こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
13歳(中学1年生)の時に教員になることを目指し、25歳で教員になった僕は、それから9年間公立高校の英語教師として、神奈川県で働いていました。
ベテランとまでは言い難いものの、
- 生徒観
- 教育観
- 教育者教育
- 英語の授業実践
など、現場で身につけた力は今でも糧となっています。
昨今では、
- いじめ問題
- 部活動問題
- 私立無償化問題
など、解決すべき課題が幅広く残っており、現場の先生方もさぞツラいことでしょう。
今日は、僕の経験から感じた教育観を、簡単にまとめていこうと思います。
学校に山積する課題

公立高校の学校現場を経験した身からしますと、旧態依然とした現場は令和の時代になっても続いており、社会から切り離されているような、そんな印象も持ちます。
現場の先生たちが悪いというわけではなくて、やはりどこか、
と思わざるを得ません。
以下、簡単ですがまとめていきます。
部活動問題
以前にもこの問題は取り上げました。
部活動とは、僕の中では根の深い問題だと思っています。
僕自身、ダンス部の顧問をしていましたから、部活動の存在意義も大きいと感じていますし、それがなくなってゆくと思うと歯痒いです。
一方で、
と、普通に考えたら異常なことを先生たちがやらされているのだということも、知っておかなければなりません。
僕は英語の教員でしたから、当然集中すべきは「英語の授業」でしたしね。
問題は先生たち側にもありまして、
という人も少なくありません。
現在は小中学校で特に、部活動を外部委託にするという動きがありますので、どこまで教員の負担を下げられるのかが、喫緊の課題ですね。
公立と私立
現在では「私立高校の無償化」が問題になっています。
僕も、若い時はそう考えていました。
しかし実際は、
- 公立校の人気下落
- 地方の公立校の統廃合
- 都心部に一極集中
- 地方の過疎化+教育の民営化
という、「負のスパイラル」が生まれます。
それによって落ちるもの、それが「国力」です。
と言っても過言ではありません。
そこで子どもが生まれ、学校に通うことができれば、地方にある一次産業もまた活性化します。
当然、統廃合が起こっているのは、決して「私立の無償化」だけが原因だとは言えません。
しかし、
これには反対ですね。
私立には私立の良さがありますし、「公私で競争させるのだ」という意味もわからないでもありません。
それでも、私立にお金をつけてしまえば、ただでさえ設備のいい私立に人が流れるのは火を見るよりも明らかです。
大阪では、この “私立無償化” がだいぶ問題になっています。

これは政府の悪手だと言わざるを得ません。
小中高大、そして大学院まで国公立で育ってきた僕が言うのも主観的で恐縮ですが、やはり受験にしても国公立に入っている人たちの方が、
- 素朴で
- 直向き(ひたむき)
な印象がありますね。
先生と生徒、保護者との距離
近頃は「先生になりたい」という人も減ってきています。
残念なことです。
僕も教員を辞めてしまった身としては、なかなか言いづらい部分もありますが、
と、(ほんの少しだけ)思っています。
先生になりたての頃は、とにかく生徒との距離感が掴めず、また保護者ともギクシャクしていたことがありました。
と、僕のクラスの保護者たちも感じていたに違いありません。
現在では教員の立場がとても低く、手当てもままなりません。
特に「公立高校の先生」に関して言えば、給与が安定している一方で、
という人もいます。
昨今は生徒とのトラブルも絶えなく、先生の立ち位置も難しいです。
- LGBTの問題
- パワハラやセクハラの問題
とは、一見すると「先生の失態」のようにも見えますが、
と思っている先生も少なくありません。
もちろん、体罰やセクハラはダメですが、あまりにも先生の立場が低すぎて可哀想になることもあります。
生徒や保護者も調子に乗ってきますし、それどころか、
と、家庭での教育を放棄する人もいます。
- 学校
- 家庭
- 地域
の連携はとても大切であり、公立校が減れば減るほど、この地域や家庭の繋がりとは希薄になってゆくと思っています。
大抵はお金で解決してしまいますし(環境を変えればいいだけですので)、貧困層や中間層が通う学校は荒れてしまい、また問題が解決できなくなっていってしまいます。
- 先生たちも離れていき
- 少子化が進んで子どもたちが減り
- 統廃合もどんどん進められてゆく
先生たちとは、この令和の時代で一体どんな立ち位置にいるのでしょうか。
真剣に考えていかないといけませんね。
いじめの問題
以前にもいじめに関しては記事を書きました。
いじめとは、
- 構造的に起こることでもあるし
- 精神性の脆弱さから生まれるものでもある
と思っています。
僕は特に、今の「日本社会」を作り上げてきた政府に原因があると思っています。
いえ。
これは深刻な問題であって、総合的に考えるとやはり「政策」に行き着きます。
- 公立校にお金をあてがわない
- 教育観を履き違えさせる(自虐史観、LGBTなど)
- たくさんの外国人を入れて現場を混乱させる(移民政策)
など、素人ながらに考えても、
と言えます。
先ほどの部活の問題やLGBT、外国人問題もそうですし、中枢が現場を無視した勝手な決定のせいでどんどん「現場へのシワ寄せ」がきています。
現場にいた身からしますと、
と言いたいですね。
何か問題を起こせば先生のせいですし、学校によっては管理職や教育委員会が、悪事を隠蔽しようとすらします。
一番キツいのは、教壇に立っている先生たちです。
中にはダメな先生もいるかもしれませんが、基本的に子どもたちのために一所懸命です。
そんな疲弊した先生たちがいたら、いじめ問題にだって手が回らなくなってしまいます。
- 保護者との連携
- 生徒との関係性
- クラスのマネージメント
など、そうしたケアに時間が取れないんですよね。
すると生徒たちにまでシワ寄せが来る。
この悪循環から抜け出せなくなってしまいます。
政府の腐敗が、教育の腐敗を招きます。
現場では先生たちが、できる限りのことをしていますが、中枢が政策や教育観を変えてくれなければ、先生たちにも限界が来てしまうのです。
おわりに
教育には正解はありません。
僕も9年やりましたが、それくらいでやっと、
と、気づいたくらいです。
現場では多少調整が利きますが、いつも上から降ってくる理不尽な政策には、現場の多くの先生たちが反発していることを忘れてはいけません。
地方の公教育から大切にしていき、先生の立場を崇高なものにして、再び教育にお金をかけていきましょう。
これからの政府の政策が見ものですね。
それではまた!
