30代が勇敢にもぼっちでオシャレなお店に行った話【銀座WEST】

幸せ

こんにちは。

言わずとしれたぼっちシリーズです笑。

以前北斎づくしを見に行った時、東京ミッドタウンが2回目の来訪だったため「よし、前に勧められていた銀座WESTに行ってみよう!」と意を決して行動してみました。

ここは本当にハードルが高かったです…

それでもすずきは以前から「お高いお店に”1人で”行ってみる」という課題がありましたので、「これは俺に向けられた挑戦状なんだ。越えるべき壁なんだ」と思い、自分に言い聞かせたわけです。

とても緊張したことばかりでしたが、書いていこうと思います。

何事も初めては緊張するもの

少し前に乃木坂の美術館を回った時に、

「すずきくん、乃木坂なら銀座WEST(青山ガーデン)のスフレがオススメだよ!」

と同僚から勧められました。

「なんだよーもう行っちゃった後だよー」と思いつつも、まぁまたいつかだな…と油断していたらまさかのチャンス到来です笑。

「しかもスフレってほら、なんかテイクアウトするやつっぽいから『銀座』とか『青山』ってついてるけどすずきでも行けるんじゃね?」とたかをくくっていました。

結果、テイクアウトできるようなシロモノではありませんでした笑。

お店に着いてみるとオシャレすぎるわカップルがいるわ女子率高いわで、めちゃくちゃ物怖じしてしまいました。どよよっ。

ダメだ…30代男性独りは場違いも甚だしすぎる。

しかもテイクアウトというすずき得意の選択肢はすでに切られ、残すところオシャレな店内での飲食という一択のみ。

しかしここで思ったのです。

「ここを…ここを越えなければ男ではない。否、漢ではないのだッ!」

と自分にムチ打ったわけです。

とりあえず一度ミッドタウンの「北斎づくし」に逃げたのち、もう一度お店に舞い戻ってきました。

下見も済ませてあるので大丈夫。

落ち着け、落ち着いて番号札を発行するんだ…

同僚に勧められたのに、眼の前で標的を逃すなんてすずきらしくないだろ?

夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。

とキューちゃんこと高橋尚子選手も言っていました。

そうだ。こんなお店に「1人で」入っていくなんて、なかなかスゴイことなのだ。

これを成し遂げたら1UPできるんじゃないのだろうか。

と、考えれば考えるほど、俄然目の前のお店に飛び込む勇気が湧いてきました。

オシャレなお店への、絶対に負けられない戦いが今、幕を開けます。

始めてしまえばこっちのもの

サウナも始めたての時は、サウナ室(サ室)に入るときのあの緊張感が少し嫌いでした。

みんなに見られているような、「お前、新参者だろ?」みたいなあの感覚。

でも何事も始まってしまえば半分終わったようなものでして、どんなに初めての施設であっても、サウナを1セットさえ終えてしまえば、

「あれ?この人もしかして何度もここに通ってる人なのかな?」

と思わせるくらいの風格を出すことができるのです。

なんならサウナハットを持っていくので「あ、ガチ勢の方でいらっしゃいましたか」と思われること多しです。

実は同じように、男1人己の身一つでカフェに突入する時も、大切なのはポーカーフェイスです。

「何食わぬ顔で」「常連のように」かつ「流れに身を任せながら」入るのがコツです。

そして座って注文するところまで行きましたら、落ち着いて、店員さんに笑顔で注文する。

すると店員さんも、

「あ、この人1人で寂しいのかと思ってたけど、妙に堂々としている…さてはこやつ、完全にふり切ってるほうの人だな?」

と逆に納得させてしまうことができるという現象が起こります。

幸運にも4人席という広々とした席ではなく、2人席のほうに座ることができたこともあって、罪悪感もなくどんどん自己肯定感があがっていきました。(必死)

