こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki)
ある程度、人との関わりがうまくなってきた僕は、なかなか意思疎通ができない人にも、最近は怒らなくなってきました。
以前の僕だったら、むしゃくしゃして食ってかかっていたと思います笑。
と、まぁ殺気立っていたものです笑。
今日は、そんな人とは関わらないけど受け入れるべき理由をお伝えしていきます。
それぞれの正義がある
人にはそれぞれ、「自分が正しい」と思い込んでいることがいくつかあります。
それは全くもって悪いことではなく、自分が正しいと思うからこそ、自身の人生を突き進んでいけるものだと思っています。
議論になるときにはどうしても、お互いの意見をぶつけ合うタイミングが出てきてしまいますが、生産的であればそれもまた良いことです。
ただその中でも、
「人の意見を認めようとしない人」
がいます。
と、ずっと言い張る人です。
それぞれに正義があることはわかっていますが、それにしても人の話を聞かない人とはいるものでして、頑(かたく)なに自分の意見を曲げません。
ここで大切なことは、この事実を知っておくことです。
人には、
- 良いか悪いかは別にして、
- 曲げるかどうかは別にして、
- それぞれの正義があるということ。
これを知っておくだけでも、だいぶ人との関わり方が楽になります。
自分について考えれば簡単です。
好きでやっていることに対して、「やめなよ」と言われたってやめるわけがありませんよね笑。
それが良いか悪いかは別にして、です。
お互いの「正義」を認めることができたら、こんなに簡単なことはありません。
もし相手があなたのことを認めてこなくても、こちらが認めてあげればそれで良いのです。
無理して相手を変える必要はない
以前にも、「自分の価値観を押し付けないこと」について記事を書きました。
自分がどれだけ相手を認めて受容していても、相手が自分のことを認めてくれないパターンはいくらでもあります。
しかし、そこで怒っていても仕方がありません。
僕はこうした場面に遭遇しますと、
と思うようにしています。
これは悪く言うと「あきらめ」なのかもしれませんが、実はとても理にかなった行為です。
だって、変わらないものは変わらないんですもの。
悪く思わないでいただきたいのですが、みなさん自身にも変わらない部分があるはずですから、なんとなくはわかるかと思います。
もちろん、その人のためを思って言うこともあるかもしれませんが、結局気づくかどうかは自分次第なのです。
僕も自分を縛っていた「マインドブロック」から、なかなか逃れることができていませんでした。
それに気づけたのも、
- 読書
- 仲間
- 家族
のおかげだと思っていますが、タイミングは僕自身のタイミングでした。
みんながみんな、他人から指摘されてすぐに直るようなら、今ごろ世界は平和です笑。
最終的に変わることを決断するのは「自分」ですので、無理に考えを押し付けたり、声を荒らげて強制したりしても無意味なのです。
人に言われてコロコロ変わってしまうのも、またどうかと思いますしね。
だから、相手が変わるまで待つ必要はありません。
人のことを認められない人は、下手したら一生そうやって生きていくかもしれないからです。
そんな時は、すっと身を引きましょう。
同じ土俵に立ってしまったら最後、「我慢比べ」となってしまいます。
と身を引いてからというもの、かなりストレスがなく生きやすくなりましたね。
それでも相手を認めてあげる
そんな「分からず屋」と対峙したときに大切なことは、相手を認めてあげることです。
お気持ち、お察しします。
以前の僕もそうでした。
そうすると「エンドレスの口論」となり、いつまで経っても終わらない平行線の議論が続いていってしまいます。
- 早く終わらせたいから
- 無意味で非生産的だから
「切り上げろ」と言うのではありません。
相手を認めることが、自分にとってもプラスになるからです。
そうやって相手の意見を一度のんであげること。
たとえ相手がのんでくれなくても、です。
だって、自分が相手の意見を受け入れることができないということは、相手と全く一緒の状態であるということだからです。
そうなることがダメという意味ではなくて、
- お互いに成長しよう
- なんとかして前に進もう
という意志がないということを、みなさん自らが証明することになってしまうからです。
どちらかが折れなければ(あるいは認めなければ)、議論はその時点でストップしてしまいます。
どんな時でも相手を認めてあげることで、少なくとも相手は、
と(無意識でも)理解を示してくれます。
その時はうまく意思疎通できなくても、
- 相手の言っていることを認めてあげて、
- 議論をサッと終わらせて離れてしまうこと。
これだけでも、相手はまたみなさんのところに話しかけにきてくれるはずです。
少しずつすり合わせながら、対話しながら、お互いに理解しようとすることです。
「完全な理解」なんて到底不可能なことですが、まずは相手を受け入れてあげましょう。
するとこちらもイライラしなくなりますし、広い心で構えることができるようになるのです。
おわりに
こんな言葉を耳にしますが、実はまずは自分自身が歩み寄っていないケースのほうが多いです。
自分が相手を認めた上で「分かり合えない」ことと、そもそも自分が相手を認めようとしていないということでは、雲泥の差があります。
ということ自体は思っていても大丈夫ですし、すぐに離れても構いません。
しかし、相手の言葉を真摯に聞くことは、今後の自分のためにもなります。
強がってプライドに固執せず、柔軟に相手の意見を受容してみましょう。
きっと気持ちのいいコミュニケーションができるはずです。
それではまた!
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