不確実性を求める人間であれ【新しい世界を経験する意味】

幸せ

こんにちは。せいじです。(@seiz_suzuki

僕は来年の2023年の3月に、9年間勤めた学校を辞めることになっています。

その後はスモールビジネスでも…

と思っていたものですが、あれよあれよという間に自分の中に沸き立つ「旅への興奮」が抑えきれなくなってきました。

僕は国内でさえあまり旅行に行ったことがなく、行ったとすればルーツのある宮城、そして先輩に会いに香川に行った経験があるくらいでした。

大学生の時に旅をしたこともありましたが、今ほどあちこちに行ったことはありませんでした。

こうして少しずつ「旅をすること」に抵抗がなくなってきた僕。

今日は「不確実性を求める理由」について書いていきます。

ルーティン好きだった自分が不確実性を求めるようになったのは、自分のしたことのない経験をして自信をつけたいと思ったからだ。

ルーティン好きだった自分

今でも「ルーティンがキライ」というわけではありません。

朝起きてオートミールを食べながら英語の朝活に顔を出し、日中は本業の英語教師。

夕方はランニングや筋トレ、そしてダンス。

夜はブログや英文法の授業、もう1つのブログ構築や友人とディナー。

休日はサウナに美術館、読書をし、そして旅をする。

そんな生活が今は心地よすぎて、

あぁ、なんて幸せな生活なのだろう…

と思う日々が続いていました。

一方で、その毎日が続いていくことに、なぜか「不安を覚えた自分」がいました。

あれ…こんな幸せが毎日続くのに、なんでそわそわしてしまうのだろう?

結論、「刺激」が少なかったから。

これに尽きると思います。

ルーティンをこなしてゆく中で、少しずつ国内を旅するようになってから、自分の世界の狭さに愕然としました。

こ、こんなにも見たことのない景色が日本には広がっているのか…じゃあ世界って一体どれだけすごいんだ?!

想像を絶する世界が広がっていると思うと夜も眠れなくなり、世界を旅している自分を想像する毎日が続きました。

この生活も悪くないけど、一回しかない人生だ。もっともっと世界を見ておきたい!

以前の僕だったら、リスクをとることに抵抗があったと思います。

でも今は、「ワクワク」のほうが圧倒的に勝っているのです。

  • 習慣の鬼
  • ルーティンの鬼

として名を馳せていた僕も笑、国内を飛び回るだけでも刺激的だったようで、自分では読めない出来事の数々に興奮しっぱなしでした。

僕に足りなかったのは、この感覚なんだ!

