こんばんは。
始まりましたねオリンピック。
5年前のリオのオリンピック…すずきの夏休みはスラムダンクとオリンピックで2週間が過ぎたくらい、僕はスポーツ観戦(テレビで十分)が大好きです。
しかし今年は「テレビ断ち」をしていたことで、開会式やら何やら見ることもせずいつのまにか始まっていたことに、家族のメールで気づきました笑。
やはり興味がわかないのが実際のところです。
今年はコロナの影響もあってIOCもJOCもすったもんだし、ギリギリまで迷走状態だったので見る気がなくなってしまったのも少しばかりあります。
ではすずきはどのようにオリンピックをとらえているのか。
見ていきましょう。
体操ニッポンが全て
オリンピックといえばそう、僕の中では内村航平率いる器械体操が全てでした。
興味のない人はごめんなさい。
中高と中途半端ながらも器械体操をやっていましたので、同い年である内村航平が輝きを放って日本を牽引している姿に希望を抱き、テレビの前にかじりついていました。
「今年はあまり見る気はない」と心のどこかでストッパーをかけていたのですが、体操だけは別です。
白井健三も引退してしまい、新鮮なメンバーでの団体戦。
これは見るしかないと思っていたら予選1位通過したというニュースを見たのでもう結果だけ見ることにしました。なんだそれ笑。
そしたら種目別鉄棒で内村航平がまさかの落下というニュースを聞いてどんより…
僕の中で今年のオリンピックは幕を閉じました。
もちろん団体には頑張っていただきたいのですが、僕は内村航平の体操が好きだったこともあったので、ちょっと見るモチベが下がっております。
半分冗談ですが、興味があるとしたら陸上競技の短距離決勝(確か最終日?)くらいは見たいので、あとはハイライトとかタイミングが合えば見ようかなと思っています。
それくらい、僕にとっては「オリンピック=体操」というくらい、体操競技を見ることが楽しみでしたね。
リオの時は暇だった(?)こともあったのでガッツリ家に引きこもってほぼ全競技見ていましたが。
開催するかしないか
延長までして迎えた今年のオリンピックには、感染対策や観客の問題、また大会関係者の過去まで洗い出すなど、様々な問題が山積みでした。
これに関しては多くの人がそれぞれに意見を出しているので批評家でもない僕がどうこう言うつもりはなく、開催でも無観客でも50%の観客動員でも中止でも何でもよかったです。
ただ内村航平が開催していたがったのでそこだけ大賛成していました笑。
とにかく努力してきた人が何か全力のパフォーマンスを発揮できたらいいなとは思っていましたね。
でも僕のようなパンピーこと一般人にとっても、今回のことでオリンピックの意味については考えさせられました。
特にサッカーやバスケなどW杯のような世界大会やNBAなどのプロリーグが充実しているメジャースポーツは、どちらかというとそちらのほうがメインであり、あまりオリンピックに注力していないイメージがあります。
それに対して陸上や体操など国によってはマイナーなスポーツはたとえ世界大会はあっても、オリンピックにかけている熱量は見て取れます。
オリンピックで一旗揚げることで有名になった選手も多いですからそこは否めません。
もちろんそれぞれの選手やチーム、国々が抱いている想いもあると思います。
しかしここにやはりお金と名誉といった、相反するような位置にあるものが混在しているのも明らかです。
競技によって温度差があるといったことやビジネスの問題が組織委員にあるといった前提のもと、この今の日本の状況を鑑みて「さてどうするか」と考えることが大切です。
正直僕はどちらでもよかったですし選手の頑張りが見られれば何でも良いのですが、いざ一歩下がってオリンピックというものを俯瞰した時「そこまで無理してやらなくても…」と思ってしまった自分がいたんですよね。
いろんな人が「オリンピックいじめみたいなことするな」とか「オリンピックとかどうせお金だろ」とか、今まででは聞いたこともないようなありえない意見が出てしまうと、なるほどそんな視点もあったのかと感心し、じっくりと考える機会になりました。
うーん難しい。
お祭りを楽しむ
一方で僕はその内容の是非は置いておいて、お祭り感が出るのはとても好きです。
2019年のラグビーW杯でも、日本開催ということもあって日本のおもてなしやホスピタリティの素晴らしさを世界に知らしめましたよね。
かく言うすずきもラグビーはド素人でしたし、いわゆる”にわか”でした。
速攻でラグビー大好き人間にシフトしましたけど。
あぁやってみんなで盛り上がれるのって日本人は結構好きじゃないですか。
そういった意味では世界陸上も世界体操もW杯もラグビーW杯も格闘技でもプレミアリーグでもNBAでもバドミントンでも、僕は好きなんだなぁって思います。
オリンピックもたった2週間という短い期間ですが、5年前にすずき一人が川崎という小さな地域で熱く燃え上がっていたように、やはりスポーツはゴリラの本能を覚醒させる働きがあるようです。(?)
そんな中で名をあげたりメダルを持ち帰る選手を見ていれば、それはそれで感情移入できますし、エピソードなんか特集で見させられれば涙をこらえきれません。
しかし今年は「テレビ断ち週間」を継続していることと、この状況下で異例の延期開催ということもあってか、どこか胸の奥がまだスッキリしない感じなんですよね…むむむ。
自分のプライベートの大変革の時期などいろいろ重なったことも原因ではありますが、今年は少し距離を置きながら”お祭り”を楽しもうかなと思っています。
おわりに
去年も”甲子園の開催”について僕は正直なところ違和感を覚えていました。
「そんなに開催したいのかい?」って。
それはなぜかといえば、すずきが野球に全く興味がなかったからです笑。
体操やブレイクダンスに興味がない人がいるのと同じですね。
だから「他競技のインハイができないのになぜ野球だけ?」と普通に思いました。
実は今回のオリンピックもこの感覚が大きな影響を与えているのだなと思います。
普段なら出ないはずの不公平感(国民は厳しい状況なのになぜオリンピックは開催するのか)。
そもそもオリンピックなんか興味がない人たちの辛辣な意見(現在の感染状況みたらオリンピックなんてやってる場合じゃない)。
去年僕が抱いた気持ちに少しばかり似ているなぁと。
オリンピックにかけてきた人間からすれば何としてでも開催してほしい。高校野球にかけてきた3年間だから甲子園は何としてでもやりたい。
それはその人たちの目線に立って初めてわかる気持ちなんですよね。
だからこそ逆(あるいは周り)の立場や目線で言えば、「どうでもいい」とか「絶対反対」といった意見が出るのは当然なんですよね。
ある意味それを浮き彫りにしたのが、皮肉にもコロナだったのではないかなと思っています。
今まで埋もれていたそういった声は、今まで当たり前だと思われていたものに対して、時に一石を投じる意見になり得ます。ハンコとか出社の議論のように。
去年のそうした違和感から始まって今年のオリンピックにいたるまで、すずきなりにいろいろ考えたり、本や討論番組から情報を得たり、友人と話をしたりすることで、本当に様々な立場や目線における意見があるのだなと実感しました。
ここ2〜3年の間に、オリンピックだけでなく国や政治など、今まで国民が当たり前だと思っていた大きな組織に対する考え方の改革が起こりそうですね。
少なくともすずきは毎日勉強になっています。
とりあえずお祭りを楽しみつつも、そうした冷静な客観性も忘れずにものごとを考えていきたいですね。
結論:体操ニッポンの団体戦がんばってほしい。
それではまた!
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