こんばんは。せいじです。(@seiz_suzuki)
最近はポール・タフさんの成功する子失敗する子を読んでいます。
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まだ読み始めたところですが、教育者としていろいろと考えさせられる内容ばかりです。
日本では考えられないような、そんな家庭環境に育った子どもたちのエピソードを読んでいますと、教師として常日頃から子どもたちと接している僕も、感情が込み上げてきてしまいます。
今日はそんな教師の僕が感じたことを書いていきます。
親の愛情が全て

結論から申し上げますと、
「幼少期の赤ん坊の泣き声に、親がちゃんと反応していたかどうか」
で高校を中退するかどうかを、かなりの確率で当てられるというものでした。
教師をしていますと、
と思わざるを得ない子どもたちを見る機会が、本当によくあります。
- 家庭でしっかりとしつけがされていたり
- 小さな頃から愛情を持って育てられたり
した子どもたちを想像すれば、非行に走るイメージは湧いてきませんからね。
厚切りジェイソンさんも言っていましたが、
という指摘があります。
「全部の家庭でそうだ」というわけではありませんし、思春期の子たちとの会話はなかなかできなくて当然です。
僕も思春期の頃は、
が口癖でした。(親不孝)
やはり学校の前に家庭。
これが、全てを物語っていると思います。
経済的にも豊かであることに越したことはありませんが、それ以上に親からの愛情(育ての親でも構わない)が、純朴な子どもへと育てあげるのだとわかりました。
思春期でも、よい方向に向く可能性もありますが、それは、
ですし、なんでも打ち明けられる人がいるからこそ、なんですよね。
本書では、
「幼少期の家庭環境による影響の強さ」
が書かれていますが、思春期になっても変われた子のエピソードもあります。
いくつになっても家庭という場は、人間形成の場として核を成しているということなんですね。
恵まれた環境

僕は冗談半分ですが、
と言うことがあります。
でも今思えば、しっかりとした家庭でした。
親からは、
ということをよく聞いていたものですから、帰りに食べる菓子パンやジュースはできる限り抑え、駄菓子などでお腹を満たしてから帰っていました。
小さな狭いアパートに、中高生となった三兄妹がひしめき合い笑、寝床はなんと三段ベッドというトリッキーな住まいでした。(床が抜けそうでした笑)
それでも、僕が一番勉強に熱が入っていたため、親はいろんな教材を買い与えてくれました。
中三の時に塾にも通いましたが、今思えば自分一人の勉強で事足りてました笑。
親の愛情という意味では、過去にいろんな摩擦はあったものの、
- 礼節さ
- 言葉遣い
などは厳しく指導されました。
兄貴も頭の切れる人ですし、妹も世界を飛びまわって頑張っているので、誇れる家族ですね。
しかしそうは言っても、本書に出てくる例の子どもたちは、僕の言う「貧しい」とは「冗談でしょ?」というくらいのレベルとしか捉えようがありません。
この書籍を読んですぐに分かりました。
- もう絶望しかないような家庭
- 危険に満ちた住まいの周辺環境
が、例として数多くあげられるからです。
- 親戚や兄弟が目の前で命を落としてしまったり
- ギャングが徘徊する街で過ごさなければならなかったり
虐待や暴力を受けて育った子どもたちのエピソードが綴られています。
というつもりはありませんが、明日命があるかわからないような環境にいた子どもたちと比べてしまいますと、日本なんて可愛いものだと思ってしまいます。
それと同時に、
と、今更ながら、
としみじみと感じております。
それぞれの国や地域にはそれぞれの課題や困難がありますが、日本という国がすでに環境の整っている国であるという事実は理解しておくべきだと思います。
自分にできること

「家族」こそが、一番重きを置くべき場所であるというのは、誰もが納得することだと思っています。
以前、
という記事を書いたことがあるのですが、僕ら教師の仕事はまさにそれだなと感じております。
僕はまだ30代で、一応「若い部類」に入る先生です。
- 生徒の悩みを聞いてあげたり
- お兄さん(おじさん)役として弟妹たちを見守ってあげたり
する役割があります。
僕には弟がいませんので、学校の男子たちはまるで弟や息子のように感じてしまい、愛情が溢れてきます。
現代には現代の若者たちの悩みがあり、問題が多い場所はSNSです。
ただこれも、ここ数年で発達したネット文化・技術ですので、もう何年かかけてリテラシーが高まってくるのだとは思っています。
落ち着いた学校ではあまり問題になっていない印象もありますしね。
そうした、
- 悩みを聞いてあげられるような
- 第三の場所として頼られるような
そんな存在として認められることは、僕ら教師としてもまんざらではありません。
「福祉的な要素 ≒ 家庭的な要素」
とも言い換えられるように、愛情をもって接してあげるだけでよくて、甘やかさずに時には厳しく叱ってあげれば(かまってあげれば)、生徒たちもより信頼感を高めてくれるのだろうと思います。
しかし一番の土台となるのは、やはり家庭です。
学校でも先生でも取って代わることのできない存在ですから、ご家庭との連携も大切にしていかなければいけないという、使命もあるのですね。
おわりに
成功する子失敗する子という書籍は、研究事例が多いので読むのが大変だろうなと思っていました。
しかし、興味を持っている分野だからなのか、楽しく読むことができています。
とは思っていましたが、まさか科学的に証明されているとは思っていませんでした。
子育てをするお父さんお母さんも、一読すべき良書だと思います。
僕がGRIT(やり抜く力)がそこそこあるのは、貧しい家庭環境という逆境のおかげで火がついたからだと思っていましたが、そんな環境でサポートしてくれた両親や兄妹の存在が大きかったのだなと痛感もしました。
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若かりし頃は、
なんでも一人でやり抜いてきた
と思っていましたが、
- 家に帰ればご飯がでてきて
- 洗濯物が綺麗にたたまれていて
- お弁当を持っていくことができる
なんてすごいことなんです。
一人暮らししたり親元を離れてみたり、子育てをしたりしてみて初めてわかる、受けてきた無条件の愛。
頭が上がりませんね。
そんな恵まれた自分の境遇に感謝しつつ、また今という時間を生き抜いて、恩返ししていこうと思います。
それではまた!