嬉々として海外の話をする友人たちを羨ましく思い始めた僕は、世界に旅立つ決断をしました。

ルーティンが作る生活リズムも悪いものではない。しかしそこに「ワクワク」がなければ退屈な人生になってしまう。

不確実性を求めてしまう理由

退屈な人生のループから抜け出したい

そう思ったことも事実ですし、何よりも「人より海外の経験がないこと」が悔しくて仕方なかったということもありました。

先日から読んでいる「LISTEN」にも、面白い内容が掲載されていました。

実験で、

  • いつも通り通勤をするグループ
  • 毎朝の通勤時間に「知らない人に話しかける」グループ

の2つに分けたところ、前者のグループは、ストレスが溜まるどころか仕事にも良い影響が出たそうです。

人は「ルーティン」が大好きな動物です。

ネガティブに捉えられることがありますが、生き物としては全くもって問題のない、ごく自然な傾向だと僕自身も思っています。

毎日が安定していなければ、激しいストレスにさらされてしまうからですね。

このように、できる限り今の生活を変えないようにする傾向を「現状維持バイアス」と言います。

ただ、この実験からもわかる通り、

  • 知らない人と話すこと
  • 知らない場所へ行ってみること

が、単なるストレスとは別の効果ももたらすのです。

僕自身も、

  • 知床
  • 鹿児島
  • 袋田の滝
  • 島根・鳥取
  • 熊野古道・那智の滝

など、行ったことのない場所へ行けば行くほど、そこには刺激があり最高に興奮しました。

その「新しい経験」が「すでにした経験」として蓄積される。

そして刺激が欲しくなり、さらなる「新しい経験」を求めるようになります。

待てよ…もう日本じゃ狭くなってきたぞ

もちろん、日本にもまだまだ行ったことのない場所はたくさんあります。

しかし、もっとワクワクしたいのなら、やはり「世界」です。

30代前半か…今だ。今しかない

もし今のうちに「不確実性の高い冒険」をしておけば、将来きっと役に立つ。

漫画ワンピースの「ルフィ」のように、もっと冒険してワクワクしたいと思ったのです。

そのようにして「費やした時間」は、将来お金で買うことはできません。

ベストタイミングだと思った僕は、世界に飛び立つ準備を始めたのでした。

不確実な未来はストレスのように思える。しかし人間はその新鮮さを求めるし、それが活き活きした人生に繋がるのだ。

不確実性に対する耐性を持つ

僕はルーティンが大好きです。

裏を返せば、

不確実性に対して抵抗がある

ということです。

できれば安定した、同じような日々を送りたい…

そう思っていたものでしたが、だんだんと自分の人生の「退屈さ」に気づいてきました。

あれ?このまま自分の人生、終わってもいいのかな…

様々な「転機」のおかげで、

  • 一生に一度の経験したい
  • 自分はもっと自由でありたい

そんな「本音」が、心の奥底から湧いて出てくるようになりました。

それから日本各地を飛び回り始めますと、国内を転々と旅することへの「耐性」があっという間についてしまったのです笑。

あぁ、飛行機?新幹線?ローカル線?ネットで調べて適当に荷物まとめて、とりあえず行ってみようか

と、ハードルがものすごく下がっていたのでした。

そんな自分を見て、僕は僕自身のことを、こんなに嬉しく思うようになったことはありません。

今まで旅をすることなんて、自分の「苦手分野」でしかなかったからです。

「何か起きたらどうしよう」と考えていたのは、とにかく不確実性に対する抵抗があったからでした。

そうして行動にブレーキがかかり、経験は蓄積されないままとなっていたのです。

しかし少しずつ行動ができるようになりますと、驚くことに人間とはすぐに順応できるものですね笑。

  • まだしていない経験
  • 自分に自信のない経験

考えればそれは、海外を旅することでした。

一度やってしまえば、必ず「自分の経験」となるはず

そうやって「不確実性」に対する免疫をつけたいと思ったのです。

海外を経験している人たちの「仲間入り」をしたかったのかもしれませんね。

日本国内をちょこちょこ旅しただけでも刺激的であり、すでに小さな「自信」になりました。

「免疫がついた!」というその経験こそが、僕をさらなる冒険へと駆り立てたのですね。

もし自分がそんな海外の経験をしたら、次に日本に帰ってきたときに、きっと何でも受け入れることのできる耐性がついているに違いありません。

視野も広がり、友人に楽しく海外の経験を語ることでしょう。

そんな日を夢見るほど、僕はどんどんワクワクしてしまっているのです。

不確実性に対する耐性や免疫をつけるのは、経験しかない。少しずつ自分の「輪」を広げて自信にしていこう。するといつかは何にでも動じない自分になることができるはずだ。

おわりに

結果的に、来年から世界を旅することになってしまった自分。

お金や時間に縛られずに、いろんな人と出会って知見を広げたい。

考え方が180°変わった自分ですが、実はスモールステップを踏んでいます。

  • 神奈川県内
  • 関東圏内を日帰り
  • 関西・北海道・九州

と、少しずつですが足を伸ばしているのです。

世界は日本ほど平和ではなく、危険も隣り合わせです。

下調べをしつつ、新しい出会いを求めて世界を飛び回る準備を始めていこうと思います。

不確実性に強くなるために。

それではまた!

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