生きている中でムダな時間なんてない【過去をどう捉えるか】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

毎日普通に生活していますと、

この時間って本当に意味があるのかな?

と思うことがあります。

特に「自分に裁量権がない時間」はとてもしんどいものです。

  • 会議
  • 研修
  • 待ち時間

など。

しかし逆に言えば、自分で選んでいる時間というのは、ムダな時間とは言い難いはずです。

過去の「ムダと思えた時間」。

果たしてそれは本当にムダだったのか。

今日は「ムダな時間なんてない」という話をしていきます。

自分で選んで行動している時間はムダではない。意味を持たせるのは自分次第だ。

過去の捉え方を変えてみる

他人に裁量権がある場合は、僕は若干「ムダな時間」だと認識しています。

だからこそ「効率化できるものをあえてしない」状況は、

それは違うし、ムダな時間でしょ

とはっきりと言っています。

一方で、自分で決めたことであれば、

  • テレビを見ていようが
  • ダラダラとしていようが
  • 真面目に勉強していようが

ムダではないと思っています。

これは捉え方次第でもありますし、自分で、

あぁ…結局ムダな時間を過ごしてしまったな…

と思ってしまったら、もうそれは「ムダだった」ということです。

「捉え方次第だ」と言ったのは、過去は捉え方次第で「いくらでもムダではなくなる」ということを意味しています。

あの時間は、自分にとって意味のある時間だった

と、前向きに捉えることができるのかどうかにかかっている、ということです。

僕自身、過去にいろんな経験をしてきました。

それでも今から遡(さかのぼ)って考えてみれば、自分にとっては意味のある時間だったと思えています。

これがとても大切なことであり、

  • 強引なのか
  • 理屈づけているのか

は、自分次第です。

いやいや、あれも必要だったんだって!

と、言い訳がましく言うのか、それともいろいろなことを加味した上で、

うん。ムダに過ごした時間だったけど、あの時間があったから今があるのだ

と思えているのかでは、大きな違いがあります。

いずれにせよ、捉え方次第で過去は良くも悪くなるということです。

それを知っておくだけでも、自分の過去に引きずられることがなくなっていきます。

過去は捉え方次第で、ムダだったかどうかを決めることができる。今の自分から見て、あの時の自分はどうだったのか。考えてみよう。

今が幸せであればいい

自分の人生をどう捉えるかは、実際のところ「終わりよければ全てよし」だと思っています。

それぞれ、人に言えないような過去や、ツラい経験があることでしょう。

ただ、それを振りかざすことで「悲劇のヒーロー/ヒロイン」になる必要はありません。

誰が一番大変だったでしょう?

を競い合うことが、人生の目的ではないからです。

そんなことを言い始めてしまったら、みんなが「いかに大変な人生を送れるか」という方向に向かってしまいます笑。

それこそ「ムダ」な人生であり、「大変だった選手権」なんて意味がありませんよね。

個人的に、自分の過去がムダな時間だったかどうかは、

今、一所懸命に生きられているかどうか

これに尽きると思っています。

ここで有名な言葉を引用します。

Today is the first day of the rest of your life.

今日は、残りの人生の最初の日です。

その「最初の日」に一所懸命生きていて、

これから何をしよう?

と思えていれば、過去の自分の時間をムダだと決めつけることがなくなります。

それは「今」の自分が、過去の自分の経験や時間から成り立っていると気づくからです。

  • 今頑張れている自分
  • 今幸せに生きている自分

がいれば、一体全体過去の何を後悔すればいいのでしょうか。

これはとても面白い話でして、今が楽しく幸せであるということは「そこに到達できた」ということを意味します。

なんだかいろいろあったけど、まぁなんなかんやでなんとかここまで来ることができたぞ

「ムダな時間」は、確かにその時は「ムダ」だったのかもしれません。

しかし、最終的に自分の納得するところまで行き着くことができたのならば、「あぁよかった!」と思えますよね。

大切なのは「今の自分が何をしているか」なのです。

  • 今のあなたは一所懸命頑張っていますか?
  • 今のあなたは楽しく暮らせていますか?
  • 今のあなたは幸せですか?

ある意味これらに「Yes」と答えられる人は、過去のことについて「ムダだった」と考えている人ではないと思います。

あるいは今、ツラい中で一所懸命頑張って、光を目指しているということなのです。

今の自分はどうか。そこに目を向けて頑張れている自分がいるのなら、もう全てよしと言えるだろう。

先の楽しみだけを考え改善していくこと

簡単に言いますと「ポジティブ思考」なのでしょうけれど笑、ただ根っからのポジティブというだけでは、なかなか過去の捉え方を変えることはできません。

過去については以前にも記事を書いています。

大切なことは、

次へ…次へ!

という気持ちなのだと思います。

その気持ちがある限り、過去のことをムダだと捉えることはありません。

  • 今までの自分の人生を悔やむこと
  • これからの自分の人生を考えること

これらはどちらも正しく、必要のあることです。

ただ、ずっと「前者の状態」であり続けてしまいますと、後者の考え方になかなか行き着くことができません。

むしろ「今ある自分」や「未来の自分」を想像して進んでいくことで、前者の「後悔」を「自分にとって必要だったこと」と思えるようになります。

これはとても大切な考え方です。

みなさん、まず前に進もうと思った時に、必ず今までの自分のことについて考えてしまうからです。

僕はその考え方をやめるようにしました。

とにかく、

  • 今の自分は何をしたいのか?
  • これから先、自分の人生をどう設計していくのか?

ここに焦点を当てるようになりました。

じゃあその思考になるにはどうすればいいの?

それは「過去を顧みなければいい」という簡単なことではなく、今とこれからについて考えようとすることです。

僕の考え方を後押ししてくれたのは、自分がブログを始めて、

どうやったら幸せになることができるか?

と考え始めたことでした。

こう考え始めますと、当然のことですが「これから先、どうしよう?」と考えるようになります。

同時に過去のことも頭をよぎりますが、今を幸せにするために努力をするようになり、過去のムダだったと思えた時間を今に活かせるようになります。

単純に「ポジティブになればいい」と言われて変われるほど、人生は簡単ではありません。

大切なのは「焦点の当て方」です。

前に進むための大切な思考法です。

ムダであったろうが、そうでなかろうが、大切なのは今と未来を考えていくこと。

そうすれば、人生最期を迎える時に、

あぁやれることはとことんやったな!

と思うことができるはずですから。

大切なのは「思考法」だ。過去ではなく今に、未来に焦点を当てていこう。結果的に過去の「ムダだと思えた時間」は昇華されてゆくはずだ。

おわりに

人生にムダな時間なんてない。

これは半分真実であり、半分間違っていると思っています。

要は「今やこれから」について考えているかどうかが大切なのであり、それ次第でどうとでもなるからです。

最期を迎える時に後悔しているのならば、人生で何もやってこなかったのだと、自分が一番わかっているということでもあります。

そんなもったいないことはありません。

今からでも残りの人生について考えて行動し、最期に笑って終われる人生にしていきましょう。

ちなみに僕はもう、いつでも終われる状態に近いです笑。

それくらい「今を生きてる」と思うからです。

みなさんの時間も、決してムダではありません。

前を向いて生きていきましょう。

それではまた!

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