背後と右サイドに女子グループがいると言う四面楚歌、あるいは背水の陣であった武将すずきは、読書をすることでなんとか正気を保つことができました。

「こんなオシャレなお店で男1人で来て読書なんて…この人、もしかして慣れてるッ?!」

とサウナの経験が威力を発揮しました。

………

…と、まぁ散々いろいろと妄想を語りましたが、結論を言いますと「誰もお前のことなんか見てないし気にしてない」んですよね笑。

イチバンいいのは、空気のようにしれっと任務を遂行するというただそれだけのこと。

変なプライドや後ろめたさがあればあるほど、無駄な気まずさや緊張を感じてしまうものなのです。

ランニングも始めたての時は「けっ!こんな普段走ってないやつが、何で街中を闊歩してるんだよ。図々しいぞ」と思われていたと、被害妄想が妄想を呼んでいました笑。

とにかく何事も一度始めてしまえば経験者の仲間入りです。

最近の自分を思い出してみると、「そんな場所に入店することくらいわけないじゃないか」と思うことができました。

任務は無事、果たされたわけです。

どんどん新しい体験をしてみる

「すずきってそういうのなかなか緊張せずにドーンとこなせてそうだけど。鈍感だし」

と思われていればありがたい限りですが、今回に関しては待ち時間も長かったため、かなり緊張していました。

しかし、いざ「お1人様でお待ちの方ー」と案内されて、スフレとカプチーノを頼んでみると、それはそれはとても美味しく「さすがオススメの一品だ!」と思わざるを得ませんでした。

『リスクをとる』と言うと「ホント笑っちゃう」と言われそうなくらい大袈裟な表現かもしれませんが、誰しも初めてのチャレンジはワクワクとドキドキが同時に訪れるものです。

誰かと一緒にやればなにかと楽しいですしローリスクでしょうけれど、1人だと失敗した時の恥ずかしさや気まずさを隠したり誤魔化したりすることができません。

だから人によっては「よく1人で行くよね。俺/私だったら無理」と思うこともあるでしょう。

しかし僕は「1人で何事にも挑戦できる力が欲しい」と思ったんです。

つまり「1人での挑戦」とは、実は今まですずきがやりたくてもできなかったことであり、気恥ずかしさやある種の抵抗があったことを意味しています。

だから「みんなとやれば何の抵抗もなくできるけれど、別にそれは1人でもできる。

チャレンジしてみたり、失敗してみたり、恥をかいてみたりして、そこから何かしら学びたい。」

このスタンスを身につけたかったんですよね。

この時期にその力を手に入れるんだ…という思いがDAN・DANと募っていきました。

結果的に最高の時間と体験が得られた上に、1人で成し遂げられたという自信と経験が付いてくるというオマケ付きで、オシャレなお店への入店ミッションは幕を閉じました。

ちなみにスフレはカートによって運ばれてきたので、それがまたさらにすずきを焦らせましたが、スフレはふんわりトロッとしており、久しぶりの甘いスイーツに「甘すぎるわ!」とツッコミを入れたほどでした笑。

マインドフルイーティングも手伝い、最高に美味しい体験でした。

まとめ

この「1人で何事にも飛び込む力は果たして必要なのか?」という問いに対しての答えは、即答でNOです笑。

別に友人と、あるいはパートナーと一緒に行ければそれに越したことはありません。

では発想を変えてみまして、逆に何でもかんでも誰かと一緒じゃなきゃできないものなのでしょうか。

僕はそこに対しては、はっきりと「違う」という答えを持っています。

僕はダンスバトルやショーケースにも出てみたいし、美術館にも行きたいし、サウナにも行きたいし、カフェラテや抹茶ラテだって飲みたいし、庭園を散歩してみたいし、神社仏閣だって回ってみたいし、旅だってしてみたい。

これを全て「誰かとこなそう」と思うと骨が折れるというか、いや不可能だろって思いますよね笑。

みなさんもつくづく感じることだと思いますが、「ひとりになりたいな/ひとりでやりたいな」っていうタイミングはどこかに必ずあるわけです。(僕の場合は”ひとり”という変わらない事実がそこにあるだけですけどね。別に泣いてません)

自分のやりたいことが「一緒にできる人を探し回らなければできないこと」なのであれば、僕だったらやりません。

それか1人でさっさとやってしまいます。

しかしまさにこれが、意外にも「すずきの苦手分野だった」ということです。

それを払拭したことで、この一年で「ひとりでできること」が格段に増えてきました。

ひとりでいろいろ体験してみたおかげで、自分の第三の居場所が多くなりました

これはもちろん悪いことではないですし、いざとなったら友人やパートナーと経験を再度シェアしてまた新しい体験にアップデートすればよいだけです。

個人的には、ひとりで体験している時は黙って集中して目の前の経験をじっくり堪能できることが多いため、こっちのほうが学びが多いかなと思っています。

ちょっとしたリスク(それも勝手に自分が妄想して生み出したリスク)さえとってしまえば、ぼっちで何かやることも、意外とできるもんなんだなって思いました。

とはいえ、1人で挑戦するには抵抗があるものはまだまだあります…

少しずつ自分なりに開拓していって、いつか「30代ぼっち男性の、人生楽しみ方委員会」を発足しようと考えております。

まだまだ挑戦は続きます。

それではまた!

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