こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
学校の業務も残すところあと少しとなってきました。
日中に休みを取れるようになった僕は、街を歩いていた時にふと、道路工事をしている方々を目にしました。
そう、しみじみと思う今日この頃。
いろんなコミュニティの人と出会ってきた1年でしたが、そこには「盛衰」があり、人との関係も浮き沈みがあるものです。
今日は「何が起こっても世界は良くなっていく」という話をしていこうと思います。
必ず盛衰がある
そもそも人間関係やコミュニティとは、「いつまでも同じところに留まる」ということがないと思っています。
人の付き合い方は流動的であり、僕自身もこの30年ちょいでいろんな方々とお会いしてきました。
世界の作りも一緒であり、僕が見た日中の道路工事のように、世界各地でインフラが整っていきつつ、豊かな世界に向かっています。
それは名著「Factfulness」にも書かれています。
- 仕事
- ビジネス
- 人間関係
- コミュニティ
そのどれもが盛衰を繰り返しながら、良い方向へと向かっています。
それはひとえに、人々が「豊かになりたい」と願っているからです。
ポイントとなることは、そこには「必ず盛衰がある」ということ。
ずっと発展しているように見える世界や人間関係の輪ですが、それらには必ず「下がる点」があります。
その一点だけを切り取って、
と言う人がいますが、それはとてももったいない思考だと思っています。
株価に上下動があっても、優良株や優良な投資信託(全世界など)であれば、長い目で見たら右肩上がりです。
もちろん、人間関係は感情との付き合い方でもありますので、「そこで切る関係」(株で言うところの損切り)もあります。
しかし、その「当たり前のこと」が繰り返されている世界だと思えば、そこまでネガティブに捉える必要はありません。
- ずっと他人に対して嫌がらせをし続けたり
- 世界を壊してもっと住みにくくしてやろうと思ったり
していたら話は別ですが笑。
人間関係の大抵のことは、ちょっとした「誤差」の範囲内なのです。
真摯に生き続けていれば素晴らしい人たちと出会っていけますし、世界は良い方向に向かっていきます。
浮き沈みを経験しながらも、「光」に向かって生きていきましょう。
そして必ず良くなる
この「必ず良くなる」というポジティブな考え方は、実を言いますと僕は持っていませんでした。
世界は奪い合いの「ゼロサムゲーム」であり、
と思い込んでいました。
この発想がいかに小さいか。
人間という生物が、「豊かな生活」を描いて未来に向かって生きていることを知れば、すぐにわかることです。
世の中が「プラスサムゲーム」であると捉えるためには、「Factfulness」などの書籍から、
「世界が良くなっている」
という事実を知る必要がありますね。
一方で、「人間関係」のほうは目に見えない部分もありますので、街の発展ほどわかりやすいものではありません。
しかし、
という欲求もまた、「人生を豊かにしたい」という欲求であり、誰も止めることはできません。
だからこそ人口も増え、人類が発展してきたわけです。
人も街も、世界は良い方向に向かおうと毎日忙(せわ)しなく動いています。
その中で、浮き沈みがあるのは当たり前。
短い期間を見るような近視眼的な考え方を持っていますと、以前の僕のように、
という「貧乏なマインド」になりかねません。
もちろん、今を大切にして生きることは大切なことですが、だからと言って目の前にあるものを「とにかく総取りしてやろう!」というような短期的な考えを持っていては意味がありません。
長い目で見れば、発展していくこの世の中。
それなら「長く愛される人間」であるほうがいいですし、
「そうなるためにはどうしたらいいのか」
を考えていくことが大切ですよね。
今を大切に生き続けること
人生や世界の流れを「長い目」で考えながらも、今目の前にあることに全力を尽くしていくこと。
一見すると矛盾しているようですが、ほとんど同じことを言っていると僕は思っています。
そう思われることでしょう。
でも僕は、この一瞬一瞬の積み重ねが「今までの長い世界の歴史」を生み出してきたと思っています。
「人生は長いようで短い」とはよく言われてきたものですが、結局は「どちらも正解」なのです。
大切なことは、1〜2年とはとても長い期間だと感じないこと。
もっともっと長い、10〜15年のスパンでものごとを考えてみること。
すると、
ということに気づかされます。
一方で1〜2年で世界は大きく変容しますし、自分自身も進み続けることで、どんどん成長することができます。
だからこそ、
- 長期的な目線で世界や人生を見つめると同時に
- 長いからといって「今」を蔑(ないがし)ろにしないこと
このバランス感覚を持っておくことが、いずれ良い方向へと向かっていく世界に、前向きになって乗っかってゆくことに繋がります。
だから結局のところ、「今」を一所懸命生きることが大切であるということなのです。
その「一所懸命」をずっと続けること。
毎日の積み重ねや継続こそが、10〜15年後の自分に繋がってゆくはずです。
これが難しいのですけれどね汗。
かく言う僕も、それなりに一所懸命生きてきたつもりでした。
しかし、「本気の本気」で取り組み始めたのはここ2年ほど。
それなら、40歳を迎える時、50歳を迎える時に、
と思える、そんな「今」の過ごし方をしたいですよね。
「未来の自分」に感謝されるように、今を一所懸命生きていきたいと思っています。
おわりに
世界は良い方向へと向かっています。
その中では、自分だけでなく、
- 街
- 事業
- 世界
- 人間関係
が浮き沈みを繰り返しています。
目の前にあるできることに集中しながらも、その長い波に乗っていけるようにすること。
何かが一瞬(あるいは年単位)だけうまくいかなくても、きっと世界は明るいほうに向かっていきます。
そう信じて、走り続けていきましょう。
走り続けていれば、あなたの人生もきっと良くなるはずですから。
それではまた!
コメント