。

僕も要所要所で休もうとは思っているのですが、

夏の間に、ヨーロッパに!

と思って歩を進めているため、なかなか休む暇がないのです笑。

マインドフルネスどころか、いろいろ考えてしまう「マインドレスネス」に陥ってしまうのは、仕方のないこと。

そんな中、インドの列車の中でやることもなくボーッとしていますと、これがまたとても気持ちの良いマインドフルネスの時間となりました。

今は何を考えたって仕方のないことだ

そう割り切れてしまいますと、急に緊張感から解放され、自分を解き放つことができるようになりました。

日本でも、こうした「締め付け」に悩まされている人はいるかと思います。

僕の旅とはまた違って、

  • 会社のルール
  • 社会のルール
  • 日々のルーティン

など、日本には日本のツラさがありますよね。

そんな時こそ、

雨の中あえて飛び出してみること

を強くオススメします。

それが面倒だということであれば、家の窓から外を眺めるだけでも構いません。

雨の音には癒しの効果もありますし、普段とは違った街並みを感じることができます。

自分の感情と向き合うこともできますし、一方でボーッと何も考えない時間を確保することもできます。

特に僕は多動傾向にありますから笑、この時間を取ることが非常に少なかったのです。

現代人にとっても「じっと座って待つ」という行為は軽視されがちですので、雨のこの時期だからこそ、ぜひオススメしたいことだと思っています。

旅の中でまさかマインドフルネスができるとは思っていませんでしたので、僕にとっては貴重な時間となったのでした。

雨の中、あえて外に飛び出して雨を感じたり、あるいは家の中からボーッと外を眺めたりしてみよう。今までで必要だったはずの時間を確保することができる。

たくさん考えたり無心になったり

そもそも「マインドフルネス」とは、

無心になりなさい

ということではありません。

いろんな煩悩や雑念が頭の中を駆け巡ったとしても、それを受け入れて流してゆくという行為です。

この行為自体が、脳の中を整理してくれるのだと思っています。

僕にとって今は、

とにかく旅の先を考えること

しか頭の中にありませんでした。

しかし雨の中を走る列車の中で、

  • 過去のことに思いを馳せたり
  • もっとずっと先の人生を考えてみたり

してみました。

  • マインドフルネスになったり
  • マインドレスネスになったり

ですね。

現代の日本人も、

明日のタスクをどうしていこう?
会社であれしてこれして…

と、すぐ先のことに対して不安に思ってばかりの人もいるかと思います。

そんな時に、もっと抽象度の高いことを考えてみることは、とても良い時間になるはずです。

漠然と「人生について」考えてみること。

この時間はなかなか取れませんからね。

  • 幼少期に何を考えていたか
  • 自分が10年後にどうなっているか

などについて。

雨の中ですと、雨の音に周りの雑音がかき消され、まるで何かに包まれているかのような感覚で、自分の人生についてゆっくりと考えることができるようになります。

僕がそうであったように、今の日本人にこそ、

梅雨の時間を有効活用してもらって、ボーッとしてもらいたい

そう願っています。

もし僕が日本にいたら、同僚や友人と雨の中サウナに行って「ととのって」くると思いますね笑。

それぞれに合う合わないはあるかと思いますが、参考程度にしていただき、雨を楽しんでいただきたいと思っています。

雨の中でボーッとするだけでいろんなことを考えられるし、逆に何も考えなくなることもある。雨の音と景色に包まれて、自分の人生と向き合ってみよう。

おわりに

久しぶりに突如訪れた雨。

そのおかげで、本来取ることのできなかった時間を取ることができて、とても有意義な時間を得ることができました。

ずっと前は雨が嫌いでしたが、「ボーッとする」という行為にフルべットしますと笑、それはそれで何かが洗浄されていくような、そんな感覚になります。

いろんなことを感じたインドの旅も残りわずか。

最後までインドを感じ、自分の人生の糧にしていきたいと思います。

それではまた!

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