こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
先日も「大富豪アニキの教え」を読み進めていましたところ、「いいからとにかくリアルで会いに行け」というお話がありました。
「ご足労」という言葉があるように、わざわざ出向いて会いに行くだけでも、相手は心からあなたのことを信用してくれるものだ、というお話です。
『ご足労』という言葉があるやろ。
自分から会いに行くことで、もうすでに『相手を大切にすることに労力を使っている』ということが、相手に伝わるんやて。
このご時世ではありますが、僕もできる限りリアルのオフラインで会うことを心がけています。
先日は10個下の教え子と会うことになりました。
若い人がこうしてまた「会いましょう」と言ってくれるのは、本当に嬉しいことです。
僕もまだまだ捨てたものではありませんね笑。
今日は教え子と会って感じたこと、先生のあり方について書いていきます。
現代の若い子たちはすごい
まだまだ自分も若くてバリバリ動けますので、走ったり舞ったりしていますが、やはり「10代〜20代の爆発力」は眼を見張るものがあります。
- SNS
- IT
- ミニマリスト
- テレビを見ない
など、デジタルの世界に生まれた子たちは、僕らの世代とやっていることがまるで違います。
「デジタルネイティブ」と呼ばれる彼らは、SNSに抵抗がなく、だんだんとリテラシーも上がっているからか、情報の取捨選択もうまい印象を受けます。
学校でもロシア・ウクライナ情勢について語り合っており、
「お前ら、そんな話までできるのか…」
と、陰でこっそり袖をぬらしたほどでした。(大嘘)
先日話した彼も「大学生」のはずなのですが、とにかく考えていることがすごく、
- 大人顔負けの人生論
- バイトでの仕事観
- リーダーの気質
- 幸せとは何か?
- 起業について
など、様々なトピックについてしっかりとした考えを持っていました。
今の若者たちがここまで考えられているのは、ITがもたらした恩恵もあるとは思いますが、100年時代を生き抜くため、必死になって考えているからこそでもあります。
僕がハタチの時なんて、ただ鼻ほじってボーッとしていたくらいですからね笑。よく考えている若者が多いです。
時代の流れもありますが、それにしても話し方や考え方が素晴らしく、
「こいつなら何かやってくれる!」
という思いと同時に、僕も何かやらなければいけないという使命感も燃えてきましたね。
現代を生きる若者たちとの交流は、いつも僕を熱くさせ、眠っていた情熱を再燃させてくれます。
これだから教師はやめられない…
はずなのですが笑、あと1年したら新しい戦場に飛び出していこうと思っています。
SNS時代、転職時代、個人が稼げる時代…
今を生きている若者たちだからこそ、その現実と真摯に向き合っているのでしょうね。
リアルで会うことの意味
コロナを経験している僕らにとって、「リアルで会うこと」の意味は大きいです。
そこには、オンラインやテキスト上では測ることのできない圧倒的な情報量が存在し、ラグがないためにやりとりが活発になり、非言語(ジェスチャーや表情)の情報も加わってきます。
(昨今では「ラグのないオンラインでのやりとり」も実現しているようです)
アナログが(悪い意味で)横行している学校現場にいる僕としましては、
- 「デジタル化万歳!」
- 「アナログとか原始時代かよ笑」
というスタンスが基本となっております笑。
だから「面倒なことはデジタル化しちまえ!」という気持ちが全面に出てしまっているのですが、本書を読んで改めて「やっぱり人と会いに行かなければ…」と思いました。
デジタル社会となった今でも、もちろんアナログでなければいけない部分はまだまだたくさんあります。
例えば「コロナの第1派」で職場に行けなかった時は、かなりストレスが溜まったものでした。人と会うことの大切さを実感した瞬間でしたね。
- マスクをしてでも、
- 県外にいくことがはばかられても、
- 大人数でワイワイできなくても、
- 制限の中ででも、
こうして街を歩き、買い物をし、人と会い、話に花を咲かせることは、いつの時代でも一番の薬だと思っています。
人として生きていくということは、
- 朝起きて
- メシ食って
- 陽の光を浴びて
- 友人たちと会って
- 仕事をして体を動かして
- 寝る
というシンプルな毎日でしかありません。
しかしこの「友人と会う」ことを軽視し、ひとりよがりな考え方を持っていては、人生は豊かにも幸せにもなりません。
数の問題ではありませんが、僕は先日行ってきた「リアルオフ会」のように、新しい出会いを続け、一度きりの人生で多くの人と会っていきたいと考えています。
そうやって、
- 「以前からの付き合い」から「新しい出会い」までを大切にすること。
- 特に「自分の足を使ってリアルで」会いに行くこと。
を大切にしていきたいですね。
幸いなことに僕は独り身ですし、フットワークは羽毛布団よりも軽いですので笑、
「そんなんコスパが悪いんだから、Zoomでええよ」
と思わず、時間と労力とお金をかけて笑、ダッシュでみなさんに会いにいきたいと思っています。
生徒に会うことを、ためらわない先生であれ。
僕は、
- 個別塾時代
- 非常勤時代(大学院時代)
を含めれば19歳から10年以上、教育の現場にいることになります。
現場で出会う生徒たちには、当然のことですが「自分の背中」を見せなければなりません。
- 英語を始めとした勉強
- 立ち居振る舞い
- 考え方
- 人生論
- お金や投資の話
- 食生活や健康
- 体つき
- 定期的な運動
- 世界情勢に対する考え
- 自分の失敗談
など、360度から見られているという状態です笑。
だから僕は、「オープンであること」に抵抗がないのかもしれません。
ただ僕の学びはここで終わらず、一生涯続きますので、生徒たちが卒業しても360度から包囲されております笑。
今教えている生徒だけではなく、
- 昔教えていた生徒
- これから出会う生徒
にも恥じない教員でありたい。
その思いが強いからこそ、大学生や社会人となった生徒たちとも、また会いたい/会って成長した姿を見せたいと思うのでしょうね。
それは先生の気質である、
- 「生徒の相談に乗ってあげたい」
- 「何かの役に立ちたい」
- 「GIVEしてあげたい」
という思いも確かにあるはあるのですが、それ以上に自身をアップデートできるというワクワク感のほうが優っています笑。
一生涯、生徒は生徒のままかもしれませんが、一方で共に時代を生き抜いて行く仲間たちでもあります。
すると、僕の立ち位置は「全て」となります笑。それは、
- 先生でもあり、
- 学習者でもあり、
- 生徒でもあり、
- 仲間でもある。
ということです。
もう、上でも下でもありません笑。
偉そうにせず、常に向上心を持って失敗を繰り返し、学び続けること。
自分が生徒だった頃の気持ちを、目の前にいる生徒や卒業生たちから思い出させてもらい、自分の糧にする。
相互作用の中で、学びを深めていきたいと思っています。
おわりに
リアルで生徒と会うことは、一体何回目でしょうか笑。
これからもこうして生徒と会うことは続いていき、
- 情報を交換したり、
- 新しく始めたことをシェアしたり、
- 不安や悩み、失敗を聞いてあげたり、
- 今自分がしていることを伝えたり
していくことでしょう。
「人と会って話すこと」はシンプルなものですが、多くの人がその時間や準備を面倒くさがります。
僕はその面倒くささを超える行動力を身につけていきたい。
というより、僕のスタンスとして「今から持っておきたい」と思っています笑。
そうすれば、大富豪アニキが言っていたように「つながり・ご縁・絆」が育まれると信じています。
これからもたくさんの人に会いに行き、自分を高めていきましょう。
それではまた!
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