貧乏なマインドを持っていた男の変化【過去との訣別】

幸せ

こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki

このブログでよく出てきます「以前の僕」ですが笑、実を言いますと今の自分とは大きく異なります。

  • 肉体的にも
  • 精神的にも

今のほうが洗練されており、以前よりも幸せに生きています。

それほど、以前は「貧乏」でした。

今日は、

  1. 以前の僕
  2. 変わるきっかけ

をお伝えしていきたいと思います。

すべては読書と行動だ。人生を大きく変えたのはその2つだった。そして人との出会いこそ、人生と言ってもいい。

以前の自分は貧乏だった

「貧乏」とは、必ずしも経済的なものを意味しているわけではありません。

僕の思考の根源には、大きな「貧困マインド」があり、それが僕の「貧乏」をカタチ作っていました。

今思い返してみますと、この根っこの部分が変わらない限り人は変わることはできないのだと感じています。

僕の「過去」の一体何がいけなかったのか。

探っていきましょう。

貯蓄にこだわる

いかに「貯蓄額を伸ばせるか」ということばかりを目指していた数年前。

それは、「お金を使わないことを正義とする」という意味でもありました。

誰かのためにお金を使えば、その分自分の資産が減ってしまう!

当時は投資もしていませんでしたので、減ることが怖くて仕方ありませんでした。

しかし、「お金を使わないことを正義」としていますと、お金の使いどころがわからなくなってきます

ずっと溜め込むことこそが最適解だ

と思うことも別に悪くないのですが、それは「誰かのためにお金を使いたくない」ということでもあります。

これは非常によろしくない笑。

「幸せ」(に見えるもの)が常に自分の中で循環するだけで、他者との関係がないまま時間が過ぎ去りました。

「お金を貯めたい」という倹約家マインドは昔から変わっておらず、それはそれでいいことでもありますが、

自分の資産を減らしてなるものか!

という考え方でしたので、精神的に幸せではありませんでした。

  • おごってあげない
  • お土産は買わない
  • プレゼントは買わない

文字通りの「ケチ」でした笑。

これは全て、「与える」という思考が欠落していたためです。

与えない

まずは与えること

このマインドを学び始めたのは、恥ずかしながらここ1〜2年のことでした。

一方で、以前に「与えない」という感覚がずっと続いていたのは、マインドセットが「貧乏」だったからでした。

与えることは「失う」ことなんだ

と、勘違いをしていました。(これをゼロサムゲームと言います)

もともと裕福ではない家庭で育ったこともあり、

誰かに獲られてしまう

という恐怖感が強かったのです。

どのような人が「与えようとしない人」(=Taker)なのかは、与えるようになってからわかるようになりました。

「貯蓄」も然りですが、出発点がとにかく「自分だけで完結しておきたい」という発想なのです。

他者と関わりながら、循環しながら生きていけば、もっと豊かになるのに、です。

それがなぜわからなかったのかといえば、やはり思考の根源が「貧乏だった」からでもあります。

しかしそれ以上に、「与えることの喜び」を理解できていなかったからだとも思っています。

足るを知らない

食生活が大きく変わり、体がトランスフォームしたことも人生を変えた1つの要因でした。

↓2022年2月(その後もこんな感じです)

