こんにちは。すずきです。(@seiz_suzuki)
- 学生時代に勉強を
- 英語教師として英語を
- ブロガーとしてブログを
- ダンサーとしてダンスを(←?!)
続けていますと、大切なことに気づきます。
それが「圧倒的な量」です。
僕も浪人する前の受験生時代は、
と、質ばかりを求めていました。
でも実際は最高の質に到達するために、もっと先にやるべきことがあるのだと気づけたのは、大学時代〜社会人のあたりでした。
今日は、
という「鶏と卵、どっちが先なの問題」に決着をつけようと思います。
圧倒的な量なしには質は生まれない
結論からいいますと、
「圧倒的に量が足りなければ、質は生まれない」
と思っています。
今日は自分の経験からお伝えしていきます。
学校の勉強
僕は根っからの勉強好きで、特に数学は大の得意でした。
その時にやっていた勉強法は、ワークやドリルなどの「基礎の繰り返し」でした。
1に基礎、2に基礎、34に基礎で、5に基礎。
この基礎の積み上げこそが、僕の高校2年生でピークを生みました笑。
中高生の方々に向けて言いたいことは1つです。
難しい参考書は要りません。
学校で買った参考書(どんなレベルでも構いません)を、必死にこなしてください。
- それができない限り、
- 学校の勉強に追いつけていない限り、
書店の店頭においてある参考書なんて、やらなくて大丈夫です。
塾講師6年、教員9年の僕が言うんだから、間違いないです。
英語の勉強法
英語に関しても一緒です。
もし、
と思っている人には、残念なお知らせがあります笑。
それは、とにかく「基本に忠実であれ」ということです。
ある日突然英語ができることなんてことはなく、毎日の積み重ね以外に英語力を押し上げる手法はありません。
ただし最初の入り口は、
- とにかく楽しい
- まずはしゃべってみたい
- コミュニケーションをとりたい
というもので構いません。
どうしても質を担保したければ、量は必須になってきます。
- 単語&熟語
- 文法
- 発音&音読
- 長文読解
- 英会話
は、すべて暗記と練習の積み重ね以外に、向上の術はありません。
僕は高校生の時、「データベース4500」という単語帳を毎朝電車に乗るたびに開いていました。
レベルは「超難しい」わけではなかったのですが、学校で買った本だったので、破れるくらいまで読み込みました。
おかげさまで基本的な語彙が身につきましたね。
一通りやり切った後で、次に「ターゲット1900」という単語帳を、穴があくほど読み込みました。
大切なのは、難しいほうにすぐに手を出さないことです。
ものごとには「段階」がありますからね。
その後は、学校で買っていた「英語頻出問題総演習」を解きまくりましたが、これは少しレベルが高かったです。
個人的には「Next Stage」のほうが系統立てられていたため、高校生の生徒たちには、
- 文法の確認用
- 文法の基礎練習用
としてオススメしています。
長文やリスニングは、学校で出してくれる問題で十分です。
どうしても足りない場合のみ、書店に駆け込んでみてください笑。
スピーキングに関しては、音をマネることが大切ですが、こればかりはコミュニケーションの実践が必要不可欠です。
音マネも、何百回何千回と練習する以外にありません。
英語のどの要素においても、基本は大切です。
初心者であれば、レベルは自分の少し下のほうを選ぶといいと思います。
地道な努力が必要ですね。
ブログもとにかく続けてみる
僕がブログを始めたのは1年ほど前ですが、ブログを始めていろんな能力が身につきました。
- ブログの始め方
- ブログの書き方
- ブログの仕組み
- SNSへの発信の仕方
- 時間の捻出の仕方
など。
しかしそれらは、200〜300記事を超えてからもまだまだ、
- 改善の余地があり、
- 成長の余地があり、
- 修正の余地がある。
という状態です笑。
その試行錯誤は、「走り始めてから考える」という考え方に基づいていますし、そうやって継続していく中で、どんどん質が上がっていったと思っています。
目先の結果だけにこだわらず、
「とにかく続けてみて、量をこなしてみる」
ということを繰り返していますと、自然と質は向上していきます。
量をこなしただけあってか、
- 見栄えを重視し始め、
- 読みやすさを追求し始め、
- 役に立つことを書くように努力し始めました。
これは「量あっての質の向上」だと、断言することができます。
もちろん、まだまだ改善の余地は山ほどありますので、少しずつ良い記事を目指していきます。
ダンスとランニング
ランニングはここ1年での話ですので、かなりタイムは伸びました。
ダンスも難しいことをやろうとせず、とにかく基本に忠実になって練習に取り組んできました。
運動についても勉強と同じことが言えますが、
- 小さくて心地良いトレーニングから始めること
- いきなり難しいこと、激しい運動をしようとしないこと
が大切です。
みんな最初はできなくて当たり前です。
ランニングであれば、
- ストレッチ
- 屈伸
- ウォーキング
程度からで大丈夫です。
「トレーニングウェアを買う」ということで、モチベーションを上げることから始めてみてもいいのかもしれません。
ダンスであれば、
- 首を振ってノッてみる
- 手拍子でリズムをとってみる
- 足踏みしてみる
などからで構わず、僕みたいにいきなりひっくり返らなくて大丈夫です笑。
ダンスシューズを買うだけで、始めた気になってもいいのです。
大切なのは、始めた後でも「小さなステップを踏み続けていくこと」です。
運動全般において言えることは、英語と同じで「楽しむこと」です。
もし、「さらなる質の向上」を求めていきたいのであれば、まずは基本の部分を何度も繰り返すしかありません。
そうすれば、
- だんだんタイムも速くなりますし、
- だんだんダンスも上手くなります。
運動も勉強と一緒で、圧倒的な量が必要なのは明白です。
以上のことから、
「質は量に比例して(あるいは指数関数的に)伸びていく」
という結論を導き出すことができます。
おわりに
質を求める前に量。それも基礎的なことの繰り返し。
これは、僕が30年以上生きてきて思うことです。
ただ一方で、以下のような意見もあります。
もちろん「ずっと一定のラインから伸びなくなること」もまた、何事においても現れる現象です。
- スランプ
- 伸び悩み
と言ってもいいですが、僕は「それは違う」と思っています。
続けているという事実は、質の向上(=成長)を求めているという意味だからです。
続けると言うことは、それだけで日々成長しているということです。
圧倒的な量の上に、質が乗っかってきます。
これは真実です。
止まっていたって、継続して量をこなしていれば、きっと質は上がっていきます。
周りに有無を言わせないほどの、圧倒的な量をこなしていきましょう。
それが結果的に「最高の質」を生むはずですから。
それではまた!
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