以前の僕は、

「とにかくお腹一杯食べること」

が幸せに直結すると思っていました。

もちろん、

  • 他人の食生活に難癖をつけるつもりも
  • お腹いっぱいになることを否定するつもりも

ありません。

しかし、当時の僕(2〜3年前まで)は生活リズムもガタガタで、文字通り本能のままに生きていたことは事実です。

いつまでも渇き続け、いつまでも何かを欲していました。

それもまた、根っこの部分が「クレクレ」「欲しい欲しい」という欲求に突き動かされていたからに、他なりませんでした。

以前は「足りない」と感じることは日常茶飯事で、細かくスナックを買ったり、どか食いする生活が続いていました。

「足りている」「満たされている」という感覚は、いつまで経ってもやってきませんでした。

批判的かつ他人を褒めない

自分にプライドがあったからなのかは判然としませんが、僕は人のことを褒めなかった人間でした。

自分より下の人を心の中で見下し、安心していた時もありました。

また逆に自分よりできる人を批判し、

まぁあいつはあれだ。…運がよかっただけだ

とかなんとか適当に言い訳をして、自分の課題から逃げてばかりいました。

他人を褒められない人は、逆に褒められることもありません。

仮に他人から褒められたとしても、結局はどこかイキっている空気感が出てしまい、人は離れていきました。

全ては自分の力でここまで来たのだ

と勘違いをし、トゲトゲしい雰囲気を出していました。

世界の何かと勝手に戦っており、そこでもやはり、

隙を見せたらバカにされる

という切迫感がありました。

側(はた)から見ると、トゲトゲしくて近寄りがたい、そんな印象だったと思います。

以前の自分は、精神的にも肉体的にも貧乏で未熟だった。その根源には、他者との関わりを断ち、自分1人の世界を作り上げようとしていた気持ちがあったのだ。

人生を変えたのは本だった

僕の人生を変えてくれた本は、以前の記事で紹介しています。

ふとしたきっかけで出会ったのは、友人が勧めてくれた「金持ち父さん、貧乏父さん」でした。

本を読むようになってから、人生は劇的に変わっていきました。

いろいろな巡り合わせで人生について考えるようになった時に、どうしてもヒントが欲しかったので、本を読むようになったのでした。

時には本を読んでいる途中で感動してしまい、通勤中に泣いてしまうこともありました笑。

そうして僕の「悪性の貧乏マインド」は笑、180度変わることとなります。

つまり、「思考の根源の部分」が変わっていったのです。

根っこさえ変わってしまえば、「あとの枝葉はすぐ」でした。

ただし「根」とは深いものでして、他人がどうこう言って変わるものでもなく、非常に時間がかかったことだけは覚えています。

自分の過ちや間違いに気づくことができるのは、自分だけですからね。

だからこそ、

  1. 本を読み
  2. 自分と対話する

これを繰り返していくしかないのです。

それでも、

  1. 変わりたいと願い
  2. 変わろうと努力すること

は、いつの時代でも正しい道のりだと思っています。

自分を変えることができるのは、自分だけだ。そのために本を読み、自分と対話しよう。

とにかく行動に移した

本を読んで、

ふむふむ。なるほどなぁ〜

で終わってしまっては意味がありません。

本を読んでから、

  • 自分はどう生きていきたいのか
  • 自分には何ができるのだろうか

と問い続け、今度はヒントではなく「答え」を求めて行動し始めました。

  • ブログ執筆を開始し
  • いろいろな場所に出向き
  • 様々なことに挑戦し始める

こうして多くのことを経験するようになりました。

  • 食生活を改善して、他人の幸せを喜べるようにもなりました。
  • 感謝をするようになり、人のためにお金を使うようにもなりました。

そして、それ以上に僕の人生を豊かにしたのは、人との出会いでした。

そこに行き着くまでに、長い年月とプロセスがあったことは言うまでもありません。

  1. 思考の根っこの部分を変え、
  2. 行動に移して発信を続けた。

だからこそ、素晴らしい人たちと出会うことができるようになりました。

「行動すればいい」という考え方は、一部正解かもしれませんが、やはり根っこの部分を変えなければ、絶対解とは言えません。

  • 何を原動力に動いているのか
  • 何のために人と会うようにしているのか

今は「与えること」や「足るを知る」という感覚が根源にでき上がったため、以前よりも健全な人間関係が構築されるようになりました。

行動も大切なことですが、考え方まで遡(さかのぼ)ったときに、1つ1つにつながりがあることを忘れてはいけません。

一事が万事。

点と点は、しっかりとつながって線になっているのです。

思考の整理をし、納得ができたら行動に移そう。その上で出会う人たちは、あなたにとって必ず財産となる人たちだ。

おわりに

こんな「ダメダメ」な人でも、変わることができるものですね笑。

文字通り「反面教師」として、「以前の僕」を見ていただければと思います。

ゆーてそこまでイヤなやつじゃなくない?

と思うかもしれません。

しかし、一番変化を感じているのは自分自身です。

以前より明らかに精神的に豊かになりましたし、圧倒的に毎日が充実しています笑。

人間関係も改善され、人へ与えることが幸せでならない毎日です。

変わるためのファーストステップは「自分の前提から見直すこと」でした。

その作業をするだけで、「新しい視点を取り入れてみたい」という柔軟な思考になってきます。

もし何かに行き詰まっているのでしたら、前提から考え直してみてください。

きっと未来が変わっていくはずです。

それではまた!

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